銭湯を、地域で一番気持ちのいい“たまり場”へ。銭湯の新しいカタチで地域を沸かす

プレスリリース発表元企業:日の出湯

配信日時: 2017-03-20 07:00:00

“銭湯”で地域コミュニティを活性化する『はだかの学校』プロジェクト始動!年齢も職業も異なる老若男女が、同じお湯につかって地域・文化を学ぶ。

上野・稲荷町にある銭湯・日の出湯(東京都台東区、代表:田村祐一)は、REBIRTH PROJECT(代表:伊勢谷友介)、株式会社アサツー ディ・ケイ(本社:東京都港区、代表取締社長:植野伸一)と協同で、銭湯で地域コミュニティ活性化を目指す『はだかの学校』プロジェクトを2017年3月27日に始動いたします。『はだかの学校』は、地域に根付いた銭湯が、授業をきっかけに、訪れた人同士で自然とコミュニケーションが生まれるような場を提供することで、銭湯と地域コミュニティの活性化を図ります。



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■『はだかの学校』とは
 銭湯(日の出湯)を地域の新たな学びの場として捉え、地域の学びの場としてお風呂の中で授業を行う新発想のイベントです。2017年4月以降も、定期的に開催していく予定です。
 学校と言っても、入浴(入学)試験などはありません。学費も無料(通常の入浴料のみ必要です)。
 「誰でも先生、誰でも生徒」を合言葉に講師・生徒ともに地域の住民を中心に、老若男女を問わず広く参加していただけます。また、授業内容についても、地域や銭湯にゆかりのあるものとして、“はだかの学校”が地域の活性化につながることを目指します。

※具体的な授業内容や講師の人選などは現在、調整中です。

はだかの学校WEBサイトイメージ 日の出湯 内観
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■当プロジェクトが「はだかの学校」にかける思い

・銭湯で地域を学ぶ、地域に親しむ
 江戸時代の頃、銭湯は庶民の憩いの場としてにぎわっていました。お湯につかれば年齢や肩書も関係なく、誰もが素の人間になる。包み隠しなく、互いの本音を言い合える関係のことを「はだかのつきあい」といいますが、銭湯は本来そんな交流が生まれる場所だったのだと思います。
 また、地域に目を移せば、社会から益々孤立し、“日常生活の中で誰かと話すことがほとんどない”“困ったときに頼れる人がいない”というお年寄りは増加傾向にあります。『はだかの学校』は、銭湯での学びを通して、地域交流を活発化させ、ご近所づきあいのきっかけとなる場を提供したいと考えます。

・銭湯の新しい価値をつくりたい
 昭和43年をピークに、銭湯の数は減り続けており年々そのスピードを加速させています。廃業の理由は設備・建物の老朽化、経営者の高齢化、燃料の高騰、利用者の減少等、様々ですが、ここ10年で約40%の銭湯が廃業となっています。
 あらたな学びのカタチである「はだかの学校」プロジェクトをきっかけに、銭湯に近所の人がもっと集まり、地域の交流の場になっていく。そんな銭湯の新しい価値づくりにつなげたいと考えています。


■開校に先駆けてWEBサイトオープン

『はだかの学校』プロジェクト始動に先がけ、webサイトを3月20日にオープンいたします。『はだかの学校』に関する新しいニュースや講師・授業内容についても随時更新予定です。

http://www.sento-manabi.com


■プロジェクトメンバー

プロジェクト発起人 田村祐一(日の出湯オーナー/「SAVE THE 銭湯」代表)

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東京蒲田にある大田黒湯温泉第二日の出湯の四代目、銭湯の跡取りとして生まれ育つ。
大学卒業後、家業である有限会社日の出湯に就職。26歳の時に取締役に就任。
2012年5月より創業の地である浅草にある銭湯、日の出湯のマネージャーとして銭湯経営再建に着手。設備産業である温浴事業を、設備投資なしで業績回復に成功する。
銭湯のオーナーを務める傍ら、銭湯を日本の未来に残すプロジェクト『SAVE THE 銭湯!』の代表も務める。


株式会社REBIRTH PROJECT

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「人類が地球に生き残るためにはどうするべきか?」と言う命題のもと、私たち人間がこれまでもたらした環境や社会への影響を見つめなおし、未来における生活を新たなビジネスモデルと共に創造していくために活動。

代表:伊勢谷友介
今回、ADKさんの「ブレーンタル」に当プロジェクトを選んでいただき、多世代共生での地域社会から盛り上げる企画を一緒に創れたことを嬉しく思っています。銭湯を入浴するだけではない場として“再生”させることは、非常にクリエイティブなテーマだと考えています。「はだかの学校」は日本、いや世界各地で実施可能な事業です。まずは近所にある銭湯に行ってみるところから始めてみてはいかがでしょうか。


株式会社アサツー ディ・ケイ
(本社:東京都港区、代表取締社長:植野 伸一、以下「ADK」)
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ADK 創立60周年記念CSR/CSVプロジェクト『ブレーンタル』
2016年3月に創立60周年を迎えたADKでは、社員が広告会社ならではのスキルを活かし、社会の課題や日常の悩みに対するアイデアやソリューションを無償で提供するCSR/CSV活動『ブレーンタル』を期間限定で実施しています。(www.adk.jp/csr/society/braintal/)
『ブレーンタル』とは、「ブレーン」×「レンタル」の造語。クリエイター、プランナー、マーケッター、営業などさまざまな分野で活躍する有志が参加し、これまで会得してきたスキルやノウハウを通常の業務から拡張し、”プロボノ”として世の中に還元するプロジェクトです。

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株式会社マテリアル
(本社:東京都港区、代表取締社長:東 義和)


設立:2005年2月
主な事業内容:PR事業を主軸としたマーケティングコミュニケーション業務全般/キャスティング業務
銭湯と地域コミュニティの新しい可能性に魅力を感じ、プロジェクトに参画しました。
本プロジェクトではPR全体を担当しています。

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