エクソンモービル、2012年度第1四半期の業績速報を発表

プレスリリース発表元企業:Exxon Mobil Corporation

配信日時: 2012-05-02 11:03:00

エクソンモービル、2012年度第1四半期の業績速報を発表

(米テキサス州アービング)- (ビジネスワイヤ)-- エクソン モービル コーポレーション(NYSE:XOM):

            第1四半期 2012       2011 % 特別項目を除く利益1

百万米ドル

9,450 10,650 -11 普通株式1株当たり米ドル 希薄化後 2.00 2.14 -7   特別項目

百万米ドル 0 0   利益

百万米ドル 9,450 10,650 -11 普通株式1株当たり米ドル 希薄化後 2.00 2.14 -7   設備投資および探鉱 費用 - 百万米ドル 8,834 7,821 13   1「利益への言及」を参照

  エクソンモービルのレックス・W・ティラーソン会長は、次のように述べています。

「第1四半期の業績には、雇用創出と経済成長を支えるために必要なエネルギーの開発と供給に取り組む当社の継続的な努力が反映されています。経済の不確実性は継続しているものの、当社は将来のエネルギー需要を満たすために確実な投資計画を進めています。」

「設備投資・探鉱費用は88億ドルとなり、今後5年間にわたって約370億ドルを投資する計画を継続的に進めています。」

「当四半期も営業活動と資産売却によるキャッシュフローは良好で、218億ドルとなりました。」

「第1四半期の利益は95億ドルで、2011年第1四半期から11%減少しました。」

「原油換算生産量は2011年度から5%以上減少しました。価格の上昇が採掘権量に及ぼす影響、OPEC割当量の影響、ダイベストメントを除くと、生産量は1%の減少となります。」

「第1四半期には、配当と自社株式購入による流通株式数削減を合わせて70億ドル以上を株主に分配しました。」

第1四半期のハイライト

利益は94億5000万ドル(資産売却による約4億ドルの利益を含む)で、前年同期(2011年度第1四半期)から11%、12億ドル減少しました。 1株当たり利益(希薄化後)は2.00ドルで、7%の減少となりました。 設備投資および探鉱費用は88億ドルとなり、前年同期比で13%増加しました。 原油換算生産量は前年同期比で5%以上減少しました。価格の上昇が採掘権量に及ぼす影響、OPEC割当量の影響、ダイベストメントを除くと、生産量は1%の減少となります。 営業活動および資産売却によるキャッシュフローは218億ドル(資産売却に伴う受取金は25億ドル)でした。 流通株式数を削減するための自社株式購入は50億ドルでした。 1株当たりの配当金は0.47ドルとなり、前年同期比で7%増加しました。 エクソンモービルとロスネフチは、ロシアで石油と天然ガスを共同で探査・開発する長期的戦略提携合意を前進させて技術と専門知識を共有する合意書に調印したと発表しました。ロスネフチは米国とカナダでの探査・開発プロジェクトにも出資します。 ルーマニアでは、エクソンモービルの関連会社が黒海のネプチューン鉱区で掘削船ディープウォーター・チャンピオンによる深海での新たなプレイテストで掘削を成功させ、この鉱区での今後の掘削機会に向けてさらに3D地震探鉱データを取得する予定です。 エクソンモービルは、タンザニア沖試掘井の掘削に参加して成功を収め、この試掘井で高品質のガス層に約5兆立法フィートの可採ガスがあることを発見しました。この鉱区で他の鉱脈があるかどうかを試験する2回目の試掘を計画しています。 2012年度第1四半期と2011年度第1四半期の比較

川上事業の利益は78億200万ドルで、2011年度第1四半期から8億7300万ドル減少しました。液状製品と天然ガスの実現価格の上昇により利益は9億8000万ドル押し上げられ、販売量の減少により8億5000万ドル押し下げられました。営業経費が増加したことと資産売却益がなかったことなど、その他の項目の影響で利益は10億ドル押し下げられました。

原油換算では、生産量は2011年度第1四半期から5%以上減少しました。価格の上昇が採掘権量に及ぼす影響、OPEC割当量の影響、ダイベストメントを除けば、生産量は1%の減少となります。

液状製品の生産量は合計2214 kbd(キロバレル/日)で、2011年度第1四半期から185 kbd減少しました。価格上昇が採掘権量に及ぼす影響、OPEC割当量の影響、ダイベストメントを除けば、液状製品の生産量の減少は1%未満となります。これは、自然減退のほとんどが、アンゴラおよびイラクでのプロジェクトの開始やダウンタイムの減少によって相殺されたためです。

第1四半期の天然ガス生産量は1万4036 mcfd(百万立方フィート/日)となり、2011年度から489 mcfd減少しました。これは主に自然減退とダイベストメントによるものです。

