明日葉保育園、子ども主体の食育活動が「食育コンテスト」で奨励賞を受賞
配信日時: 2022-03-14 10:17:34
~離乳食体験から派生した、五感を刺激する3つの食体験~
株式会社あしたばマインド(東京都港区、社長執行役員:杉原 吉徳)が運営する明日葉保育園駒岡園では、NPO法人幼年教育・子育て支援推進機構が主催する「第16回食育コンテスト」で奨励賞を受賞しました。駒岡園の栄養士・高澤緑さんが実施した離乳食体験と、そこから派生した五感を刺激する3つの食体験が、コロナ禍での優秀な食育活動として評価されました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/45351/347/resize/d45351-347-99837c18b30a5290e765-5.jpg ]
5歳児の離乳食への興味から始まった食育活動
コロナ禍で、クッキングなどの密になる食育活動ができない中、駒岡園ではメニューボードに毎日の給食献立と、「今日の給食には旬の野菜が入っているよ」など、食育に繋がるようなコメントを掲示していました。
そんな中、5歳児たちが赤ちゃん(0歳児)の食事に興味を持ちました。「なんで赤ちゃんの食事は小さくしたり、柔らかくしたりしないといけないの?」「はじめて食べる時はおいしいのかな?」と子どもたちからさまざまな疑問が生まれたため、興味があるなら体験させてあげたいと考え、「離乳食体験」を企画しました。
離乳食から、五感を使った3つの食体験へ
手づくりの口の模型を使って、赤ちゃんのお口を説明すると、口が小さく、歯が無いことに気が付いた5歳児たち。その後、主菜(鶏つくね)と副菜(キャベツのナムル)の初期から完了期の離乳食を試食してみました。「キャベツの味がする」「噛まないで飲めちゃう」「味がしない」など、さまざまな感想を持った子どもたち。その体験から派生して、3つの食体験を実施しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/45351/347/resize/d45351-347-f30d1004433e81704676-1.jpg ]
1. 素材の味とは?
離乳食体験から、子どもたちは食材その物の味があることを知りました。そこで「りんご」と「なし」という見た目が似た果物の違いを知る体験を実施。最初は区別がつかない子も多くいましたが、同時に食べて味やにおい、食感の違いを体験し、違いを知ってもらいました。なしはシャキシャキしていて水分がいっぱい、りんごはサクサクしていて黄色いなど、子どもたちは比べることで違いを実感していました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/45351/347/resize/d45351-347-792b442d3cab62a72c1f-2.jpg ]
2. よく噛んで食べるとは?
離乳食体験をきっかけに、赤ちゃんには歯が無く、成長したら歯がそろうことを知りました。歯が抜け変わる時期にもなり、子どもたちが体の成長に興味を持ち始めるようになってきたので、噛むことや歯の大切さについて知ってもらいました。子どもたちは、お米を30回噛んだ時の味の変化や、おしゃぶり昆布をしっかり噛んで食べた時の感覚を体験しました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/45351/347/resize/d45351-347-e13f39c66a774543e274-0.jpg ]
3. おいしい味とはどんな味?
