2012-02-09 16:45:00

ナイキが無水染色技術の量産利用を目指した戦略的パートナーシップを発表

プレスリリース発表元企業:NIKE, Inc.

ナイキが無水染色技術の量産利用を目指した戦略的パートナーシップを発表

(米オレゴン州ビーバートン)- (ビジネスワイヤ)-- ナイキ(NYSE:NKE)は本日、初めての商業用の無水生地染色機を開発・製造したオランダのダイクー・テクスタイル・システムズと戦略的パートナーシップを締結したと発表しました。再生二酸化炭素を利用するダイクーの技術は、生地染色工程において水を使用しません。「ダイクー(DyeCoo)」という社名は、「染色(dyeing)」工程を「二酸化炭素(CO2)」を用いて行うことから生まれました。今回のパートナーシップは、アスリートのための優れたスポーツ競技用製品のデザインと開発、そして持続可能な事業およびイノベーション戦略に対するナイキの長期的なコミットメントを示しています。

ナイキの商品化・製品担当副社長のエリック・スプランクは、次のように述べています。「無水染色は、アスリートと地球環境の両方に貢献する当社の取り組みにとって、大きな前進です。今回のパートナーシップは、イノベーションと持続可能性に対するナイキの長期戦略と強いコミットメントを裏付けるものです。当社は、この技術が生地製造を革新する可能性を持つことを確信しています。先進的な染物工場、生地製造業者、アパレルブランドと協力してこの技術の量産応用を成功させ、業界全体に普及させていきたいと思います。」

ナイキは過去8年にわたり無水染色技術を模索してきました。大量生産に向けた技術の拡大を見据え、無水染色による生地を使用した最先端のアパレル製品の展示を今年後半のイベントで行う予定です。

ダイクーの最高経営責任者(CEO)のレニエ・モマールは、次のように述べています。「無水染色技術を共同して推進するためにナイキと提携できることを大変うれしく思います。この技術の恩恵と影響は甚大であると確信しています。水を使わず、省エネルギーで化学薬品の添加を必要とせず、乾燥も不要です。工程も2倍速くなります。また無水染色技術により染色生地の品質が向上し、染色工程の調整の幅が広がり、新たな染色能力が実現し、どこでも生地染色加工を行うことができるようになるという革命が起こります。近い将来、この革新的な技術の活用にさらに多くの業界のリーダー企業が参加してくれることを望みます。」

従来型の生地染色には膨大な量の水が必要です。現在、1kgの生地材料を加工するのに平均で100~150リットルの水を使用します。業界アナリストは、2015年までに年間3900万トンを超えるポリエステルの染色が行われるようになると推定しています。ナイキは、ダイクーの超臨界液体二酸化炭素(SCF CO2)染色技術が、特に世界の生地染色業が集中しているアジアで好影響を持つと予測しています。この技術の量産利用が可能になれば、従来型の生地染色で使用される大量の水はもはや必要とされなくなり、大量の水を熱するために使われる化石燃料由来エネルギーの消費量もそれに比例して低減します。生地染色工程で水を使用しなければ、環境危険因子として知られる廃水のリスクも排除できます。また、ダイクーの染色工程で使用される二酸化炭素は再生・再利用されます。

ダイクーはポリエステル生地の商業用染色加工へのSCF CO2工程導入に成功した最初の企業であるとされており、無水染色技術を他の天然生地や人工生地へ応用する研究がすでに進められています。SCF CO2 技術はコーヒーのカフェイン除去、天然香味料や香水の抽出など、他の業界において商業規模で安全に活用されています。

ナイキについて

オレゴン州ビーバートン近郊に本拠を置くナイキは、広範なスポーツおよびフィットネス向けのオーセンティック・スポーツフットウエア、アパレル、用具およびアクセサリーのデザイン・流通・販売を行う世界の大手企業です。ナイキの完全所有子会社には、コンバース(スポーツフットウエア、アパレル、アクセサリーのデザイン・流通・販売)、コールハーン(高級シューズ、ハンドバッグ、アクセサリー、コートのデザイン・流通・販売)、アンブロ・リミテッド(英国を本拠とする一流グローバル・サッカー(フットボール)ブランド)、ハーレー・インターナショナル(アクションスポーツと若者ライフスタイル向けのフットウエア、アパレル、アクセサリーのデザイン・流通・販売)などがあります。詳細はウェブサイトwww.nikeinc.comをご覧になり、@Nikeをフォローしてください。ナイキの持続可能性へのコミットメントについては、www.nikebetterworld.comをご覧ください。

ダイクーについて

ダイクー・テクスタイル・システムズは2008年3月に設立されました。当社は世界初の産業用二酸化炭素染色設備のサプライヤーで、二酸化炭素染色技術・加工のイノベーターです。ダイクー・テクスタイル・システムズは、二酸化炭素加工技術のイノベーターであるDutch Feyecon Groupのスピンオフ会社です。

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連絡先
Nike
Media
Mary Remuzzi, 503-532-8767
or
Investors
Kelley Hall, 503-532-3793
or
DyeCoo
Reinier Mommaal, + 31 (0)294 41 00 25
Mail: info@dyecoo.com

プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ

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