バーチャルろくろシステム「Roquro」がついに誕生!気に入った形は好きな素材・大きさを選んで3Dプリント可能
配信日時: 2017-12-08 10:00:00
一般社団法人WAZAtoBA(所在地:東京都港区、代表:松永武士)と、X人の株式会社(所在地:東京都港区、代表:濱中拓郎)は、全く新しいモノづくりシーンをリードするために、バーチャルろくろシステム「Roquro」をリリースしました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/145049/LL_img_145049_1.jpg
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●バーチャルろくろシステム「Roquro」とは?
バーチャルろくろシステム「Roquro」は、新しいモノづくりの形を皆様にも知ってもらい、身近に感じてもらうため、一般社団法人WAZAtoBAと3dayプリンターが協同で運営するものです。
センサー上で手をかざすことで、まるで実際のろくろで造形しているように、画面上で器がつくれます。また、そのデータはそのまま3Dプリンターで出力が可能です。
伝統工芸と最新技術を掛け合わせることで、これまでにない作品を提案したり、造形のデータを蓄積抽出することで後継育成にも役立てることができます。
●経緯
一般社団法人WAZAtoBA代表の松永は福島県の大堀相馬焼の窯元の四代目です。大堀相馬焼はきちんと機能し350年の歴史を築いていました。しかし、東日本大震災により元の場所を離れざるを得なくなり、材料や土地や技術を失いました。そこで技術をデータベースとして残すことが重要だと痛感するようになりました。そんなときに元々代表同士が知人であったX人の3Dayプリンターのブログで同社が開発中のRoquroの映像を見て、伝統技術の継承・進化に活用することに協業することにいたしました。
●導入の実績
すでに福島県の中学校を中心に教育分野で導入されております。ICT教育として、3DプリンターやAIの教育が進む中、非常に親しみやすいものとして、大変好評を得ています。
また、イベントや展示会、キャンペーンとして活用のご相談を既に多数いただいております。
●今後について
今後はセンサーの強化により繊細なタッチも認識できるようにするのと同時に、機械学習をすすめることにより職人の技術データを蓄積することで、技術をアーカイブ化したり、後継者の育成や新しい技法の発見のヒントに活用してまいります。
また、陶器だけでなく、他の工芸をはじめとした手技が重視される業界へ活用することで、日本のモノづくりを世界へ盛り上げていきたいと思います。
●概要
ホームページ: https://roqu.ro/
サービス名 : バーチャルろくろシステム「Roquro」
費用 : 応相談(予算・目的に応じてご提案します)
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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