カタリスト、職場における女性の昇進活動50周年を祝福

プレスリリース発表元企業:Catalyst

配信日時: 2012-04-02 14:16:00

オーストラリア・コモンウェルス銀行とソデクソのイニシアチブを2012年カタリスト・アワード・ディナーで表彰

(ニューヨーク)- (ビジネスワイヤ)-- 変化の触媒役を果たして50年、活動はさらに拡大しています!  カタリストは今夜、ガラ形式のカタリスト・アワード・ディナーで女性と企業の機会拡大の先駆者を務めた歴史的な50年間を祝福しました。ディナーには、100人を超す最高経営責任者(CEO)を含む2000人以上の世界的なビジネスリーダーが出席しました。そのディナーで、カタリストの取締役会長でアーンスト・アンド・ヤングの会長兼最高経営責任者(CEO)のジェームズ・S・ターリーが、職場での女性の昇進に関する素晴らしいイニシアチブに関して2012年カタリスト・アワードオーストラリア・コモンウェルス銀行ソデクソに贈呈しました。ニューヨークのウォルドーフ・アストリアで開催されたこの祝典は、昨日と本日の2日間にわたって開かれた特別なカタリスト・アワード会議で始まりました。月曜日、カタリストは50周年を記念してニューヨーク証券取引所でクロージングベルを鳴らしました。祝賀行事は、カナダ、欧州、インドでも年間を通じて開催されます。

カタリストのアイリーン・H・ラング社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「女性は、企業、経済、社会全体を支えるために欠かせない存在であり、指導者としての全面的な参加が求められています。カタリスト・アワードを受賞したイニシアチブが企業に活動を促すように、私たち各人が変化を生む力を備えた触媒です。カタリストの50周年を記念して、私たちは女性と男性の両方に対して、歴史における自身の立場を認識し、女性と企業の機会拡大への触媒になることを呼びかけたいと思います。」

女性がパートタイムの仕事を見つける手助けをすることを目標に1962年に設立されたカタリストは、3大陸にオフィスを構え、「職場を変えて、生活を変える」というビジョンを共有する500社以上の会員企業を有する世界的な組織へと成長してきました。女性は現在、多くの国で労働力の50パーセント近く、大学や専門学校の卒業生の50パーセント以上を占めるようになりましたが、企業で幹部職に就くという点ではまだ課題が残っています。職場における女性の昇進に関する50年に及ぶ活動で、カタリストは才能ある女性を評価して報いる文化を築くための対策に関して会員企業を支援してきました。

2012年カタリスト・アワードを受賞してカタリスト・アワード・ディナーで表彰されたイニシアチブは、いずれも女性の昇進が企業に対して持つ意味と多様性のある経営陣の競争優位性に鋭く焦点を当てています。

オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)のイニシアチブ「ジェンダーの多様性への扉を開く」は、女性や人種・民族的に多様な集団が職場で頻繁に直面する障壁の打破を目的とするさまざまな戦略・プログラムを通じて、上級幹部職に就く女性の数を増やすことを目指すものです。

オーストラリア・コモンウェルス銀行マネジングディレクター兼最高経営責任者(CEO)のイアン・ナレブ氏は、次のように述べています。「オーストラリア・コモンウェルス銀行は、ジェンダーの多様性に関するイニシアチブで2012年カタリスト・アワードを獲得し、多様で包含的な職場の構築に関するリーダーとして国際的に認められたことを誇りに思います。当社の長期的な成功には、幅広い技術と視点が不可欠です。私たちは、最も広範囲に人材を活用するため、無意識の偏見といった障壁を打ち破ることに焦点を当てています。2014年末までに当社の指導層の女性比率を35パーセントにするという目標に向けて、着実に前進していきます。」

ソデクソのイニシアチブ「日々の努力:従業員の経験を通じて事業の成功を目指す」は、女性を含む全従業員の成功を確保するために必要なツール、資源、支援を提供する体系的な戦略です。