米国の川上事業による利益は10億1000万ドルで、2011年度第1四半期から2億6900万ドル減少しました。米国外の川上事業による利益は67億9200万ドルで、前年度から6億400万ドル減少しました。

川下事業の利益は15億8600万ドルで、2011年度第1四半期から4億8700万ドル増加しました。利益率の低下により、利益は4000万ドル押し下げられました。生産量と製品構成の影響により利益は2億1000万ドル押し上げられ、資産売却益を中心とするその他の項目により3億2000万ドル押し上げられました。石油製品の売り上げは6316 kbdで、前年度第1四半期から49 kbd増加しました。

米国の川下事業による利益は6億300万ドルで、2011年度第1四半期から9100万ドル減少しました。米国外の川下事業の利益は9億8300万ドルで、前年度と比較して5億7800万ドル増加しました。

ケミカル事業の利益は7億100万ドルで、2011年度第1四半期から8億1500万ドル減少しました。利益率の低下により利益は5億2000万ドル押し下げられ、また、計画的保守のコスト増や有利な税項目がなくなったことなどのその他の項目により、利益は3億ドル押し下げられました。第1四半期の主要製品の売り上げは6337 kt(千メートルトン)で、前年度第1四半期から15 kt増加しました。

コーポレート費用および財務費用は6億3900万ドルで、前年同期と同水準でした。

2012年度第1四半期において、エクソン モービル コーポレーションは、自社の普通株式6600万株を総額57億ドルで購入し、自己株式としました。この内50億ドルは流通株式数を削減するためのもので、残りは当社の報酬制度との関連で株式を取得するために使用されました。現時点において、2012年度第2四半期には、流通株式数の削減に向けて50億ドルの株式購入が行われる見通しです。購入は公開市場と相対取引の両方で行われる可能性があります。また、事前の予告なく、株式数の増加、減少、あるいは購入の中止が行われる場合があります。

財務データおよび営業データの主な速報値を以下に示します。

エクソンモービルは、2012年4月26日午前10時(米国中部時間)より、ウェブキャストで決算、業績、その他の事項について説明します。この会議の生中継や記録版をお聴きになる場合は、当社のウェブサイトexxonmobil.comにアクセスしてください。

注意事項

将来の計画、予測、イベント、条件に関する記述は、将来の見通しに関する記述です。プロジェクトの計画・費用・タイミング・生産能力、設備投資および探鉱費用、資源採取ならびに株式購入の水準などの実際の結果は、さまざまな要因によって大きく異なるものとなる可能性があります。このような要因としては、石油およびガス価格の変動や石油・ガス業界に影響を及ぼすその他の市場環境および経済状況(景気後退の範囲や期間を含む)、探鉱および開発努力の結果、税や環境要件などの法律および政府規制の変化、商業交渉の結果、技術環境または事業環境の変化、ならびにエクソンモービルのウェブサイトの「投資家(Investors)」セクションおよびエクソンモービルの2011年度フォーム10-Kの第1A項で「将来の結果に影響する要因」の見出しの下に取り上げられているその他の要因があります。エクソンモービルは、将来においてこのような記述を更新する義務を負いません。石油または天然ガスの量について言及する際には、エクソンモービルとしては最終的には生産すると考えているものの、SECの定義による「確認埋蔵量」として分類されていない量が含まれている場合があります。

一般的に使用される用語

従来の慣例に従い、本プレスリリースには特別項目を除く利益と特別項目を除く1株当たり利益が含まれています。これらはいずれも非GAAP財務指標であり、各期間にまたがって基本的な事業成績を比較する上で有益な方法であるため記載されています。エクソンモービルの純利益との調整は添付資料IIに示されています。本リリースには、営業活動と資産売却によるキャッシュフローも含まれています。エクソンモービルでは、資産管理とダイベストメント・プログラムを恒常的に行っているため、投資家の皆さまが事業投資活動と財務活動のために利用可能なキャッシュを評価する際に、子会社や有形固定資産の売却に伴う受取金、投資物の売却収入や利益を営業活動から得られるキャッシュと合わせて考えることが有益だと考えています。営業活動から得られるキャッシュとの調整は添付資料IIに示されています。エクソンモービルで一般的に使用されている財務指標、営業指標、その他の用語に関する詳細情報は、エクソンモービルのウェブサイトexxonmobil.comの投資家向けセクションで「一般的に使用される用語(Frequently Used Terms)」の項目に記載されています。

利益への言及

合計企業利益は、損益計算書のエクソンモービルに関する純利益(米国GAAP)を指しています。特に記載されていない限り、利益、特別項目、特別項目を除く利益、川上事業、川下事業、ケミカル事業、コーポレートおよび財務セグメントの利益、1株当たり利益は、非支配持分に帰属する額を除いたエクソンモービルの持分を指しています。

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連絡先
ExxonMobil
Media Relations, 972-444-1107

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