完全無償の病院をカンボジアに開院!貧しい人々に医療を届けるため、日本人医療者を年間200人以上、派遣へ【NPO法人ジャパンハート 】

プレスリリース発表元企業:認定NPO法人ジャパンハート

配信日時: 2016-05-24 09:36:14

日本全国から集まる日本人医療者と共に、カンボジアへ安定した無償の医療提供と現地の医療人財育成を実現。小児がん治療も視野に。

特定非営利活動法人ジャパンハート(所在地:東京都台東区、代表:吉岡秀人、以下ジャパンハート)は、拠点病院ASIA Alliance Medical Center(ジャパンハート医療センター 以下、JH医療センター)を建設。2016年6月9日に、開院。医療を求めて、貧しい人々が病院を訪れている。JH医療センターは、「貧しい子ども、お母さんと赤ちゃんのための病院」。病院には、ジャパンハートが抱える医療者の他、日本全国から、ボランティアとして手を挙げた医師、看護師が無償で医療活動を行う。この病院の稼働によって、カンボジアの貧困層に安定した無償の医療提供と、継続的な現地人医療者の育成が可能となる。 JH医療センターの建設と設備費用は、主に日本で集められた寄付によって実現した。



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◆カンボジア病院プロジェクト 
概要・名称: ASIA Alliance Medical Center(ジャパンハート医療センター)
・建設予定地:カンダール州Puhnea Leu郡(プノンペンの北東約35キロ ※地図参照)
首都近郊で遠方からの患者も来院しやすい幹線道路沿いとした。
・本病院は現在フェーズ1。今後、2段階の拡張を行い、その機能を拡充する。貧困層の子どもと妊産婦、出産に重心をおいた診療を行う。
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フェーズ1 2016年5月開業。 延べ床面積:637m2  ベッド数:40
診療科:外科・内科・小児科・周産期科
フェーズ2 2016年建設開始、周産期科を大幅に増設。
延べ床面積:994m2 ベッド数:計100~110
診療科:周産期科
フェーズ3 建設時期未定。 延べ床面積:2,000m2
診療科:がん治療を開始する ベッド数:計200

・勤務する医療者はジャパンハートの常駐日本人医師、看護師と日本からの短期ボランティア医師、看護師、そして現地人の常駐医師、看護師から構成される。
・従来の支援病院、周辺ヘルスセンターの医療者、当病院での研修を希望するその他医療者を厳格な審査のもと受け入れ、臨床研修の場として病院を提供する。

◆カンボジア病院プロジェクトの目的
1. 地域の貧困層を中心に診察、治療、手術を提供。
2. 現地医療者の人材育成(臨床研修)の場所として活用。
3. JH医療センターを拠点化し、現在支援を行う以下の3病院を始めとした地域医療機関との連携強化により保健・医療・災害の包括的支援を可能とする、地域医療支援病院を目指す。
・コンポンチャム州チューンプレイ病院
・プレイベン州ペイリアン病院
・カンダール州ロカカオン病院

◆計画に至る背景と病院建設の必要性
カンボジアではポル・ポト政権の影響から、人口1万人あたりの医師数が2.4人(2008年)と他アジア諸国に比べて最低水準にあり、医療施設や医薬品不足に加え、人材育成も不足する深刻な状態にある。また国立病院の医療者は待遇が悪く、国民の国立病院への評価は悪化する一方である。患者にとっては全額負担となる診察代や薬品代は重い負担であり、多くの人々が基本的な医療を受けられない状況が今もなお続いている。
これらの状況から、この先のカンボジア医療界に最も必要なものは、正しい医療の知識・技術を持った自国の人材と、そこから生まれる信頼できる医療、安心して受けられる医療環境であると判断。保健医療サービスの底上げを図るため、現地人医療者を継続的に教育できる設備を持つ拠点病院建設計画に至った。

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<社会人営利活動法人ジャパンハートとは>
2004年、小児外科医の吉岡秀人医師が、国際医療ボランティア団体として設立。「医療の届かないところに医療を届ける」を理念として、ミャンマー、カンボジア、ラオス、日本国内の僻地・離島、東日本大震災の被災地などで活動。貧困層を対象に無償で診療・手術を行い、その数、年間2万件。これらの医療活動を支えるのは、日本から参加する年間のべ500名のボランティア医療者である。
・ホームページURL http://www.japanheart.org/

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