従来型の対策では検知・防御が困難なサイバー攻撃に対応する『標的型攻撃対策サービス』を提供開始

プレスリリース発表元企業:三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社

配信日時: 2015-11-05 11:00:00

三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社(以下、MIND)は、近年被害が拡大している「標的型攻撃」への対応のため、提供中のマネージドセキュリティーサービスのメニューを拡充し、SIEM*を活用した『標的型攻撃対策サービス』を11月6日より提供開始します。

*SIEM:Security Information and Event Management
セキュリティー情報および各種機器のログ情報を包括的に管理・分析するシステム


■新サービスの特長
標的型攻撃を24時間体制で監視することで、インシデント発生時は即時に対応を開始しお客様運用負荷の軽減を実現いたします。

【1.高度な標的型攻撃に対応】
・SIEMを利用したセキュリティーログ分析により、検出・防御が困難な標的型攻撃に対応。
・三菱電機 情報技術総合研究所の研究成果を活用し、SIEMに独自のログ分析ルールを設定。
・標的型攻撃のさまざまな活動に対して、入口から出口に至るまでを幅広くカバー。

【2.15年以上のセキュリティー運用実績に基づくサービス】
・15年以上のセキュリティー運用の経験を基に高品質なサービスを提供。
・経験豊富な専門セキュリティー要員が24時間・365日体制でお客様の対応を支援。

【3.新規設備購入の必要無くサービス導入が可能】
・既存機器のログを活用するため、新規機器を導入することなくサービス導入が可能。


■発売の狙い
標的型攻撃は、近年ますます高度化・巧妙化しており、従来のウィルス対策ソフトウェアだけでは対処が難しい状況となっています。企業においても、標的型攻撃に対する意識が高まっていますが、対応には高度な知識や技術が必要となり自社で対策を実施するのは困難です。
当社は今回、Proxyサーバーのログの分析により標的型攻撃を検知するサービスを開始しました。本サービスにより、お客様環境への標的型攻撃を早期に検知し、その後のインシデント対応を支援することで、お客様環境のセキュリティー維持に貢献いたします。


■特長の詳細
【1.高度な標的型攻撃に対応】
・ProxyサーバーやIDS(Intrusion Detection System:侵入検知装置)などの各種ログをSIEMに一元的に収集し、SIEMに設定した、MIND独自のログ分析ルールを利用した監視を行います。様々な観点からログ分析を実施することにより、これまで困難であった標的型攻撃の検知をおこないます。
・分析ルールは、弊社独自のノウハウに加え、三菱電機 情報技術総合研究所の研究成果を活用して設定されています。
・標的型攻撃の典型的な攻撃パターンに沿って、攻撃の各フェーズを幅広くカバーする分析ルールをSIEMに設定しています。これにより、入口対策だけでなく、出口対策も含めた総合的な監視が可能となります。

【2.15年以上のセキュリティー運用実績に基づくサービス】
・大手金融機関・官公庁をはじめ、15年以上の法人向けマネージドセキュリティーサービスの運用実績で培った独自ノウハウを生かした高品質なサービスを提供します。
・SIEMによる監視・分析に加え、専門セキュリティー要員(アナリスト)が24時間・365日体制で調査・分析・報告を行います。経験を積んだアナリストの知見に基づき、お客様に適切な対応支援を実施いたします。

【3.新規設備購入の必要無くサービス導入が可能】
・本サービスでは、お客様環境に既にあるProxyサーバーやファイアウォール、IDS等のログを分析することにより標的型攻撃を検知します。新たなセキュリティー機器を導入することなく、標的型攻撃対策が実現可能となります。


■主な仕様
【1.サービス内容】
お客様環境にあるセキュリティー機器ログ分析に基づく標的型攻撃対策サービス
【2.サービス対応時間】
24時間365日
【3.サービス料金】
月額30万円~
※導入時費用は別途必要。分析対象ログ量によりサービス料金は変動いたします。
【4.その他】
サービス提供状況について毎月レポートを提出いたします。


■会社概要
名称    : 三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社
取締役社長 : 白井 健治
事業概要  : 2014年10月に、三菱電機インフォメーションテクノロジーと
        三菱電機情報ネットワークの2社が経営統合し、
        三菱電機グループのICTビジネスを牽引していく会社として
        事業展開中。
本社所在地 : 東京都港区芝浦4-6-8
ホームページ: http://www.mind.co.jp/

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press