静電気から電子機器を強力ガード!国内シェアトップ級の低価格業務用3Dプリンター「Raise3D」の純正ESD対策フィラメントを使った造形レポートが公開

プレスリリース発表元企業:日本3Dプリンター株式会社

配信日時: 2022-03-03 10:00:00

静電気から電子機器を強力ガード!国内シェアトップ級の低価格業務用3Dプリンター「Raise3D」の純正ESD対策フィラメントを使った造形レポートが公開


スマホの高性能化などを受け、電子機器に甚大な悪影響を与えかねない「静電気」対策の重要性は年々上昇しています。本製品を用いた造形テストの結果、ムラのない鮮やかな光沢をもった表面が完成。また、最高クラスの傾斜角度である80°の造形テストもクリアし、抜群の安定性を持つ樹脂であることがわかりました。

高精度3Dプリンター「Raise3D(レイズ3D)」をはじめとする、企業・教育機関向け3Dデジタルソリューションの提供などを手がけている日本3Dプリンター株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:北川士博)は、2022年2月21日(月)、「Raise3D」の日本総代理店として運営する公式サイトに、最新記事「【ESD・PETG】ESD対策フィラメントがRaise3D純正フィラメントとして再登場!」を掲載しました。1月に発売した、静電気放電(ESD)から電子機器類などを保護するためのRaise3D純正フィラメント「PETG-ESD」で実際に造形テストを行ない、特徴やメリットを詳細にレポートしています。

▼ 「【ESD・PETG】ESD対策フィラメントがRaise3D純正フィラメントとして再登場!」掲載ページ:https://raise3d.jp/archives/reports/8015


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■スマホの高性能化などを受け、電子機器にとっての脅威「静電気」対策の重要性は年々上昇
ESD(Electro-Static Discharge)とは、電子機器に悪影響を与える静電気のこと。ESDは、電子機器内部に侵入すると、製品やシステムの破壊につながるリスクが指摘されています。特に近年のスマートフォンの高性能化や生産数の増加を受け、ESD対策の重要性が高まっているのが現状です。

これまで日本3Dプリンター株式会社では、CLARIANT社の「PETG-ESD」製品を販売していましたが、生産終了により品薄の状態が続いていました。そこで日本のユーザーのニーズに応えたいと、メーカーと共同で様々な造形テストを経て、2022年1月より「Raise3D」の純正フィラメントとして「PETG-ESD」をリリースする運びとなりました。

「PETG-ESD」は、強化PET素材であるRaise3D純正「PETG」に導電性のあるカーボンナノチューブを配合。メーカー公表値の表面抵抗(105 ~1012Ω/sq)とASTM規格の蓄積静電気の拡散性を有しており、ゴミやホコリの付着や電子機器の不具合を防止することができます。


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■鮮やかな光沢をもった表面が完成、最高クラスの傾斜角度80°の造形テストもクリア
この静電気対策に特化した「PETG-ESD」の魅力を詳しくお伝えしたいと、このたび、「Raise3D」公式サイトにてレポートを公開。シリーズ最高峰機種である3Dプリンター「Raise3D Pro3」を使用し、SDカードケースの造形テストの結果を紹介しています。
テストの際は、設定値の微調整もほとんど行なわずに実施。それにもかかわらず、Raise3D純正「PETG」使用時より、ムラのない鮮やかな光沢の表面に仕上がり、安定性の高い樹脂であることが証明されました。一方、造形物の下に作る板状の仮のテーブル「ラフト」との相性は良くないことが判明。ラフトを使用しないプリントベッドへ直接の造形が望ましいという結果が明らかとなりました。


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また、「PETG-ESD」に含有しているカーボンナノチューブのコンパウンドは、ノズル内部に固着するため、次の白色のPLA(ポリ乳酸)またはABS樹脂の造形物にこのコンパウンドが混ざり黒く変色することを確認。対策として、PLAまたはABSフィラメントをロードして、ノズル内部の「PETG-ESD」の残留物が無くなるまでパージすることで変色を解消できます。


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さらに、樹脂の造形性能を確認するために、最高クラスのオーバーハング(傾斜角度)である、80°の造形テストにも挑戦。サポートなしでも垂れ落ちることなく造形ができ、安定性に定評のあるPLAに引けを取らない樹脂であることがわかりました。


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3Dプリンターは、自動車、工業、医療などさまざまな分野で活用が進み、年を追うごとに注目度が上昇しています。今後も日本3Dプリンター株式会社は、顧客の生産ワークフローを最適化することを追求し、日本のものづくりの可能性拡大に貢献してまいります。

【日本3Dプリンター株式会社について】
本社:〒135-0063 東京都江東区有明3-7-26 有明フロンティアビルB棟1F
代表者:代表取締役 北川士博
設立:2013年10月
電話番号:03-6683-9789(代表)
URL:https://3dprinter.co.jp/
事業内容:三次元造形関連商品・サービスの提供、サポートほか


【一般の方向けのお問い合わせ先】
企業名:日本3Dプリンター株式会社
担当者名:高田 圭佑
TEL:03-6683-9789
Email: info@3dprinter.co.jp



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