エックスライト社、PantoneLIVE認定パートナーの東洋インキがパッケージ印刷における新たな取り組みを開始することを発表

プレスリリース発表元企業:エックスライト社

配信日時: 2018-02-14 17:45:00

カラーサイエンスとテクノロジーのグローバルリーダー、エックスライト社(本社:東京都江東区、代表取締役:南 文輝)と子会社のパントン社は、PantoneLIVE認定パートナー(AIM)の東洋インキ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山崎 克己※)がパッケージ印刷において印刷会社、包装印刷を行うコンバーター向けに新たなソリューションを提供開始したことを発表しました。


東洋インキ株式会社は2016年に日本で初めてPantoneLIVEの認定エリートプログラムに参加しました。同社はPantoneLIVEを通した経験や知識を蓄積する中で、印刷会社や包装印刷のコンバーターが、色の品質保証のために多大な時間とコストを費やしている現状を目にしました。こうした問題を打開するため、印刷品質の標準化に向けた独自のサービスである色測定用の標準測色ツールセットTOYOINK Color Measure Tool Set(T-C.M.S.)の提供を開始しました。T-C.M.S.は、世界中でカラーコミュニケーションを円滑化、確実化することを支援します。

昨今、ブランド・オーナーがグローバルなカラー管理に取り組む中、印刷会社やパッケージ向けコンバーターへの要求が厳格化しています。PantoneLIVEとT-C.M.S.は、印刷会社やパッケージ向けコンバーターがカラー管理の標準化を進めることをサポートするソリューションです。

T-C.M.S.は、印刷保証のために使用される測定器としてエックスライトの分光測色計X-Rite eXact(エックスライト・イグザクト)を選定しています。本機に東洋インキ独自の基準値やライブラリーを順次搭載予定です。また、測定器の精度を保証する仕組みや、測定方法の標準化を進めようとする印刷会社や包装印刷のコンバーターを同社がサポートします。


■東洋インキ株式会社について
東洋インキ株式会社は、東洋インキグループの中核事業会社の一つとして、「パッケージ関連」および「印刷・情報関連」事業を担い、埼玉県川越市に生産拠点を有し、独創的な製品・サービスで市場をリードする企業です。
創業以来培ってきた高い技術力を誇るインキで、生活の中のあらゆる媒体に彩りと機能を付与しています。また、色の専門企業ならではのユニークなツールとして、カラーユニバーサルデザイン支援ツール「UDing(TM)」および「UDing(TM) ディザ」を提供しています。
東洋インキの詳細については、ウェブサイト( http://www.toyoink.jp ;和文・英文)をご覧ください。


■TOYOINK Color Measure Tool Set(T-C.M.S.)について
T-C.M.S.は、(1)eXact本体・(2)1年保守契約(再校正付)・(3)ISO準拠測定バッキングシート・(4)インターネットを介して随時測定の計精度を確認補正するNetProfiler利用サービスを1つのセットとして提供します。eXact本体には、東洋インキ独自の基準値やライブラリーを順次提供予定で、第1弾として広演色オフセットインキ「Kaleido(R)」プロファイルを搭載したモデルを提供します。その利用方法や色管理の方法について東洋インキが指導サポートするプログラムが用意されています。


■エックスライト社について
パントン社を子会社に持つエックスライト社は、アメリカのミシガン州グランドラピッズを本拠地とし、カラーサイエンスおよびテクノロジー分野において世界をリードする企業です。測定システム、ソフトウェア、カラースタンダード、サービスを通して、革新的なカラーソリューションの開発、製造、販売、サポートを行います。エックスライト社では、印刷、包装、写真、グラフィックデザイン、ビデオ、自動車、塗料、プラスチック、テキスタイル、歯科、医療など幅広い産業でカラーの専門知識で品質改善やコスト削減に協力しています。詳細は http://www.xrite.co.jp をご覧ください。エックスライト社の最新ニュース、情報、コミュニケーションは、LinkedIn, Vimeo、Twitter、Facebookをご覧ください。


■パントン社について
X-Rite社の子会社であるPantone社(Pantone LLC)は、世界のカラーオーソリティーとしてカラー基準を提供しています。Pantone社は50年以上、インスピレーションから実際の作業に必要なカラーガイドを提供してきました。パントン・カラー・インスティテュートは、色が人間の作用、感情、反応にどのように影響するかを研究し続けています。Pantone社は専門家が色をより効果的に活用できるよう、色に関する理解を深めることに専念し、カラーのインスピレーションの源とし、デザイナー製品・サービスを消費者に提供しています。より詳しい情報は、 http://www.xrite.co.jp をご覧ください。Pantone社の最新ニュース、トレンド、情報、コミュニケーションは、Facebook、Twitter、Pinterest、Instagramをご覧ください。


■PantoneLIVEについて
PantoneLIVE(TM)は包装のワークフロー全体においてPANTONE(TM)カラーの正確なコミュニケーションを行い、デザインから店頭販売をサポートするクラウドベースのソリューションです。認定プログラムはその一部となっています。PantoneLIVEのPANTONE PLUS SERIESカラーライブラリーは、重要なカラー情報を包装用基材にマッピングします。PantoneLIVEエコシステムはライセンスされたハードウェアとソフトウェアにサポートされており、ブランドに指定されたパレットに加え、包装サプライチェーン全体において同一のPantoneLIVE色にアクセスすることが可能です。これにより、用紙や印刷技術を問わず、製品ファミリーに一貫かつ繰り返し精度の高い色が確保され、ブランド色への統合されたアプローチを実行できるようになります。


※ TOYO INK、TOYO INKロゴ、広演色、KaleidoおよびUDingは、東洋インキSCホールディングス株式会社の商標もしくは登録商標です。
※ PANTONEおよびPantoneLIVEは、米国Pantone LLC社の商標もしくは登録商標です。X-Riteのロゴおよび名称は、X-Rite社の登録商標です。
※ 「崎」は正式には“立つ崎”となります。


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