IDTechEx:電気自動車 - 5330億ドルの手堅い見通し

プレスリリース発表元企業:IDTechEx

配信日時: 2014-10-10 22:29:00



(英ケンブリッジ)- (ビジネスワイヤ) -- 電気自動車が急成長し、世界市場予測では、ハイブリッド車と純電気自動車を合わせて2025年に5330億ドルを超えると予想されています。これらはIDTechExのアナリストによる新たな調査結果として、最近更新された報告書「Electric Vehicle Forecasts, Trends and Opportunities 2015-2025(2015~2025年電気自動車の見通し、傾向、機会)」に掲載されています。

純電気自動車のBMW i3とテスラ・モデルSの販売が急増し、テスラは少なくとも1年間は十分に生産できないため需要を抑えています。これらは高額の自動車です。主流の純電気自動車の大きな問題は価格です。しかし、アップルの電子機器を受託生産する鴻海精密工業は、1万5000ドルを切る純電気自動車の生産に向けて中国の北京汽車工業と提携したばかりです。「手頃な価格」の製品を投入する競争の中で、人々は200マイルを走行できる3万ドルの純電気自動車を求めており、GMはテスラに勝利できると踏んでいます。テスラは、大規模工場の建設地にネバダ州を選び、そこで10年以内に車両けん引用蓄電池をkWh当たりわずか100ドルで生産する計画です。それが成功すれば、改善の一部を走行距離の延伸に利用できます。

ハイブリッド車は、従来型車両を犠牲にして販売を急成長させ、利益を生んでいます。新型モデルの増加は、将来の成長の強力な指標です。中国の自動車メーカーは、新たなインセンティブのおかげで2014年8月は2013年8月比で11倍の新型エネルギー車両を生産しました。中国政府は、電気バスを購入する取り組みを再確認しています。

カナダの鉱山会社は、大型純電気トラックの初導入を誓約しています。米リーダー企業のゼロ・モーターサイクルズとブラモの販売開始を受けて、多くの企業が2015年に初の純電気オートバイを投入すると誓いました。例えば、ヤマハは来年に初の純電気軽二輪車2機種を発売します。また、電気モーター2基を搭載したクローズドボディのオートバイであるトヨタの純電気三輪自動車iRoadが大きな関心を集めたのを受けて、ヤマハは最近モーター2基を搭載した三輪自動車の特許を取得しました。170カ国の7万人が、掃除機で世界トップのダイソンから発売される初の純電気ロボット掃除機を事前注文しました。

IDTechExは、電気自動車の37カテゴリーを予測する唯一のアナリスト集団です。最近の例には、新興国の電気人力車や電気トゥクトゥクを含め、欧州の電気オートバイや四輪車に認定される自動車のような小型電気自動車があります。

詳細についてはwww.IDTechEx.comをご覧ください。

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