LTE対応インテリジェントゲートウェイ「Coral Edge」を提供開始

プレスリリース発表元企業:ライブロックテクノロジーズ株式会社

配信日時: 2015-09-28 11:37:25

IoTのエッジコンピューティングをタフに支える、業界初のPoE給電機能搭載モバイルゲートウェイ

IoTデバイス開発と関連サービスを手掛ける、ライブロックテクノロジーズ株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:齋藤昭宏)は、過酷な環境でも安定した動作を実現するLTE対応インテリジェントゲートウェイ「Coral Edge」を、2015年9月28日より販売を開始いたします。



[画像1: http://prtimes.jp/i/15534/2/resize/d15534-2-629793-3.jpg ]



■LTE対応インテリジェントゲートウェイ「 Coral Edge」(コーラルエッジ) 
http://www.liverock-tech.com/
「Coral Edge M7000」 : LTE対応モバイルゲートウェイ
「Coral Edge V700   : M7000の機能に加え、PoE給電機能搭載

【背景】
「厳しい外部環境下で障害が多発する」、「障害時に現場へ駆けつけるのは多大な負担になる」、「IPカメラも接続したい」、「エッジ側にアプリを簡単に搭載したい」といった、運用してわかるIoTシステムの課題に応えるために「Coral Edge」を開発しました。

【製品の概要】
Coral Edgeは、産業用IoTシステムに最適な、タフでインテリジェントなモバイルゲートウェイです。広い動作温度範囲と動作電源範囲、ノイズや瞬停に強い電源回路をもち、障害発生時に自律回復するSSR(Self Sustaining Recovery)機能を装備。過酷な屋外や車載環境でも安定した動作を実現します。加えて、モバイルゲートウェイとして業界で初めてPoE(Power over Ethernet)対応機器への給電機能を搭載、PoEハブなしでIPカメラを直接接続できます。通信モジュールには、u-blox社のLTE/3G対応TOBY-L2シリーズを採用、モバイル回線と有線回線に対応したルーティング機能を装備しています。また同社のGPSモジュールも標準搭載し、正確な位置・時刻情報を提供します。デバイス側のハードの制限を気にせずにインテリジェントなアプリを搭載できるリッチなハードリソースを装備すると共に、Oracle Java SE Embedded 8も標準搭載しています。太陽光発電システムやコインパーキング、車載装置、社会インフラなどの遠隔監視・制御用モバイルゲートウェイとして最適です。
標準価格 オープン
販売開始 2015年 9月28日
出荷開始 2015年10月28日

<主な仕様>

[画像2: http://prtimes.jp/i/15534/2/resize/d15534-2-267909-6.jpg ]

<4つの特長>
1. 過酷な環境でも安定稼働します。
Coral Edgeは、環境に強いLTE対応インテリジェントゲートウェイです。 動作温度範囲は、-30℃~+70℃(※1)。厳しい外部温度の環境下でも、安定して稼働します。動作電源範囲もDC5V~32V(※2)と広く、電圧変動、ノイズ、瞬停への対応も強化されているため、電源環境の悪い屋外現場や車載でも安定した動作を実現します。
※1 当仕様はM7000のもので、V7000は-30℃~+60℃を保証しています。
※2 当仕様はM7000のもので、V7000はDC10.8V~32Vを保証しています。
2. 障害時に自律回復するSSR機能を搭載しています。
Coral Edgeに搭載されたSSR(Self Sustaining Recovery)機能は、温度変化や入力電圧変動、モバイル電波環境の変化など、さまざまな要因で発生する障害に対し、自力で再起動や再接続を行います。このSSR機能は、SDカードや通信モジュール、各インターフェースに接続された機器にも適用され、障害発生時に現場に駆けつける負担を大幅に軽減します。
3. 業界初のPoE給電機能を搭載。IPカメラへの給電と電源再起動を可能にします。
Coral EdgeV7000は、PoE(Power Over Ethernet:IEEE802.3af)対応のLANポートを搭載。PoEハブを使わずに、IPカメラに直接電源供給できます。また、SSR機能で常時IPカメラの死活を監視することで、ハングアップした場合でも供給電源をOFF・ONしてIPカメラを再起動させることが可能(国際特許出願中)。屋外設置時でも安定した運用ができます。
4. リッチなハードウェア環境を提供します。
Coral Edgeは、OSにLinux 3.14を採用。エッジアプリケーションの動作に必要な豊富なハードウェアリソースを装備し、エッジコンピューティングを強力にサポートします。Oracle Java Embedded SE8を標準搭載することにより、サーバ上で開発したJavaアプリ資産を容易に流用できます。


【今後の展望】
Coral Edgeは、IoT/M2Mプラットフォームとして豊富な実績をもつ日本システムウエア社Toamiの動作確認を既に完了しており、米国PTC社ThingWorxの動作検証の称号ThingWorx readyも取得予定です。今後は更に多くのIoT/M2Mアプリケーションやクラウド型監視カメラアプリケーションの動作確認を進め、幅広いソリューションパートナー様との連携を強化してまいります。来春にはCoral Edgeのラインナップの増強とデバイス管理ツールの提供を予定しており、今後3年で10億円の売り上げを目指します。
当社は、Coral Edgeを、9月30日から東京ビックサイトで開催される日経BP社主催「IoT Japan 2015」に、日本システムウエア社のブースにて展示いたします。

<関連リンク>
・u-blox社TOBY-L2シリーズ:
 https://www2.u-blox.com/ja/wireless-modules/lte/toby-l2-lte-module-series.html/
・IoTクラウドプラットフォームToami : http://www.m2m-cloud.jp/
・IoT Japan 2015:http://expo.nikkeibp.co.jp/iot/2015/exhibition/

【ライブロックテクノロジーズ株式会社について】
ライブロックテクノロジーズは、モバイル通信機器の開発・販売に豊富な実績経験をもつメンバーが2014年末に共同創業したベンチャー企業です。創業以来、産業用IoTシステムにおけるエッジコンピューティングの重要性に着目し、インテリジェントなモバイルデバイスの独自開発を進めています。ライブロックテクノロジーズは、センサー機器やIoTアプリケーションの提供ベンダー様、ネットワークオペレータ様やシステムインテグレータ様と協力して、経済的で運用性に優れたIoTソリューションをご提供し、新たな価値を造りだすことで人々の豊かな生活を支え続けます。
ライブロックテクノロジーズに関する詳細は、http://www.liverock-tech.com/ をご覧ください。

【本件に関するお問合せ先】
ライブロックテクノロジーズ株式会社
担当 :小嶋 修
TEL :03-6389-0630
FAX :03-6380-0631
E-mail :info@liverock-tech.com

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