芝浦工業大学、文科省 国際化促進フォーラム形成支援事業プロジェクト幹事校に選定 課題解決型ワークショップ・グローバルPBLを横展開

プレスリリース発表元企業:芝浦工業大学

配信日時: 2021-07-07 16:30:00

プロジェクト概念図

2019年グローバルPBL実施の様子

芝浦工業大学(東京都港区/学長 山田純)は、文部科学省「大学の国際化推進フォーラム形成支援」における「イノベーション創出のためのグローバルPBLの横連携・展開」プロジェクトの幹事校として選定されました。
本学は、海外・国内協定校や企業などと課題解決型ワークショップ「グローバルPBL(Project Based Learning)」を例年90件実施しています。この実施経験と幅広い理工学系ネットワークをもとに実施手法の共有や共同開催を推進します。


■ポイント
・グローバルPBL実績:2019年度90件以上、2020年度30件(オンライン)
・参画大学のグローバルPBL立ち上げ担当者へ演習機会を提供
・200以上の海外協定校、ATU-NET(アジア理工系大学アライアンス)、GTIコンソーシアム(芝浦工大が事務局を務める産学官連携アライアンス)を通じたネットワーク


■プロジェクト概念図
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/266393/LL_img_266393_1.png
プロジェクト概念図

■グローバルPBL実施例
・交通安全研究に関わるグローバルPBL:伊東 敏夫 教授[機械制御システム学科]
イギリス・ラフボロー大学所有の大規模なヨーロッパ各国での運転データを解析し、現地の交通安全課題(日英交通事故相違解析、日英ドライバ挙動解析など)をグループ学習で検討すると共に日本での交通安全データと比較して、地域によらない交通安全の本質的な課題を現地教員や学生も交えて解析、議論する。

・被災後の木造仮設構造物:山代 悟 教授[建築学科]
イタリア・ローマ大学サピエンツァとの共同ワークショップ。テーマは自然災害後や難民流入後などの仮設住宅や復興住宅。日本とイタリアという全く異なる歴史的文化的背景をもちつつも、地震国という共通点をもつ国の間で災害と建築という共通のテーマを考え新たな設計への能力を培う。


■グローバルPBLとは
海外協定校や企業などと実施する課題解決型ワークショップ。海外協定校の学生とプロジェクトチームを結成し、2~4週間程度の期間に工学的な課題の解決に取り組む。さまざまなバックグラウンドを持つチームメイトと英語で議論し、プロジェクトを推進する。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/266393/LL_img_266393_2.png
2019年グローバルPBL実施の様子

詳細|グローバルPBL(各年度実施報告/参加学生体験談もこちら)
https://www.shibaura-it.ac.jp/global/dispatch/program/global_pbl/


■芝浦工業大学とは
工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科
https://www.shibaura-it.ac.jp/

日本屈指の海外学生派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の理工系大学です。東京都とさいたま市に3つのキャンパス(芝浦、豊洲、大宮)、4学部1研究科を有し、約9千人の学生と約300人の専任教員が所属。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。


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