バブルカルチャーの真打ち・甘糟りり子登場! あの熱狂の時代の渦中にいた著者ならではの愛と自戒に満ちた“おとぎ話エッセイ”『バブル、盆に返らず』6月23日(水)光文社より発売

プレスリリース発表元企業:株式会社光文社

配信日時: 2021-06-21 10:00:00



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「1990年の私に、顔パスで入れないディスコはなかった」
繰り返し語られ、作品化されてきたバブル。しかし、こと遊びに関しては、ステレオタイプなお立ち台の映像ばかりが使われるという間違ったワンパターン化も。
都会の真ん中、トレンドの上澄みを飲み干してきた著者は、バブルをテーマに多くの取材を受けてきましたが、1980年代から沸き立つ時代の終章までを、ひとつのカルチャーとしてとらえ、愚かしさは愚かしさのままに描いたのがこの作品。あの頃現役だったあなたにも、バブルの空気感を知りたい若い世代にも楽しんでいただける一冊です。
著者いわく、「東京の超・現代史を書きました」とのことです。
カバーは気鋭の若手アーティスト、ロビンソン愛子による現代春画。
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【著者PROFILE】
甘糟りり子 あまかすりりこ 1964年、横浜生まれ。幼い頃から鎌倉に暮らす。玉川大学を卒業後、アパレル会社勤務を経て文筆業の道へ。クルマ、レストラン、ファッションなど、都会のきらめきをモチーフにした小説やコラムに定評がある。バブル世代の女性たちの40代を描いた『エストロゲン』(小学館文庫)や、現代に生きる女性やその家族が直面する問題を取り上げた『産む、産まない、産めない』『産まなくても、産めなくても』(ともに講談社文庫)は、読者の共感を呼びロングセラーとなっている。近著『鎌倉の家』(河出書房新社)、『鎌倉だから、おいしい。』(集英社)。

【目次】
ウォーターフロントのTバック/マハラジャのVIPルームから
真夏の夜の逗子マリーナ/「バー鍵」と「スペアキー」
ラブホテル二大ブランド/チャイナタウン・パフェ
お立ち台が産まれた夜/苗場プリンス、銀世界
流行の廃棄処分/トゥーリア
六本木プリンスとホテル西洋銀座/昭和天皇が亡くなられた日
横浜ディスコテーク/SEX AND THE XMAS
家電 留守電 携帯電話/アース・ウインド&パーコー麺
環八イエスタデイ/六本木WAVE
アルファ・キュービック/西麻布ザ・ウォール
君の瞳に恋してる/デセール・リリコ
中山競馬場のオグリキャップ/ベイブリッジとレインボーブリッジ
プワゾン/東京いい店やれる店
笄櫻泉堂/芝浦GOLD
陸(おか)サーファーと関越自動車道/レストランで常連になる方法
ボジョレー・ヌーボーと日本人/『an・an』と『JJ』
ヤンエグどもが、夢の跡/六本木ヒルズ

【書籍詳細】
書名:『バブル、盆に返らず』 
著者:甘糟りり子
発行:光文社
発売日:6月23日(水)一般書店発売 
定価:1,760円(税込み) 
版型:四六判ソフトカバー 224p

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