2021年のセール「618」では何が売れたのかを独自に調査!【速報】

プレスリリース発表元企業:株式会社ENJOY JAPAN

配信日時: 2021-06-25 09:50:00

中国最大級のECセール「618」で、具体的にどのブランドが売れたのかを、中国マーケティング支援ツール「ミーエル」を使って調べ集計をしました。人気の日本ブランドもランクインしていることも判明しました。



中国マーケティングシステム『ミーエル』を提供する株式会社ENJOY JAPAN(本社:東京都新宿区 代表取締役 瞿史偉(以下、ENJOY JAPAN)は、W11(ダブルイレブン)に次ぐ中国ECの祭典618(ロクイチハチ)にて、一体何が売れたのかを独自に調査いたしました。

調査・分析概要
分析方法:ミーエルVer.1(https://enjoy-japan.jp/miiel/
※ミーエルは、中国の主要ECサイト/SNSを分析するためのマーケティング支援ツールです。
調査期間:2021年5月23日~6月22日 ※6月18日を含む
集計結果は速報レベルとなりますので予めご了承ください。

◆618キャンペーンの売上は5784.8億元(日本円換算9兆8,340億円)
※2021年6月1日~18日までの売上となります。
中国メディアの情報によると、全国流通総額(GMV)は約10兆円となり、昨年よりも期間比で26.5%も伸びたとのことです。


[画像1: https://prtimes.jp/i/58185/6/resize/d58185-6-146241-2.png ]


◆やはり強いTMALL(天猫)
 各プラットフォームでの取引高を比べると、1位TMALL(天猫)、2位JD(京東)、3位ピンドゥオドゥオ(拼多多)。1位は、不動のTMALL(天猫)ですが、3番手にピンドゥオドゥオ(拼多多)が入っていることは、中国市場の幅広いエリア(2線都市以下)でも、越境ECの利用が伸びていることを示しているのがわかります。


[画像2: https://prtimes.jp/i/58185/6/resize/d58185-6-106017-3.png ]


◆618での人気カテゴリは、『家電』『スマホ』『アパレル』『化粧品』
 化粧品関連などの女性向け商材は、よく売れ筋カテゴリとして上がってきますが、特に618では、家電・スマホなどのIT系商材も売れ筋カテゴリです。


[画像3: https://prtimes.jp/i/58185/6/resize/d58185-6-306276-4.png ]

引用:https://www.sohu.com/a/473294242_120558016(2021年6月21日発表)

そこで今回は、この4つのカテゴリをより、詳細にミーエルで分析をしてみました。

◆ミーエルでTOP3カテゴリ『家電』『スマホ』『アパレル』を分析!
調査対象プラットフォーム:TMALL(天猫)
調査期間:2021年5月23日~6月22日 ※6月18日を含む
ランキング:販売数量(ブランド別に集計・合算)
カテゴリ分類については、下記の基準にて区分けしております。
家電:「パソコン(タブレット含む)」「テレビ」
スマホ:「スマートフォン」
アパレル:「女性向け衣料品」
化粧品:「スキンケア(化粧水・乳液)」「ファンデーション」「口紅」
※本調査は、弊社マーケティングシステム『ミーエル』に基づき調査・分析を行いました。また、カテゴリ分類については、TMALL(天猫)にて登録商品情報から判断しております。

【パソコン(タブレット含む)部門】
中国でも強いアップル製品。次に、Lenovo、Huaweiというランキングになっています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/58185/6/resize/d58185-6-121314-5.png ]


シェア率は以下の通りです。
[画像5: https://prtimes.jp/i/58185/6/resize/d58185-6-518609-6.png ]



【テレビ部門】
中国ブランド強し!という感じですね。
[画像6: https://prtimes.jp/i/58185/6/resize/d58185-6-903156-7.png ]


テレビ部門におけるシェア率は以下の通りです。
[画像7: https://prtimes.jp/i/58185/6/resize/d58185-6-710171-8.png ]


【スマートフォン部門】
こちらも、パソコン・タブレットと同様に、アップル製品が1位を獲得しています。
[画像8: https://prtimes.jp/i/58185/6/resize/d58185-6-685699-9.png ]

[画像9: https://prtimes.jp/i/58185/6/resize/d58185-6-664672-10.png ]


【女性用衣料品】
女性衣料品部門においては、中国国産ブランド(国潮)という傾向が、年々強くなってきております。そこで、“国潮(ファッション)”を調査いたしました。
結果、以下の通りです。
[画像10: https://prtimes.jp/i/58185/6/resize/d58185-6-175800-11.png ]


中国国産のファッションブランドは、“国潮”というキーワードが示すように、たくさんのブランドがひしめき合っていることが、以下のシェア率からもうかがえます。
[画像11: https://prtimes.jp/i/58185/6/resize/d58185-6-240744-12.png ]



◆化粧品カテゴリ
今回の618キャンペーンでは人気カテゴリTOP3を逃してしまった化粧品カテゴリ。中国国産ブランドの台頭もありますが、こちらは海外ブランドが強いです。

【スキンケア(主に、化粧水・乳液)】
まだまだ存在感を示す海外ブランドが多くありますが、シェア率が示す通り、多くのブランドがひしめき合っていることがうかがえます。ミーエルの調査では日本のブランドであるコスメデコルテがスキンケア部門では1位のシェアとなっていることが判明しました。
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【ファンデーション】
スキンケア商材と同様に、非常に多くのブランドがひしめき合っているのがうかがえます。
[画像14: https://prtimes.jp/i/58185/6/resize/d58185-6-855616-15.png ]

[画像15: https://prtimes.jp/i/58185/6/resize/d58185-6-660824-16.png ]



【口紅】
スキンケアなどのカテゴリでは海外ブランドが強い傾向にはありますが、近年、メイクアップのカテゴリでは、中国国産ブランドの台頭が見受けられます。

[画像16: https://prtimes.jp/i/58185/6/resize/d58185-6-636854-0.png ]

[画像17: https://prtimes.jp/i/58185/6/resize/d58185-6-732680-1.png ]



618の人気カテゴリ別、ブランドランキングは以上となります。
気になる商品やブランドがあった際には、ぜひミーエルで調べてみてください。
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