気候危機から「冬を守る」環境団体POW JAPANグリーンなスキー場のための「サステナブル・リゾート・ハンドブック」を公開
配信日時: 2024-08-05 11:00:00
SRAに加盟する32のスキー場のサステナブル化をサポート
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131082/4/131082-4-2f6f526609adda2aeb7d33d60e234dca-1080x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ハンドブックの目的
POW JAPANはこれまでの活動のなかで、各地のスキー場の方々とお話しする機会をいただき、その会話の中で概ね共通していたのが「温暖化の危機感を感じている、何かしたいと思っている。だけど、何から着手して良いかわからない。具体的な取り組みを示して欲しい」という声でした。POW JAPANとしても以前から国内外の事例をリサーチしておりましたが、スキー場の脱炭素やサステナビリティの取り組みが網羅的にまとめられているものには出会えませんでした。そこで、各分野のスペシャリストで構成されるSRAのアドバイザーチームや、すでに先進的に取り組まれているスキー場の皆さんなど、多くの方にご協力いただき、他産業の取り組みなどを参考にしながら、スキー場の脱炭素やサステナビリティに特化したハンドブックを制作することに至りました。
このハンドブックは「はじめの一歩」を後押しするためのアクションリストや、国内外のスノーリゾートの先進事例の紹介などで構成されています。ハンドブックがきっかけとなり、各地のスキー場が取り組みを積み重ね発展させていくことが、今度はスキー場近隣の自治体や関連企業へ、スノー産業全体へ、そして他産業へと波及していくことを期待しています。
■ハンドブック概要
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131082/4/131082-4-b264a878e3a8179cd021bc39bfc77d5f-1280x670.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
・国内外のスノーリゾートやスノータウンの先進的な取り組みとして、欧州、北米、野沢温泉村に着目し、インタビュー記事でご紹介しています。
・スノーリゾート経営におけるゼロカーボンやサステナビリティに特化した12のアクションを紹介。スキー場運営にまつわる取り組みからゲストや地域を巻き込んだ取り組み、気候変動政策への働きかけに至るまで、網羅的なアクションを掲載しています。
・加盟スキー場向けに配布したハンドブックは、徹底した環境印刷に取り組まれている株式会社大川印刷にて、FSC(R)森林認証紙、ノンVOC(石油系溶剤0%)インキを使用し、再生可能エネルギー100%で印刷をしていただきました。
・本ハンドブックは全国のスキー場やスキーヤー、スノーボーダー、また他産業の方にも読んでいただけることを目的として、PDF版をWEBサイトにて無料公開しています:
https://protectourwinters.jp/sra_contents/img/top/guidebook_2024.pdf
■サステナブル・リゾート・アライアンス(SRA)について
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131082/4/131082-4-53a5276a7caba0d5e5de36859b0820a7-940x940.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
SRAの新しいロゴが完成。私たちが愛する雪、その結晶を囲むSRAの頭文字「S」のマークは「手」を表しており、自分たちの手で大切なものを守る、また連携や団結の意味が込められています。
全国のスキーヤー、スノーボーダーを対象とした、スキー場のゼロカーボンやサステナブルリゾート化を応援する署名型キャンペーン(実施期間:2023年12月~2024年3月)では、オンラインの他アウトドアブランドの店頭やスノーイベント等にてご協力いただき、全国2,615の署名が集まりました。POW JAPANはその結果を全国のスキー場へ届け、新たに9つのスキー場*が加わり、現在では以下全国32のスキー場が加盟しています。
・ニセコ東急 グラン・ヒラフ(北海道虻田郡倶知安町)
・ニセコモイワスキーリゾート(北海道虻田郡ニセコ町)*
・名寄ピヤシリスキー場(北海道名寄市)*
・サッポロテイネ(北海道札幌市)*
・札幌藻岩山スキー場(北海道札幌市)*
・休暇村岩手網張温泉スキー場(岩手県岩手郡雫石町)
・みやぎ蔵王えぼしリゾート(宮城県刈田郡蔵王町)*
・湯殿山スキー場(山形県鶴岡市)*
・ハンターマウンテン塩原(栃木県那須塩原市)
・かたしな高原スキー場(群馬県利根郡片品村)
・たんばらスキーパーク(群馬県沼田市)
・糸魚川シーサイドバレースキー場(新潟県糸魚川市)
・スキージャム勝山(福井県勝山市)
・タングラムスキーサーカス(長野県上水内郡信濃町)
・エイブル白馬五竜(長野県北安曇郡白馬村)
・白馬八方尾根スキー場(長野県北安曇郡白馬村)
・白馬岩岳スノーフィールド(長野県北安曇郡白馬村)
・野沢温泉スキー場(長野県下高井郡野沢温泉村)
・蓼科東急スキー場(長野県茅野市)
・しらかば2in1スキー場(長野県北佐久郡立科町)
・白樺高原国際スキー場(長野県北佐久郡立科町)
・木曽福島スキー場(長野県木曽郡木曽町)
・御嶽スキー場(長野県木曽郡王滝村)
・斑尾高原スキー場(長野県飯山市)
・舞子スノーリゾート(新潟県南魚沼市)
・ムイカスノーリゾート(新潟県南魚沼市)
・湯沢中里スノーリゾート(新潟県南魚沼郡湯沢町)
・キューピットバレイ(新潟県上越市)
・ニノックススノーパーク(新潟県新発田市)
・万場スキー場(兵庫県豊岡市)*
・おじろスキー場(兵庫県美方郡香美町)*
・氷ノ山国際スキー場(兵庫県養父市)*
加盟スキー場一覧はWEBページでもご覧いただけます:
https://protectourwinters.jp/sustainableresort/
【POW JAPANについて】
Protect Our Winters(POW)は、気候危機から「冬を守る」ためのムーブメント。2007年、気候変動が私たち滑り手にとって大切なフィールドである雪山に大きな影響を与えることに危機感を感じたプロスノーボーダーのJEREMY JONESが仲間たちとともに米国でPOWを設立。その後、POWの活動は世界13ヶ国に広まり、日本では2019年からスノーボーダーの小松吾郎を中心に、POW JAPANの活動がスタートした。「行動する仲間たちを増やす」「スノータウンのサステナブル化を促す」「市民の立場から社会の変化を促す」の3つを軸に、長野県白馬エリアを拠点に、全国のスノーコミュニティへと活動を広げる。スノーリゾートのある地域で講演やイベントを行うなど、自然を愛する日本のスキーヤー・スノーボーダーたちの声を集めムーブメントを広げている。
一般社団法人Protect Our Winters Japan 概要
名称 一般社団法人Protect Our Winters Japan
代表理事 小松 吾郎
事務局長 高田翔太郎
設立 2018年9月
連絡先 info@protectourwinters.jp
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