EMGAがBTGパクチュアルの3億米ドルの大規模デット資金調達（DFCが提供）に助言

（ロンドン）-（ビジネスワイヤ） -- 新興市場に注力するニッチ投資銀行のエマージング・マーケッツ・グローバル・アドバイザリー・リミテッド（EMGA）は本日、BTGパクチュアルがブラジルでの中小企業（SME）事業を拡大することを可能にする大規模シニア・デット資金調達取引を発表しました。

この3億米ドルのデット・ファシリティーはDFCが提供します。この取引は、EMGAがこれまでに助言を行った最大規模のシニア・デット・ファシリティーであり、欧州の開発機関のDEGとProparcoとの間で完了した1億4000万米ドルの取引に続いて行われます。

この取引は、COVID-19パンデミックによる影響を受けた企業への支援提供を拡大するために世界各地の銀行が新たな国際的な資金調達の手段を試みている中で行われました。

この取引に関して、BTGパクチュアルのCaio Zanetteは、このように述べています。「BTGパクチュアルは、ブラジルでの中小企業事業のためのこの大規模取引を進めることへのEMGAのサポートを大変うれしく感じています。当社は今後もすべての事業開発を継続し、DFCから提供を受けた資金はそのイニシアチブを推進するために役立つと同時に、2Xチャレンジをサポートして経済的に不利な状況にある地域に焦点を当てることでコミュニティーに大きな好影響を生み出すことにつながります。」

EMGAの投資銀行業務マネジングディレクターのSajeev Chakkalakalは、このように述べています。「ブラジル全体のBTGの中小企業ローン・ポートフォリオの資金を確保するためのこの大型ファシリティーに関して助言をすることでBTGのチームを再度支援できたことは、喜ばしいことでした。DFCはEMGAの長期のパートナーであり、また、その優れた開発金融機関としての立場はBTGの新たな戦略的資金源を実現します。」さらに、EMGAのマネジングディレクターのJeremy Dobsonは、「この取引のあらゆる関係者と仕事ができたことは、うれしいことでした」と語りました。

DFCとしてラテンアメリカ最大のローンであるこの投資は、中小企業への融資の支援となり、経済的に不利な状況にあるブラジルの北部と北東部や女性所有企業、女性主導企業に特に手が差し伸べられます。DFCの渉外室担当バイスプレジデント兼グローバル・ジェンダー平等イニシアチブ責任者のAlgene Sajeryは、「私たちは、この取引を通じてBTGパクチュアルと提携して女性の経済的可能性を完全に解放し、ブラジルの農村開発ギャップや所得不均衡の問題に対応していくことを誇りに感じています」と述べています。

BTGパクチュアル：BTGはラテンアメリカ最大の投資銀行であり、株主資本においてブラジルで第6位の大銀行であり、ローンの中心的提供者として活動し、中小企業から大企業まで、幅広い顧客に保証を提供しています。BTGはブラジルで気候ファイナンスを促進するパイオニア企業であり、コミュニティーにプラスの影響を与えるプロジェクトにリソースを供給するために中心的役割を果たしています。

DFC：米国国際開発金融公社（DFC）は、米国の開発銀行です。DFCは民間セクターと協力し、発展途上国が直面する諸問題に対処することを目指す資金ソリューションを提供しています。

ロンドンにあるエマージング・マーケッツ・グローバル・アドバイザリー・リミテッドは、デット資金やエクイティ資金を求める金融機関や一般企業を支援しています。EMGAのチームには、新興国で取引を遂行するために必要な数十年に及ぶ経験が蓄積されています。EMGAは、新興市場に注力するニッチ投資銀行としての立場を継続的に拡大し、強化しています。

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