ソデクソ・ノースアメリカのGeorge Chavel社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ソデクソは、2012年カタリスト・アワードを受賞できて光栄に思います。この賞は、全従業員の中でも特に女性や白人以外の人を昇進させるための多面的な多様性・包含性戦略で私たちが達成した成果を評価・確認するものです。今回の成果は、ソデクソの従業員12万5000人の協力があってこそ達成できました。従業員による多様性と包含性への個人的・集団的取り組みは、当社のビジネスの手法や目的を変えました。そのことで、ソデクソはより強く機動的でさらに賞賛される会社へと変わりました。」

水曜日と木曜日には、600人以上のビジネスリーダーと女性団体のリーダーが2012年カタリスト・アワード会議と50周年記念式典に参加しました。その日の早い時間には、キャンベルスープカンパニーのデニス・モリソン社長兼最高経営責任者(CEO)とフロンティア・コミュニケーションズのマギー・ウィルデロッター会長兼最高経営責任者(CEO)を迎えて特別ランチ講演会を開催しました。姉妹として初めてフォーチュン1000企業の経営者となった両氏は、「マミートラックの再定義」をテーマとした講演の中で自身のキャリアについての洞察を披露しました。

カタリスト・アワードを受賞したイニシアチブに加えて、2日間の会議では、女性と仕事の未来、カタリストのユニークで新しい男性向けオンライン学習コミュニティーのMARC(Men Advocating Real Change、本当の変化を訴える男性)、男女平等イニシアチブの「ゲット・イーブン」(カタリスト、ザ・ホワイトハウス・プロジェクト、全国女性研究評議会が共同で推進)、メディアにおける女性の描写(スーパーモデルのエミー氏、映画プロデューサーのスーザン・カートソニス氏、Draftfcb執行副社長のマイク・デブリン氏、INSEADで組織行動学の教授を務めるハーミニア・イバーラ氏が参加)、多様な女性を含む職場の創造について議論がなされました。

会議では、過去50年間にカタリストが女性にもたらしてきた多大な影響と、それが将来引き起こす変化、そして各人が変化の触媒になることができる力について紹介する展示も行われました。

2012年カタリスト・アワード会議のスポンサーは、ザ コカ・コーラ カンパニーウォルマート、2012年カタリスト・アワード・ディナーのスポンサーは、ペプシコシェル・オイル・カンパニーが務めました。

カタリストについて

1962年に設立されたカタリストは、女性と企業の機会拡大を先頭に立ってリードする非営利組織です。米国・カナダ・欧州・インドにオフィスを構え、500社以上の一流企業を会員とするカタリストは、職場における女性に関する調査、情報、アドバイスを得るためのリソースとして信頼されています。カタリストは年に1度、女性の昇進を推進する模範的な組織のイニシアチブをカタリスト・アワードで表彰しています。

カタリスト・アワードについて

カタリスト・アワードは、あらゆる多様な女性の採用、能力開発、昇進に取り組んで測定可能な成果を上げている革新的な組織的アプローチを毎年表彰するものです。カタリストは1年をかけて厳格にイニシアチブを審査し、最終的には候補に残った組織の集中的な現場評価を行います。カタリストは、成功したイニシアチブを表彰し、共有し、讃えることで、女性にとっても企業にとっても望ましいイニシアチブを創造する模範を示しています。

オーストラリア・コモンウェルス銀行について

コモンウェルス銀行は、個人・富裕層・企業・機関向けの銀行業務、資金運用、年金、保険、投資、株式仲介の商品・サービスを含む総合金融サービスを提供するオーストラリアの大手金融機関です。オーストラリア証券取引所に上場する最大企業の1社であるコモンウェルス銀行グループは、モルガン・スタンレー・キャピタル世界指数の構成銘柄です。

ソデクソについて

ソデクソは、日常生活を豊かにするソリューションの世界的リーダーです。生活の質は、個人の発展と組織の業績に重要な役割を果たしています。ピエール・ベロン氏が1966年に設立して以来、ソデクソはこの信念に基づいて業績と従業員の福祉を重視する企業・団体のパートナーを務めてきました。仕事への情熱を共有するソデクソの80カ国41万3000人の従業員は、生活の質に関する比類のないサービスの数々を設計・管理・提供しています。ソデクソは、従業員の自己実現と営業するコミュニティー・地域・国の経済・社会・環境的発展に貢献する新しい形のサービス事業を生み出しています。

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