東京デザインプレックス研究所、横浜市立大教授と共同企画 病院の待ち時間を楽しく過ごしてもらうプロジェクトを実施

プレスリリース発表元企業:東京デザインプレックス研究所

配信日時: 2018-03-28 10:45:00

大人のためのデザイン専門校、東京デザインプレックス研究所(所在地:東京都渋谷区、学校プロデューサー:黒木 公司)は、横浜市立大学先端医科学研究センター・武部 貴則教授が提唱する「広告医学」に賛同し、病院での待ち時間を楽しく過ごしてもらうための「こころまちプロジェクト」を企画・実施いたしました。同校は、環境や社会に配慮した「ソーシャルデザイン」を教育コンセプトの1つとして掲げ、これまでにも様々な取り組みを行ってきました。今回は、受講生がメンバーとなり、武部教授と共に横浜市立大学附属病院内の環境における課題を洗い出すところからこのプロジェクトが始まりました。患者の皆様が待ち時間を快適に楽しく「こころまち」に過ごすために、できることを検証。
グラフィックデザイン・空間デザイン・Webデザインなど、受講生たちが同校で学んだことを活かし、下記のデザイン施策をいたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/153055/LL_img_153055_1.jpg
こころまちプロジェクトロゴ

■こころまちマップ
病院内にある待ち時間を過ごすためのさまざまなスポット。そこに思わず足を運んでしまいたくなるような地図をつくりました。地図の裏面には、折ることでメッセージが出てくる仕掛けを用意。折ったあと、院内のどこかに入れる箱を用意しているので、マップをもとに探索して楽しめます。

■こころまちぇあ
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待合室の椅子の背にアート写真を展示。眺めて、癒され楽しめるフォトギャラリーをつくりました。写真には、カラーセラピーや視力回復トレーニング、脳トレなどの効果があります。


■こころまちツリー
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クリスマス時期に実施したインクルーシブ(参加型)アートです。病院受付の横に大きなツリーを設置。「叶えたいこと」をシールに書いてツリーを飾り付けられます。時間が経つにつれ、みんなの願いやメッセージが増えていき、ツリーが華やかになります。


■こころまちラウンジ
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院内にあった休憩所を、森をイメージした内装でリラックスできるラウンジに改装。撮影スポットになるようなパネルアートを設置しました。また、車椅子や歩行器でも利用しやすいよう、インテリアの高さを調整。みんなが集まり、コミュニケーションが生まれやすくなる空間を目指しました。


■こころまちウェブ
こころまちプロジェクトの内容を解説したWebサイトです。
http://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~admed/cocoromachi-time/


今回のプロジェクトは、患者の皆様やそのご家族をはじめ多くの方々にご満足いただけました。また、医療関係者からも多くのお問い合わせやお声をいただいております。本プロジェクトは今後も継続予定のため、今回の実証実験結果の集計・分析を行い、次の試みに繋げ、デザインと医療の革新的な連携を行なっていきます。


【東京デザインプレックス研究所】
「東京発コンテンポラリーデザインの複合型教育機関」として2012年設立(2018年3月現在3,500名超の学生が在籍)。「ボーダレス思考」「ソーシャルデザイン」「経済合理性」「デジタル環境対応力」「プラスコミュニケーション」を教育コンセプトとした、大人(社会人・学生など)のためのデザイン専門校です。最先端の教育プログラムや独自の教育システムで、デザイン業界からも一目置かれるような取り組みをしてまいります。

<教育分野>
デジタルコミュニケーションデザイン、空間コンテンポラリーデザイン、グラフィック/DTP、WEBクリエイティブ、商空間デザイン、インテリアデザイン、CAD/3DCG、デザインストラテジー、UI/UX設計、クリエイティブデザイン、雑誌編集&デザイン
https://www.tokyo-designplex.com/


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