イタリア国立オリンピック委員会公式ホスピタリティハウス『Casa Italia(カーサイタリア)』オープン

プレスリリース発表元企業:イタリア国立オリンピック委員会

配信日時: 2021-07-26 17:30:00

「驚異」をテーマにイタリアが世界に誇るコンテンツを発信



イタリア国立オリンピック委員会は、東京オリンピック開催に伴い7月22日(木)~8月8日(日)に、公式ホスピタリティハウス『Casa Italia(カーサイタリア)』を高輪・貴賓館(東京都港区高輪3丁目13−1)にオープンいたしました。今回のCasa Italia では、「Mirabilia (ミラビリア=「驚異的なもの」という意味) 」をコンセプトとして、スポーツ、サステナビリティ、アート、デザインの分野からイタリアが世界に誇るコンテンツを発信します。

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■Casa Italia(カーサイタリア) について
Casa Italiaとは、イタリアや国際的なTVネットワーク、アスリートのためのホスピタリティハウス兼スタジオです。東京オリンピック開催期間中、イタリア国際オリンピックチームがオリンピックの主役であるイタリアチームの物語を伝えながら、Casa Italiaはアスリートたちと共に過ごします。

■Casa Italiaの歴史と進化
1984年のロサンゼルス・オリンピックの際にホスピタリティハウスとして誕生したCasa Italiaは、今日ではオリンピックだけでなく、国際的なレベルで認知されたブランドとなっており、ユニークなストーリーテリングを通じてイタリアの体験を伝えています。アスリートのホームでもあるCasa Italiaは、イタリアの歴史を忠実に伝えるため、大会ごとに進化し続けています。

2016年のリオ・オリンピックでは、文化の融合をテーマにした「Horizontal(ホリゾンタル)」から始まり、2018年の平昌オリンピックでは、様々な文明との出会いにおけるイタリアの視点を表現した「Prospectum(プロスペクトム)」を経て、2021年の東京オリンピックでは、「Wonder(驚き)」をテーマにしたプロジェクトを展開しています。

■今回のCasa Italia のコンセプト『Mirabilia (ミラビリア)』について
「Mirabilia(ミラビリア)」とは、1500年から1700年にかけてのコレクターたちが収集した珍品を展示する空間「Wunderkammer(ドイツ語で「驚異の部屋」)」から由来しています。彼らは、かつて芸術作品(アーティフィシャル)と自然物(ナチュラリア)を収集し、それらを違いや上下関係なく一緒に展示していました。これらのコレクションを総称したものを「Mirabilia(ミラビリア)」、すなわち「驚異的なもの」と呼んでいます。現代の言葉に置き換えると、自然、伝統、芸術、スポーツを最高のレベルで高める「Marvelous(驚異的なもの)」を集め、保存し、公開するいわば宇宙のような空間です。

また、今回のCasa Italiaのコンセプトでもある「Mirabilia(ミラビリア)」では、「Marvel(驚異)」というテーマのもと、『ほんの少しの魔法のような瞬間』に入りこむような感覚を表現しています。今回イタリアと日本の文化を結ぶ上でのキーワードとなっている「Wonder(驚き)」。イタリア人が日本に魅了されるように、日本人もイタリアを代表するあらゆるものに魅了されることでしょう。Casa Italiaで展示されている「驚き」をテーマとした展示物の数々は、自然やそれを構成するもの、そして日常生活にある「魔法」や「驚き」に直面したときに感じるものです。

■Casa Italiaの会場である高輪・貴賓館について
今回のCasa Italiaの会場となった高輪・貴賓館は、17~18世紀初頭のヨーロッパの住宅の典型的なもので、すべての部屋が他の部屋とつながっており、壁の装飾や暖炉で飾られています。これらの部屋を紐解き、一連の『驚異の部屋』を作り出しています。Casa Italiaのプロジェクトでは、高輪・貴賓館の歴史的な性質を考慮し、その特異性を高めるよう展示がデザインされています。

■Diego Nepi Molineris(Casa Italia ディレクター兼東京2020イタリア国立オリンピック委員会・マーケティングディレクター)からのコメント
「今回のオリンピックの複雑な状況を考慮した上で、国際的なレベルで我々の資産を伝えることがイタリアとして重要あると判断しました。そして、そのイタリアが世界に誇る資産を伝えることを目的としてCasa Italia を開催することを決めました。イタリア国内外の45パートナーが、私たちのブランドの価値と、それによって得られる知名度を認め、今回私たちのプロジェクトを支援してくれることになりました。このプロジェクトは2021年の東京オリンピックで終了するのではなく、2022年の北京冬季オリンピックに向けて継続していきます。

イタリア国立オリンピック委員会(CONI)のマーケティング戦略は、本プロジェクトに共感し、イタリアチームとCasa Italiaへ投資する主要企業との多くの合意を得て進めています。プロジェクトのビジョンと先見性、そしてブランド価値のおかげで、企業は競技が2021年に延期された後も投資を継続し、パートナーシップの経済的価値を高めることを選択しました。それは、私たちの価値を還元する能力を信じているからだと考えます。東京の企業の存在感と、オリンピックから直接もたらされるコンテンツへの要求の高まりは、イタリア国立オリンピック委員会のマーケティングミッションに新たな刺激を与え、過去の大会と同様に、自社の資産を強化し続けています。

イタリアチームとCasa Italia の2つのプロジェクトを構築することは、常に計画と忍耐を必要とする長い道のりです。オリンピックの間の4年間は、スポーツの価値を伝え、何世代にもわたって感動を与えるチームの歴史に基づいた、私たちの物語を残しています。Casa Italia のおかげで、私たちはオリンピック期間中もチャンネルを維持し、キーコンセプトを強化し、イタリアを代表するアスリートたちがスポーツに人生を捧げながら世界で活躍する様子を通して、スポーツ界全体にポジティブなメッセージを伝えることができます。このような資産が継続的に強化され続けることは、イタリア国立オリンピック委員会にとっての利点であると同時に、ストーリー性がより認識され評価されている資産を使用することは、2026年のミラノ/コルティナオリンピック委員会を組織する上でも意義があります。

ミラノ/コルティナは、2026年の冬季オリンピックの開催地として正式に決定しました。2022年の北京大会で、ミラノ/コルティナは2026年度のオリンピックの旗を手にしますが、これはオリンピックのコミュニケーションにおいて重要な瞬間であり、2026年の大会へ向けた公式なスタートとなります。2020年東京オリンピックの地に他国が存在することは、国際的なスポーツの信頼性、国際オリンピック委員会、次の冬季オリンピックを開催するイタリア、そして今後投資するパートナーにとって、当然なことだと考えます。パンデミックからの復興後には、適切な社会的行動の世界的なルールを考慮し、尊重した上で、再スタートを切る時が来るでしょう。」

■Casa Italia で展示されているコンテンツについて
以下リンクよりご確認ください。
https://drive.google.com/file/d/1jYydDjUXaA1MP8ZnR5JmhyEW47LcNqvl/view?usp=sharing

■オフィシャル動画について
Casa Italia 会期期間中に、イタリア国立オリンピック委員会はCasa Italiaが発信するコンテンツについての動画を制作、配信していきます。1本目のCasa Italia紹介ビデオについては以下よりご覧ください。残りのビデオについては、完成次第、別途リリースにてご案内予定です。

ロングバージョン https://drive.google.com/file/d/1kQ1pk4FT_WuCxjNKNw8O6Zl8i70maxqI/view?usp=sharing

ショートバージョン https://drive.google.com/file/d/1EwNIUMFIM-GGnbRIAXAb5wAcgGgmYE4a/view?usp=sharing

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