クラウドを活用した解析機能で防御力を向上 ESET個人向け製品の新バージョンV15を提供開始

プレスリリース発表元企業:キヤノンMJ

配信日時: 2021-10-21 10:00:00

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンMJ)は、「ESETセキュリティソリューションシリーズ」個人向け製品の新バージョン(V15)を、2021年10月25日より提供開始します。テレワークやオンライン授業での個人所有デバイスの利用に対し、新たにクラウド環境での解析機能を追加することで、高度化するマルウェアへの対策を強化します。



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https://canon.jp/corporate/newsrelease/2021/2021-10/pr-eset

 長引くコロナ禍により、日常生活におけるオンライン化が一層加速しています。さらに昨今のテレワーク推進により、家庭にある個人所有のPCなどを仕事で利用する機会が増加しています。キヤノンMJが行った調査では、ビジネスメールの送受信やオフィス文書の作成・閲覧、会社システムへのアクセスなど、業務用途で個人所有のPCなどを利用する人の割合が4割近くにのぼりました※1。一方、2021年は日本を狙った、マルウェアをメールで送りつけるような不正メールによる攻撃や、オンラインサービスのアカウント情報などを盗み取るマルウェアが多く検出されています※2。そのため、個人所有のデバイスにおけるセキュリティ対策の重要性がこれまで以上に増しています。
 このたびキヤノンMJは、「ESETセキュリティソリューションシリーズ」の個人向け新バージョンV15(以下、最新版)を、2021年10月25日より提供開始します。最新版では、ESET法人向け製品のセキュリティ解析技術「クラウドサンドボックス」を用いた“LiveGuard”を新たに搭載※3します。「クラウドサンドボックス」は、新たな解析環境としてクラウド上の隔離された仮想環境において、疑わしいファイルを機械学習、サンドボックス、最新のスキャンエンジンにより多角的に解析する技術です。“LiveGuard”によりオフィス文書を悪用したダウンローダーやファイルレスマルウェアなどの高度で巧妙な攻撃をより迅速かつ精度高く自動で検出・ブロックすることが可能になります。家庭内のプライベート利用に加え、業務にも利用される個人所有のデバイスを、法人向け製品並みの高いセキュリティレベルで保護します。

 そのほか最新版では、Webサイトやアプリケーションのアカウント情報の管理ツール「Password Manager」の対応OSとして、新たにmacOS、Android、iOSを追加します※4。PCやスマートフォンなど異なるデバイスで使用している各種オンラインサービスのアカウント情報を、ブラウザーを横断して一元管理することが可能で、安全性の高いパスワードの運用上の利便性をより一層高めます。
 また、このほど、管理ポータル「ESET HOME」を新たに提供開始しました。これによりPCやスマートフォンなど複数のデバイスが適切に保護されているか否かを一元管理することが可能です。スマートフォン向けのアプリも提供を開始し、家庭内で増えた各デバイスのセキュリティに関する管理の利便性を向上します。

※1 キヤノンMJサイバーセキュリティ情報局「情報セキュリティ意識に関する実態調査レポート2021」より
https://eset-info.canon-its.jp/malware_info/special/detail/210708.html
※2 ESET, spol. s r.o. 「ESETサイバーセキュリティ脅威レポート2021年第1三半期版」調査期間:2021年1月~4月
https://www.eset.com/jp/blog/threat-report/2021-t1/
※3 Windows用プログラム「ESET Smart Security Premium」に搭載しています。
※4 「ESET スマート セキュリティ プレミアム」をお持ちの場合に、Webブラウザーの拡張機能または専用アプリで利用いただけます。

一般の方のお問い合わせ先 :ESET個人向けサポートセンター 050-5559-0035
ESETホームページ:https://eset-info.canon-its.jp


