工学院大学開発の「ダンボール・スリープカプセル」がフランスのデザイン賞を受賞。with コロナの暮らしをデザイン。

プレスリリース発表元企業:学校法人 工学院大学 広報課

配信日時: 2021-06-29 13:00:00

工学院大学が開発した「スリープ・カプセル」

沼田市でのワークショップ出展の様子

工学院大学(学長:伊藤 慎一郎、所在地:東京都新宿区/八王子市)の建築学部 鈴木 敏彦研究室は、コトブキシーティング株式会社(代表取締役:深澤 重幸、深澤 啓子、所在地:東京都千代田区)と「ダンボール・スリープカプセル」を共同開発し、この度DNA パリデザイン賞 2021においてDNA PARIS DESIGN AWARDS 2021(製品デザイン分野/人々のためのデザイン)を受賞しました。販売はコトブキシーティング株式会社が担当します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/264498/LL_img_264498_1.jpg
工学院大学が開発した「スリープ・カプセル」

DNA パリデザイン賞(DNA Paris Design Awards)とは、フランスのデザインアワードで、建築、インテリアデザイン、ランドスケープデザイン、グラフィックデザイン、製品デザインにおけるデザインと世界中のデザイナーが表彰されています。今回受賞したダンボール・スリープカプセルは、建築家・黒川紀章のカプセルハウスに関する研究が活かされています。

鈴木研究室は、東日本大震災を機に、ダンボールを使った家具や空間を創り出しています。新型コロナウイルス発生後には、PCR検査用のボディーシールドを開発し、医療現場のニーズに応えてきました。受賞作品は、コロナ禍の避難環境でも3密を避け、プライベート空間を確保しつつ快適に生活できることを目指し、自治体に試作品を持ち込み、実際の使用をリアルに想定しけながら改良を重ねました。2021年3月10-11日には、沼田市役所防災広場で宿泊ワークショップにカプセル4室を出展。実際にカプセルで寝泊まりした体験者によって、性能と有用性が確認されました。


参考資料
■DNA パリデザイン賞(DNA Paris Design Awards)について
https://dna.paris/winner/zoom.php?eid=71-88204-21
https://dna.paris/winner/index.php


■販売について
商品名: ダンボールスリープカプセル
販売元: コトブキシーティング株式会社 スリープカプセルビジネスユニット
TEL : 03-5280-5606
URL : https://www.kotobuki-seating.co.jp
外形 : 幅2,300mm、奥行き1,120mm、高さ1,230mm
強度等詳細は右記URL 参照 https://www.atelier-opa.com/csc.html
開発 : 鈴木 敏彦(工学院大学建築学部建築デザイン学科教授)

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/264498/LL_img_264498_2.jpg
沼田市でのワークショップ出展の様子


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