中央大学杉並高校物理部が制作した足踏み式消毒液スタンドを杉並区内の施設および新型コロナワクチン接種会場へ寄贈

プレスリリース発表元企業:大学プレスセンター

配信日時: 2021-06-25 14:05:07





大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。



中央大学杉並高等学校(東京都杉並区)では今年6月、物理部が製作した足踏み式消毒液スタンドを、杉並区内7か所の施設(荻窪地域区民センター、まちナカ・コミュニティ西荻みなみ、杉並障害者自立生活支援センター すだち(杉並育成園すだちの里すぎなみ)、すぎなみ協働プラザ、児童青少年センター ゆう杉並、特別養護老人ホーム 上井草園、荻窪病院)と、杉並区新型コロナワクチン接種実施会場(桃井原っぱ公園 仮設会場)に寄贈した。




 同校の物理部では昨年から、生徒や教職員が使用するために足踏み式消毒液スタンドを継続的に作成。校内に16台を設置していた。
 これが好評であったため、スタンドを近隣地域に設置し、役立てることはできないかと検討。地元の団体「すぎなみ協働プラザ」に協力を仰ぎ、近隣地域の施設への寄贈を始めた。

 6月11日には、杉並区の新型コロナワクチン接種会場となる桃井原っぱ公園(仮設会場)にスタンドを寄贈。病院関係者が見守るなか物理部員が消毒液ボトルを取り付け、荻窪病院の院長(理事長)と副院長に実際にスタンドを使用してもらった。また、物理部部長が医療従事者に感謝の言葉を伝えた。
 消毒液スタンドの近くには「ワクチン接種・日々のアルコール消毒など皆さん一人ひとりの行動が、新型コロナウイルスの拡大防止のための大きな力になっていると思います。コロナ禍を一緒に乗り越え、早くマスクを外して過ごせる日がくるように頑張っていきましょう。」との物理部からのメッセージも掲出されている。

 中央大学杉並高校は2014年、大規模災害時に同校施設の一部を荻窪病院の延長病棟として機能させるための協定「災害時における杉並区、医療法人財団荻窪病院及び学校法人中央大学杉並高等学校の協力に関する協定」を締結。毎年、同院が実施する災害訓練に生徒を派遣するなどの連携を行っている。
 同校では今後も、災害時やコロナ禍において高校や高校生が貢献できることを探し、地域との連携をさらに深めていく。

(参考)
・中央大学杉並高等学校紀要第30号「足踏み式アルコール消毒スタンドの制作」
 http://www.chusugi.jp/feature/downloads/30kiyo05.pdf

・アルコールスタンドの寄贈(物理部) (2021/06/04)
 http://www.chusugi.jp/information/5750

<本件に関するお問い合わせ>
 中央大学杉並高校 事務室
 TEL:03-3390-3175

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