朝の連続ドラマで話題日本の「暮し」を変えた二人の生涯に迫る
配信日時: 2016-04-01 17:15:00
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 清水卓智)は、2016年4月1日(金)、長尾剛著『大橋鎭子と花森安治 美しき日本人』(PHP文庫)を発売しました。
4月4日から始まる朝の連続ドラマのヒロイン、そのモデルとなったのは大橋鎭子。伝説的編集者の花森安治とともに、一世を風靡した生活総合誌「暮しの手帖」を世に送り出した人物です。物語では、焼け野原となった戦後の東京で、ヒロインが悪戦苦闘しつつ雑誌を創刊し、世に広めていくところがハイライトとなるそうですが、実際の大橋鎭子も小学5年で父親を失い、母と妹たちを支えつつ家長として生きることを余儀なくされました。家族を養うために出版社を起こすような並外れた行動力を持った女性、本書ではそんな大橋鎭子の波乱に満ちた人生と、雑誌編集のパートナーとなる花森安治生い立ちから晩年までを、戦前・戦中・戦後の社会情勢とともに紹介していいます。
大橋鎭子は面識もない川端康成や皇室に原稿を依頼し入手しますが、どうしてそんなことができたのか。相棒の花森安治は普段から女装をしていましたが、そこに隠されていた本心とは、などトリビア的なエピソードも紹介されており、ドラマをもっと楽しむガイドブックとして楽しむことができます。
≪定価・判型について≫
定価:本体620円(税別)
判型:文庫判並製/304ページ
≪著者について≫
長尾 剛(ながお たけし)
1962年、東京生まれ。東洋大学大学院修了。『日本がわかる思想入門』(新潮OH!文庫)、『知のサムライたち』(光文社)、『話し言葉で読める「方丈記」』、『話し言葉で読める「蘭学事始」』(以上、PHP研究所)などのほか、『漱石ゴシップ』(文藝春秋)、『吾輩は隣のおじさんである 漱石学入門』(ごま書房)、『漱石の「ちょっといい言葉」』(日本実業出版社)、『漱石復活』(三修社)、『あなたの知らない漱石こぼれ話』(日本実業出版社)、『目からウロコの新解釈 もう一度読む夏目漱石』(双葉社)、『心が強くなる漱石の助言』(朝日ソノラマ)、『自分の心を高める漱石の言葉』(PHP研究所)等、夏目漱石関連の編著書多数。
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プレスリリース提供元:@Press
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