【仮想ペルソナ分析機能が、特許第6943436号取得】UIを刷新し、ユーザビリティと多彩な機能を両立 ベンチマークする店舗との顧客ペルソナの比較も可能に

プレスリリース発表元企業:技研商事インターナショナル株式会社

配信日時: 2021-10-21 13:00:00

リニューアル版イメージ

画面1

画面2

技研商事インターナショナル株式会社(名古屋本社:愛知県名古屋市、東京本社:東京都新宿区、代表取締役:小嶌 智海、以下「当社」)は、自社のGIS(地図情報システム)「MarketAnalyzer(TM)5(マーケットアナライザーファイブ)」の仮想ペルソナ分析機能について、UI/UXの向上、ユーザーの分析体験価値の向上をテーマに、操作画面リニューアルを実施しました。リニューアル版は2021年11月中の提供を予定しております。

なお、本機能で活用する『来訪者の地域特性分析システム及びそのプログラム」は、特許を取得いたしました。(特許第6943436号)

〇詳細はこちら: https://www.giken.co.jp/information/20211021/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/281408/LL_img_281408_1.png
リニューアル版イメージ

■仮想ペルソナ分析機能とは
顧客データの住所やGPS位置情報から割り出した来店者(任意エリアへの来訪者)の居住エリアと、公的統計データを重ね合わせ、顧客や来店者全体の具体的なプロファイリングや、人口・世帯特性、富裕度、消費傾向等がグラフで分かるレポートを自動出力する当社GIS(地図情報システム)MarketAnalyzer(TM)の分析機能です。漠然としていた顧客像を明確にし、ビジネス施策に活かしやすくなります。位置情報を活用すれば、自店舗はもちろん競合店舗との顧客ペルソナの比較分析も可能です。

<主な活用シーン>
・出店戦略のロジカルな立案
・コロナ禍前後での客層変化の把握
・販促媒体や重点エリアの選定
・施設のコンセプトや棚割りの最適化


■リニューアルのポイント
様々な統計データに加え、位置情報といった動的データも活用する仮想ペルソナ分析のようなプログラムは、扱うデータの数や種類が多く、さらに分析の工程も複数あり、操作が複雑になりがちといった課題がありました。
今回のリニューアルでは、初めての方でも使いやすいようインターフェースを刷新。画面デザインも大きく変え、分析条件の設定からレポート出力まで直感的かつスムーズに操作できるよう設計しました。

<4つのポイント>
・初めての方でも使いやすい操作性
・分析結果のプレビュー表示
・他エリア(店舗)と比較できる多彩な分析機能
・より柔軟なレポート出力設定


■リニューアル後の操作画面

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/281408/LL_img_281408_2.png
画面1

[初めての方でも使いやすい操作性]
顧客データや位置情報データ、重みづけした分析データなど、外部からのデータをドラッグ&ドロップで投入できます。
必要な設定の項目が確認できるナビ表示を追加。初見でもスムーズに設定できます。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/281408/LL_img_281408_3.png
画面2

[分析レポートをプレビュー表示]
仮想ペルソナ分析レポートの一部は、操作画面上でも表示・確認できるようになりました。
Excelで出力することができる詳細レポートとは別に、分析概要は操作画面上ですぐに把握することができ、便利です。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/281408/LL_img_281408_4.png
画面3

[さらなる機能拡充]
・多彩な分析機能
複数の地点を設定し、ペルソナ比較が可能。ベンチマークしている店舗との顧客像の比較等が容易に行えます。

・柔軟なレポート出力設定
自分のビジネスに合わせ、重要な項目順にレポートを並び替えできます。


■分析イメージ(ある商業施設のコロナ禍前後における客層変化の分析例)
ある商業施設のコロナ禍前後における客層の変化を、MarketAnalyzer(TM) 5の仮想ペルソナ分析機能を活用し、分析した際の分析のフローやイメージを紹介します。

[STEP1]
位置情報や顧客の住所データから施設来訪者の居住エリアを分析し、コロナ禍前後で比較。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/281408/LL_img_281408_5.png
分析イメージ1

GPS等の位置情報や顧客の住所データから、施設に来る人の居住地エリアを把握できます。
画像は、GIS(地図情報システム)MarketAnalyzer(TM) 5に、2019年と2021年の6~8月で計測した施設来訪者の位置情報をインポートし、施設来訪者の居住エリアをマッピング。来訪が増えたエリアを暖色、減ったエリアを寒色で色塗りし、コロナ禍で来訪が増えた層の居住エリアを浮き彫りにしたものです。

(位置情報データの収集・分析が可能な当社提供サービス)
〇KDDI Location Analyzer: https://www.giken.co.jp/service/kla/
〇MarketAnalyzer(TM)PPLA: https://www.giken.co.jp/products/marketdiscovery/ppla/

[STEP2]
コロナ禍で来訪が増えたエリアに住む層のペルソナを、ランキングやレポートで確認。

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/281408/LL_img_281408_6.png
分析イメージ2

各種統計データを統合分析し、エリアの特性を36の分類で表現したエリアセグメンテーションデータ「c-japan(R)」と仮想ペルソナ分析機能を活用し、来訪が増えたエリアに住む層のペルソナを分析できます。画像のように、ペルソナのランキングや、年齢、家族構成、年収等の特性を確認できます。

