【発言要旨】現職の議員が語る「夢あふれるまちづくり」

プレスリリース発表元企業:NPO法人夢検定協会

配信日時: 2021-09-02 11:00:00

【発言要旨】現職の議員が語る「夢あふれるまちづくり」


夢の資格試験「夢検」スタート記念として、8月31日、現職の議員の先生方にオンラインで、「夢あふれるまちづくり」をテーマに意見交換をして頂きました。主な意見をまとめましたので、お知らせさせて頂きます。

2021年 9月 2日
NPO法人夢検定協会

【発言要旨】現職の議員が語る「夢あふれるまちづくり」

夢の資格試験「夢検」スタート記念として、8月31日、現職の議員の先生方にオンラインで、「夢あふれるまちづくり」をテーマに意見交換をして頂きました。主な意見をまとめましたので、お知らせさせて頂きます。

1.日時
8月31日(火)20:00~21:00 オンライン

2.トークテーマ
「夢あふれるまちづくり」

3.参加して頂いた議員の先生
北海道議会議員 広田まゆみ(http://hiromaru.jp/
千歳市議会議員 北山敬太(http://kitayama-keita.com/
美深町議会議員 岩崎泰好(http://www.facebook.com/yasuyoshi.iwasaki

4.主な意見
Q.市や町の総合計画には夢や希望に関するものがあるか?

(北山議員)
「年よりを敬い、子供の夢をはぐくみ、温かく平和なまちにしましょう-千歳市民憲章-」、「これから活躍する人たちが将来に夢を持てるような新しい魅力を創ります-第7期総合計画の基本理念-」がある。

(岩崎議員)
町の総合計画には、夢とか希望とかたくさんの言葉がちりばめられているが、残念なことに、具体性がなかなか出てきていない。

Q.「夢あふれるまちづくり」とはどのようなものをイメージするか?

(広田議員)
蘭越町の「住民作家プロジェクト」である。小さなまちこそ、数十人が作家デビューすれば大きなインパクトになる。住民が情報の受け手ではなく、作り手である。自分のまちの歴史や魅力、そして自分自身の趣味や好きなこと、人生を表現することが応援できるプロジェクトとしても、夢あふれるまちづくりにつながる。

(北山議員)
市民があらゆる可能性にチャレンジできる土壌が備わったまち。ハード事業によるまちづくりよりもソフト事業による人づくりを大切にすることが本当に市民に開かれたまちづくりであるし、持続可能な社会を担保する必須条件だと確信している。

(岩崎議員)
より多くの町民の人たちが主体的に総合計画に加わるような仕組みを作っていくことがワクワクした社会にするための一つの原動力になる。

Q.道内の市町村で優良事例はあるか?

(広田議員)
西興部村である。夢おこす村、最先端の田舎というキーワード。小さな村だが、子育て世代の移住などが増えている。浦幌町は浦幌スタイルといって、本気で大人たちがこどもの夢に寄り添う。学校が地域に開かれていくことで高校進学時にまちを出ざるをえなかったこどもたちが地域に戻ってくるつながりができている。

(北山議員)
剣淵町の「絵本の里づくり」はとても素晴らしいと思った。千歳市の例で言えば、企業の支援を受け、 毎年、千歳ジュニアスポーツフェスティバルを開催している。 この事業は、将来の夢や希望を持つ子供たちにとって、オリンピック選手やプロ選手といった憧れのトップアスリートから、直接の指導を受けることのできる貴重な場となっている。

Q.「夢検」が夢あふれるまちづくりに貢献することができるか?

(広田議員)
高校の探求学習との連動も面白い。自分自身の棚卸になる。自分の夢や強みは、未来のものというより過去に自分がしてきたこと、楽しかったことのなかにあるかもしれない。夢検定は、自分探しのツールとしても面白いかもしれない。1人ひとりの夢は、その人にとって自分のための自分資源であると同時に地域にとっての資源にもなりうる。自分自身の夢検定とあわせて、発展形として地域ごと、集落ごとの夢検定もあってもいいのではないか。自分資源と、地域資源のかけあわせこそが、まちづくりだと思う。

(北山議員)
夢検定は自分自身の夢を実現するだけではなく、他人の夢の実現をアシストする側面も持っている点が大きいと思っている。夢を持つというのは若者の特権のように語られがちだが、これから全国各地で地域包括ケアによるまちづくりが必須課題となっていく中で、高齢者にこそ夢を持ってもらうべきではないか。新しくできたカフェに行ってみたい、子どものころ家が貧しくてあきらめたけど、ピアノを習ってみたかったという高齢者の夢により添えたら素敵だと思う。

(岩崎議員)
夢を描くのはとてもいいことで、子どもたちを含めて検定にすると非常にいいのではないかと思う。3年前に町の歴史の検定をやろうとしたことがあって、検定本を作ったことがある。コロナのこともあって少し止まっているが、中学校の教材に取り上げられた。子どもたちが挑戦すると、町の歴史にはこういうものがあるのかなどの発見があり、次の展開につながっている。

5.夢検定協会の取組み
8月2日にNPO法人の登記が完了したことから、9月1日~9月30日まで全国で約10回の設立記念イベント(https://yumekentei.or.jp/)を開催しています。また、9月1日~10月10日まで夢検定の受験権利をリターンとして、クラウドファンディング(https://camp-fire.jp/projects/view/467774)を実施しています。

6.本件に関する問合せ先
NPO法人夢検定協会(本部:東大阪市森河内西2-36-15、電話:06-6783-1655)
代表理事 琵琶博之(びわひろゆき)
TEL:090-7967-1303 MAIL:biwa@gold.ocn.ne.jp
*代表理事は、2011年5月~2015年4月まで蘭越町議会議員の経験があります


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