<「ESETセキュリティソリューションシリーズ」V15の主な特長>

■ 新機能“LiveGuard”で未知のマルウェアの検出率を強化
 (対応プログラム:ESET Smart Security Premium)
 “LiveGuard”は、オフィス文書を悪用したダウンローダーやファイルレスマルウェアなどの高度で巧妙な攻撃をより迅速に精度高く検出・ブロックし、デバイスを守ります。
 “LiveGuard”による新たな防御層により、法人向け製品の技術「クラウドサンドボックス」の解析環境で、機械学習により数百万のマルウェアサンプルと類似性を比較したり、さまざまなOSやバージョンのサンドボックスの環境で実際に動かして振る舞いの分析をしたり、最新のスキャンエンジンをもって異常性を発見する、といったアプローチを行います。
 疑わしいサンプルを確認した際に、自動でESETのクラウド解析環境に送信して多段階の詳細な解析を行い、悪質と判断した場合は即座に防御します。大半のサンプルは数分で解析が完了します。また、すでにほかのユーザーのデバイスで検出され解析済みのサンプルであれば、クラウドを通して共有されるため再解析することなく即座にブロックします。一連の動作はクラウド上での解析となるためデバイスへの負荷を抑えます。脅威特性に合わせた検出機構を多層で実装することで、高い検出力と低い誤検知率を実現します。ESET社における20年以上にわたる機械学習の知見と全世界の1億以上のセンサーから集められる脅威情報が、クラウドサンドボックスの解析精度の高さにつながっています。
 PCの持ち運び時の紛失・盗難による情報漏えいのリスク対策となる、プライバシーデータを保護するデータ暗号化機能「Secure Data」と組み合わせ、業務にも利用される個人所有のデバイスを高いセキュリティレベルで保護します。


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■ パスワード管理ツールのマルチデバイス対応により複数デバイスを一元管理
 (対応製品:ESET スマート セキュリティ プレミアム)
  “Password Manager”は、Webサイトやアプリケーションで設定しているアカウント情報(ログインIDやパスワード)を一元管理するパスワード管理ツールです。保存したアカウント情報の漏えい有無の確認や、遠隔のWebサイト上のアカウントのログアウトや検索履歴削除など、個人情報の漏えいを防止する機能を搭載しています。対応OSを拡充し、Windowsに加え、新たにmacOS、Android、iOSに対応します。
 オンラインサービスのパスワードは、各種サービスで固有かつ長くて難しいものに設定することでセキュリティ対策を高められます。一方、サービスごとに変わるアカウント情報を複数のデバイスで管理することは利便性が悪くなります。
 “Password Manager”では、各種サービスで使用しているアカウント情報を一元管理することで、安全性の高いパスワードを複数のデバイスで簡単に利用できます。利用するデバイスのOSやWebブラウザーを意識せず、安全性を担保しながら、各種サービスを利用できます。

* Webブラウザーの拡張機能(Windows / Mac)、または専用アプリ(Android / iOS)で機能を提供します。

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■ 家庭内のデバイスやライセンスを一元管理する管理ポータル“ESET HOME”
 “ESET HOME”は、従来の「myESET」を刷新し、WebブラウザーだけでなくAndroid、iOSのアプリを新たに提供するほか、セキュリティプログラムとの連携を強化しています。
 家庭内のデバイスにおけるESETのライセンス有効期限やステータスを確認し、適切にデバイスが保護されているか管理できます。スマートフォンのアプリによる管理も可能のため、家庭内で増えた各デバイスのセキュリティの管理の利便性を向上します。また、従来、プログラムやメールでお知らせしてきたライセンスの有効期限を「ESET HOME」で確認できるため、延長し忘れによりセキュリティ保護がされなくなる事態を防ぎます。

[画像3: https://prtimes.jp/i/13943/773/resize/d13943-773-2509025726ae59962ec2-2.jpg ]

<ESET個人向け製品 ラインアップ>

[画像4: https://prtimes.jp/i/13943/773/resize/d13943-773-ba27c6471e914c591edd-3.png ]

* ESET個人向け製品には、ほかにMac用製品「ESET サイバー セキュリティ プロ」、Android用製品「ESET モバイル セキュリティ」があります。

<ESET個人向け製品 各プログラムの主要機能>

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※7 決済保護機能として提供します。
※8 Password Managerは製品「ESET スマート セキュリティ プレミアム」をお持ちの場合に利用できます。
* ESET、ESET Internet Security、ESET Smart Security、ESET Cyber Security、ESET Mobile Security、ESET Parental Controlは、ESET, spol. s r.o.の商標です。Windows、Microsoft Office、Microsoft Teamsは、米国Microsoft Corporationの米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。Macは、米国およびその他の国で登録されているApple Inc.の商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の登録商標または商標です。

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