LGWAN連携対応クラウド「R-Cloud」がデジタルID「xID」を活用した「公的個人認証実装中継サービス」を提供開始

プレスリリース発表元企業:株式会社両備システムズ

配信日時: 2022-04-25 13:00:00

ロゴ

イメージ図

株式会社両備システムズ(所在地:岡山県岡山市、代表取締役社長:松田 敏之、以下 両備システムズ)は、公的個人認証実装中継サービス「R-Cloud Auth for xID」の提供を、2022年5月より開始いたします。「R-Cloud Auth for xID」は、xID株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役CEO:日下 光)が提供するデジタルIDソリューション「xID」と、両備システムズが提供するLGWAN連携対応クラウド「R-Cloud」とを連携し、「xID API」と各種Webサービスとの中継を担うサービスです。
SaaS事業者は「R-Cloud Auth for xID」を利用することで、各種Webサービスにローコード開発で、本人確認、公的個人認証(※)の機能を容易に実装することが可能となります。

※公的個人認証とは、マイナンバーカードに格納された電子証明書を用いて、成りすまし、改ざん、送信否認の防止を担保し、インターネット上での本人確認や電子申請等を可能とする公的なサービスによる認証です。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/307440/img_307440_1.jpg
ロゴ

■背景
DX(デジタル・トランスフォーメーション)への取組みが活発化している今日において、オンライン上で「行政手続き・電子申請」「銀行口座・証券口座の開設」など本人確認や個人情報提供の同意取得等を行った上で利用可能となるサービスが増加しております。その一方で、オンラインでの本人確認の仕組みをシステムに取り入れたいSaaS事業者において、開発コスト、構築スケジュール等が課題となっております。
両備システムズは、本人確認のデジタル化の促進に向けて、SaaS事業者の効率的な開発を支援するために、「R-Cloud Auth for xID」を開発いたしました。


■公的個人認証実装中継サービス『R-Cloud Auth for xID』
「R-Cloud」から「xID」の本人確認や公的個人認証の呼び出しが可能となります。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/307440/LL_img_307440_2.jpg
イメージ図

健康保険証や運転免許証などの行政手続きにマイナンバーカードの普及、利活用が広がる中で、「R-Cloud Auth for xID」を公的個人認証の基盤サービスとして提供することにより、各種Webサービスの開発時における効率的な認証基盤の組み込みを支援してまいります。

□R-Cloud Auth for xIDの主な特長
・各種Webサービスに「R-Cloud Auth for xID」を組み込むことにより、xID APIと各種Webサービスとの中継を「R-Cloud Auth for xID」が担うため、各種Webサービスにローコード開発で、本人確認、公的個人認証といった機能を実装可能
・認証情報の暗号化に対応

□提供開始時期
2022年5月予定


■取組み事例
『兵庫県加古川市でセブン銀行ATMとマイナンバーカードを活用した給付金等のATM受取システムの構築と実証を実施』
「R-Cloud Auth for xID」を組み合わせたサービス創出事例として、オンラインで本人確認済の対象者がセブン銀行ATMから給付金等を現金で受け取るサービスの実現に向けた実証実験を実施します。

プレスリリース: https://www.ryobi.co.jp/news/20220412


■xID株式会社のエンドースメント
当社はマイナンバーカードに特化したデジタルIDソリューション「xID」の提供を行っている、マイナンバーカード・デジタルID専業のGovtech企業です。
これまで、マイナンバーカードを利活用したサービスが増えない課題の一つに、カード普及率の他に、実装・開発コストのハードルがありました。
当社のxID APIも、それらの課題を解決すべく2020年4月より提供しておりましたが、今回両備システムズ様がご提供される「R-Cloud Auth for xID」によって、これまで以上にマイナンバーカードの利活用を検討する事業者様の実装・開発ハードルが下がることになります。
カード普及率も43%を超え、公的個人認証のさらなるユースケース拡大のフェーズに差し掛かった今、「R-Cloud Auth for xID」の利用を通して日常に利便性の高いサービスが次々と誕生してくることに期待しています。
xID株式会社 代表取締役CEO 日下 光


■xID APIについて
xIDのAPIソリューションを活用することで、面倒な手続きなしにマイナンバーカードの公的個人認証の仕組みの導入、OpenID ConnectやFIDO等の認証技術の国際標準仕様に準拠した認証・認可機能の実装が可能になります。認証・認可・電子署名・E2E暗号化によるマイナンバーの受け取りなどサービスに合わせてご利用いただけます。行政手続きや、改正犯罪収益移転防止法対応のオンライン本人確認でご利用いただけます。

サービスサイト : https://x-id.me/
xIDアプリの作成手順紹介動画: https://youtu.be/mYx8FQ6WLgY


■xID株式会社について
xID株式会社は「信用コストの低いデジタル社会を実現する」をミッションとして掲げ、マイナンバーカードを活用したデジタルIDソリューション「xID」を中心に、次世代のビジネスモデルをパートナーと共に創出するGovTech企業です。

xID社コーポレートサイト: https://xid.inc/


■R-Cloudサービスについて
クラウドプラットフォーム(PaaS)の拡張メリットを活かし、システムの効率化、クラウドサービスを組み合わせた新たな価値の提供等、お客様ニーズに即した内容について情報ガバナンスを確保しつつ迅速に実現できる環境をご提供します。

サービスサイト: https://www.ryobi.co.jp/products/gv-r-cloud


■株式会社両備システムズについて
官公庁、医療機関など公共系ソリューションおよび文教、運輸・交通、製造・流通業向けの民需系ソリューションを展開している独立系ICT企業です。
クラウドサービスに加え、独自のセキュリティサービスおよび、スピードと安全性の両立を実現するBPOサービスを展開しているのも特長です。
自社のデータセンターから展開している各クラウドサービスは、到来するDX(デジタルトランスフォーメーション)による情報社会を見据え、様々な他社プラットフォームと連携を進めています。

両備システムズコーポレートサイト: https://www.ryobi.co.jp/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press