〇c-japan(R): https://www.giken.co.jp/products/c-japan/

※本ソリューションでは個人情報は取り扱っておりません。搭載している各種データは、個人情報とは紐付かない形式(エリア単位)に匿名加工し、統計化した不可逆なデータです。


■レポートイメージ
来訪が増えた層の人口、世帯、年収等の特性が分かります。(レポート一部抜粋)

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/281408/LL_img_281408_7.png
レポートイメージ1

来訪が増えた層の消費傾向等も分かります。(レポート一部抜粋)

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/281408/LL_img_281408_8.png
レポートイメージ2

このような仮想ペルソナレポートを出力できます。

画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/281408/LL_img_281408_9.png
居住者特性シート

[居住者特性シート]
国勢調査をベースに来訪者の人口特性や世帯特性、職業、居住形態の傾向を集計。年収階級別の特性も反映しており来訪者の富裕度も推計可能。

画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/281408/LL_img_281408_10.png
消費支出シート

[消費支出](食料、外食、住居、交通、教育娯楽)
消費支出データをベースに来訪者の消費傾向を把握可能。

画像11: https://www.atpress.ne.jp/releases/281408/LL_img_281408_11.png
居住者プロファイリングシート

[居住者プロファイリング]
c-japan(R)等のエリアセグメンテーションデータをベースに来訪者の特性を地域セグメント毎に把握可能。


■特許取得について
今回取得した特許は、GPS等の位置情報やハウスリストの顧客情報を利用し、特定の施設やエリアに来訪した人々の居住地を取得して、その居住特性の特徴を指標化することにより、来訪者のプロファイルであるペルソナを、統計的に理解する仕組みやプログラムを権利化したものです。
位置情報は、GPS以外にもWi-Fiやビーコン、IPアドレス等でも利用可能で、仮想上のWebサイト等にも応用することができます。

また、指標の対象は、居住地に紐づく統計的な項目であれば良く、性年代や住宅関連、消費傾向や商業・工業特性等も、対象にできます。さらに、居住地を予めプロファイリングしたデータ(c-japan(R))等を利用することにより、言語化されたディスクリプションを対象にしたり、サンプル数が少ない場合の拡大推計を行うことも可能です。


■展示会出展のお知らせ
日本最大級のIT展示会「第12回 Japan IT Week【秋】」内の「第9回次世代EC&店舗EXPO【秋】」にてブース出展し、MarketAnalyzer(TM) 5の仮想ペルソナ分析機能をご紹介予定です。
デモ画面や分析レポートなど、実際に見て触って、メリットを体感いただける機会となります。ぜひ、当社ブースへお立ち寄りください。

〇当社ブース位置(小間番号:21-2)
https://www.giken.co.jp/static/2021/10/29d3bc99193cb0b837fb8cc53f050ae5.png

画像12: https://www.atpress.ne.jp/releases/281408/LL_img_281408_12.jpg
ブースイメージ

<第9回次世代EC&店舗EXPO【秋】イベント概要>
主催:RX Japan株式会社
日時:2021年10月27日(水)~29日(金) 10:00~17:00
会場:幕張メッセ
〒261-8550 千葉市美浜区中瀬2-1
費用:招待券持参で無料(招待券は事前登録が必要)

〇展示会招待券申込はこちら
https://regist.reedexpo.co.jp/expo/CJ/?lg=jp&tp=inv&ec=STO&_ga=2.260344013.1128057595.1634015470-903627796.1634015470


■システム概要
探索的かつ高度な分析によりエリアの特性を知るGIS(地図情報システム)
MarketAnalyzer(TM) 5
高度で探索的な分析を可能とするエリアマーケティング・商圏分析専用のGISで、国内2,000社以上の導入実績があります。オンプレミス版やクラウド版など様々なラインナップを用意。エリアごとの居住者属性のセグメントを知ることができる「c-japan(R)」や、人口、世帯、消費、年収などの統計データを用いて、店舗商圏のマーケットボリュームやターゲット分布を瞬時に把握することができる等の特長があります。

〇製品webページ: https://www.giken.co.jp/products/marketanalyzer/


■会社概要
<事業概要>
マーケティング向けデータ分析ツールの提供・運用支援を通じ、マーケティングデータ領域のエコシステム構築を進めることで、企業のデータに立脚した事業推進をサポート

1.商圏分析、エリアマーケティング向けGIS (地図情報システム)の提供
・商圏分析/エリアマーケティング専用GIS 「MarketAnalyzerTM 5」
・GPS位置情報データを搭載したクラウドGIS 「KDDI Location Analyzer」 他

2.蓄積した分析データ・ノウハウの提供
・データ・API・GISエンジンの提供を通じたデータ戦略高度化の支援
・インストアの来訪者検知の仕組みの構築
・デジタル広告のセグメントの高度化


会社名 : 技研商事インターナショナル株式会社
代表者 : 代表取締役 小嶌 智海
所在地 : 名古屋本社:愛知県名古屋市東区主税町2-30 GSIビル
東京本社: 東京都新宿区新宿2-1-12 PMO新宿御苑前 7F
設立 : 1976年1月
資本金 : 231,125,000円
URL : https://www.giken.co.jp/


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