離乳食体験をきっかけに、味に興味を持った子どもたち。おいしい味とはどんなことかを知ってもらうため、だしや調味料を食材に混ぜて味の違いを体験しました。ココアだけだと苦いけど、そこに砂糖を混ぜると甘くておいしい、レモンだけだとすっぱいけど、砂糖とお水を混ぜるとジュースみたいで甘くておいしい、昆布だしやかつおだしに塩を混ぜるとおいしい、などを体験。また味が変わることで、嫌いな食べ物もおいしく食べられることに気が付きました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/45351/347/resize/d45351-347-11f3c69401338a684240-3.jpg ]
受賞者コメント
[画像6: https://prtimes.jp/i/45351/347/resize/d45351-347-0a0ebc1087c304295915-4.jpg ]
コロナ前は年間スケジュールを立てて食育を実施してきましたが、コロナ禍でクッキングなどのできない活動が増えてきました。今回の取り組みは、そんな厳しい状況の中で、子どもたちの興味の声を拾い始まった新しい挑戦です。保育も食育も活動に正解はなく、すぐに嫌いな食べ物を克服することはないし、すぐに大人が思うような結果が出ることもありません。日常の体験の積み重ねによって、だんだんと形になっていくものだと考えています。
正解がない取り組みではありましたが、このように評価していただけたことで自信につながりました。今回の受賞が、多くの園にとって、食育における新しい挑戦のきっかけになれば嬉しいです。駒岡園では、今回の取り組みが今後の活動に繋がっていくかもしれませんし、子どもによって興味や反応が違うことから、全然違う新しい取り組みが生まれるかもしれません。私たちは、引き続き子どもたちの主体性を大切に、食育活動をどんどん進化させていきたいと考えています。
株式会社あしたばマインドについて
あしたばマインドは、認可保育園「明日葉保育園」、就学前の乳幼児の子育て支援・相談施設を運営しております。 明日葉の花言葉は、「旺盛な活動力」。子どもが毎日を豊かにすごせる保育を通じて、明日をたくましく生きる力を育みたいと考えます。そして、子どものすこやかな成長を願うご家庭や地域社会とのコミュニケーションを大切にして、よりよい今日をサポートします。
SDGsの取り組み
ソシオークグループは「社会と共生する樹でありたい」を合言葉に、CSVの推進を重要な経営課題と位置づけ、新たな社会的価値創造に挑戦する企業グループとしていきいきとした未来に向けて貢献してまいります。 グループを取り巻く社会課題から「雇用」「地域・社会」「環境」をSDGsの重点課題として選定しました。
あしたばマインドでは「3. すべての人に健康と福祉を」「4. 質の高い教育をみんなに」「5. ジェンダー平等を実現しよう」「7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「8. 働きがいも経済成長も」「11. 住み続けられるまちづくりを」を重点課題として捉え、取り組んでおります。
【主な取り組み】
3.安全な保育食提供による健康の増進
4.明日葉の保育を世界に広げていく事で質の高い乳幼児発達とケアの実現
5.働く女性が増え、女性の社会進出が進み社会における男女平等参画の意識醸成
7.東京油田活動による排油の有効活用、バイオディーゼル燃料への再資源化による低二酸化炭素化実現
8.誰でもできる保育、ICT化促進により保育士業務の負担軽減し、保育士の働く環境が整う
11.子育て中の働く女性がライフステージの変化を問わず働き続けられる環境整備された街づくり
【株式会社あしたばマインド】
~子どもの明日を育み、今日を支える~
社長執行役員:杉原 吉徳
所在地:〒108-0014 東京都港区芝4-13-3PMO田町II10F
設立:2019年12月
事業内容:保育所の運営
URL:https://www.ashita-ba.jp/
【ソシオークグループ】
商号:ソシオークホールディングス株式会社
~社会と共生する樹でありたい~
代表者:大隈 太嘉志
所在地:〒108-0014 東京都港区芝4-13-3PMO田町II10F
設立:2013年10月
事業内容:フードサービス・子育て支援サービス・自動車運行管理サービス・パブリック事業を営む事業会社を擁する持株会社
グループ会社:葉隠勇進株式会社/ソシオフードサービス株式会社/株式会社クックサービス/株式会社明日葉/株式会社あしたばマインド/株式会社みつばコミュニティ/株式会社てしお夢ふぁーむ/株式会社リーフサポート
URL:https://www.socioak.com
PR TIMESプレスリリース詳細へ
スポンサードリンク
「ソシオークグループ」のプレスリリース
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- 2024 FIA 世界耐久選手権 第7戦 富士6時間耐久レース WEC JAPAN FUJI 過去最多更新の延べ65,800人のお客様が来場!09/15 16:45
- 【2日間開催決定!】一茶双樹の夜 Fantastical 抹茶 Night09/15 16:45
- M&Aキャピタルパートナーズ提供番組「THE 事業承継 その灯を消すな!」長崎文化放送にて放映のお知らせ09/15 16:45
- 「令和6年度 スマート・ライフ・プロジェクト」健康増進普及月間イベント「#みんなで健康寿命をのばそう」PRイベントを開催しました09/15 16:45
- 【NEMU RESORT】リアル謎解きゲーム第4弾登場!“天空からのメッセージ”09/15 16:36
- 最新のプレスリリースをもっと見る