IPショーケースをIBCで再度開催:パートナーと製品の数が増え、リアルタイムIPは今ここに

プレスリリース発表元企業:IBC

配信日時: 2017-07-17 18:53:00

IPショーケースをIBCで再度開催:パートナーと製品の数が増え、リアルタイムIPは今ここに

業界は今後にとって不可欠の必須要素としてIPを採用


(ロンドン)- (ビジネスワイヤ) -- IBCの2017年IPショーケースは、大きな成功を収めたIP相互運用性ゾーンを発展させたものです。IP相互運用性ゾーンはIBC2016に世界で初お目見えし、多くの企業が自社のIP製品のデモを行い、リアルタイムIPシグナルフロー規格のSMPTE ST 2110スイートの定式化と広範な採用で大きな前進を果しました。

IPショーケースはIBC2017の来場者にとって重要なイベントとなるもので、リアルタイムのIPプロダクションが実用性・柔軟性・効率性の点で現実性を持ち、これが主業務で急速に定着していることを放送/メディア界に示します。IPはもはや「未来」ではなく、今ここにあるものです。

IPショーケースを支えるパートナーにはAES、AIMS、AMWA、EBU、IABM、MNA、SMPTE、VSFがあります。これら組織がIBCと一致協力して、リアルタイムメディアのためのIP利用の潜在力をフルに解き放つために知る必要があることすべてを、放送とITのエンジニアや最高経営責任者(CEO)からTVプロデューサーまでのあらゆる方々が学ぶことができるよう、ワンストップのイベントを開催します。

ベンダー40社以上が協力して、SMPTE ST 2110最終ドラフト規格とAMWA NMOS仕様に基づく現実環境でのIP相互運用性のデモを実施します。これらは一般的なIP相互運用性/仕様のシングルセットとして、リアルタイムメディアにおけるIPの柔軟性と効率性を解き放つものです。使いやすさと相互運用性を実証するために、デモはロジカルアプリケーションポッドごと、すなわちライブプロダクションのシグナルフロー、素材伝送、プレイアウトのシグナルフローに分割し、すべて使いやすいインターフェースによる管理の下で行います。

IPショーケースの来場者は下記のことを学ぶことになります。

IPワークフローの業務・技術・創作の点での利点 リアルタイムメディアのためのIPネットワーク利用の利点を解き放つために取る実際的措置 必要な知識・スキル・リソース 実際の放送アプリケーションで既にIPを活用他社の事例 IPネットワーク規格に基づくプロメディア向けSMPTE ST 2110スイートについての理解 IPベースメディアシステム向けNMOS IS-05 Connection Managementを含む今後の動向 IABMが調整する総合的なIPショーケースのイベントは、リルタイムのIPプロダクションと施設内配信のありとあらゆる知識をカバーする一連のプレゼンテーションを一挙に開催します。放送事業者が既にIPシグナルフローを採用して、実際にIP技術を導入している事例が急速に増えており、来場者はこれらの導入事例について聞くことができます。またIPの業務や創作の点での利点や、自社の業務にこれらの利点を生かす方法についても学びます。

ダイレクトセールスのプログラムがないIPショーケースは、IBC来場者に知識と活力を得ていただくことを専ら意図しており、変化を取り入れ、効果的に計画を立て、究極的には柔軟性・効率性・クリエイティブ性を高めた放送業界を構築することに狙いがあります。

IBCのマイケル・クリンプ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「IBCはIBC2017でまたIPショーケースのパートナー企業と協力できることを大変うれしく思います。IPショーケースは、IP相互運用性規格がIBC2016で最初のデモが行われてからどの程度進展したかを来場者が確認するための機会として最適なものとなります。また既にIPを標準として採用している組織から学ぶこともできます。」

編集者への注記:

IBCについて

IBCは、世界をリードするメディア、エンターテインメント、テクノロジーの展示会です。170カ国以上から5万5000人以上の参加者を集め、評価の高い会議(査読あり)が催され、先進的サプライヤー1700社以上による最新の電子メディアおよびエンターテインメント技術の展示が行われます。

IBC2017の日程 会議:       2017年9月14~18日 展示:       2017年9月15~19日 IBC2017の詳細情報: show.ibc.org/

AES - オーディオエンジニアリング協会はオーディオ技術に専心する唯一の専門家協会です。AESはオーディオにおける進歩を促進し、新たな知識と研究を広めることで、世界中のオーディオエンジニア、クリエイティブアーティスト、科学者、学生を結び付ける国際団体です。

AIMS(The Alliance for IP Media Solutions、IPメディア・ソリューションのためのアライアンス) - AIMSは「IP上での相互運用性のための一般的で遍在的なプロトコルの普及を促進」するために設立された非営利業界団体です。AIMSは規格や勧告、オープン仕様の導入と促進に傾注することで、JT-NM加盟組織やAESの活動を補完しています。

AMWA – AMWAは完全自動化された仮想化メディアワークフローを実現するネットワーク化メディアのオープン仕様の策定に傾注する組織として権威と定評があります。

EBU - 欧州放送連合(EBU)はパブリックサービスメディア(PSM)の世界有数の団体です。加盟組織は2000近くのテレビ/ラジオチャンネルに加え、数多くのオンラインプラットフォームを運営しています。EBUは加盟組織に対して、専門技術、支援、指導、ツール、助言を提供しています。

IABM – IABMは放送/メディア技術のサプライヤーのための唯一の国際的業界団体です。IABMはマーケットインテリジェンス、研修、イベント、技術、展示会、ビジネス標準、最優良事例にまたがる包括的なサービスにより、加盟企業を支えています。

MNA – メディア・ネットワーキング・アライアンスはオーディオネットワーキング相互運用性規格AES67の採用を積極的に推進するために設立された非営利組織です。

SMPTE® - 1世紀以上にわたり、SMPTE(“simp-tee”と発音)に集う人々は「トーキー」やカラーテレビの投入からHD TVやUHD(4K、8K)TVまで、メディア/エンターテインメント技術における数多くの前進で細部を解決してきました。1916年の設立以来、SMPTEは業界において動画技術を前進させる活動が評価され、オスカー賞や複数回のエミー賞を受賞しています。SMPTEは数多くの規格、実務勧告、技術指針を開発しており、うち800以上が今日において使用されています。SMPTE Time Code™とSMPTE Colour Bars™はまさに、SMPTEのよく知られた業績を示す2つの例です。2世紀目に入ったSMPTEは、ITやIPを基盤とするワークフローの発展が続く中で、次世代規格を策定するとともに、相互運用性を確保するために業界への知識提供に取り組んでいます。

ビデオ・サービス・フォーラム(VSF) - ビデオ・サービス・フォーラム(VSF)はサービスプロバイダー、ユーザー、メーカーで構成される国際団体として、ビデオネットワーキング技術の相互運用性、品質指標、教育に専心しています。VSFは長年にわたって、ビデオ・オーバー IPの技術勧告を開発し、加盟企業向けに相互運用性試験を実施する活動を積極的に行ってきました。数多くのこれら勧告のデモをIBCショーケースで行います。

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