ゼットスケーラーがTrustdomeを買収し、クラウドワークロードのエンタイトルメントギャップに対応

プレスリリース発表元企業:ゼットスケーラー株式会社

配信日時: 2021-04-20 11:00:00

クラウドセキュリティ業界を牽引するZscaler(本社:米国カリフォルニア州、以下 ゼットスケーラー、https://www.zscaler.jp/ )は本日、クラウドインフラストラクチャ権限管理(CIEM)のイノベーションをリードするイスラエルのセキュリティ企業、Trustdomeの買収について正式に合意したことを発表しました。Trustdomeの開発チームとCIEMテクノロジは、ゼットスケーラーが提供するZscaler Cloud Protection(ZCP)™(https://www.zscaler.jp/resources/data-sheets/zscaler-cloud-protection-at-a-glance-ja.pdf)の一環としてクラウドセキュリティポスチャ管理(CSPM)(https://www.zscaler.jp/products/cloud-security-posture-management)プラットフォームに統合され、パブリッククラウドの攻撃対象領域(アタックサーフェス)を縮小してセキュリティポスチャを改善する包括的なソリューションを提供します。この買収により、ゼットスケーラーはイスラエルに初の開発センターを持つこととなり、継続的な投資を行っていくことで、さらに幅広いグローバル展開を実現します。

ゼットスケーラーの創業者で会長兼CEOのジェイ・チャウドリー(Jay Chaudhry)は、次のように述べています。「ゼットスケーラーは、現在のクラウドファーストの世界において、パブリッククラウドプラットフォームとサービスを安全に活用していただけるよう、Zscaler Cloud Protectionのビジョンを既に発表しています。TrustdomeチームとCIEMのイノベーションが加わることによってマルチクラウド環境全体に最小権限の原則が適用され、DevOpsにおけるイノベーションが制限されることなく、ゼットスケーラーのCloud Protectionポートフォリオが強化されます。Trustdomeチームをゼットスケーラーファミリーに迎えることを非常に喜ばしく思うとともに、イスラエルにおいてゼットスケーラーの研究開発が成長していくことを楽しみにしています。」

企業のクラウド環境では、人とクラウドサービスの双方に個別に付与される権限の数が、未使用の権限、連携されていない休止アカウント、設定が不適切な権限などを含め、数億にのぼることがあります。これらの権限は、確認せずに放置しておくと、クラウド導入環境に攻撃者が容易に侵入する経路となります。TrustdomeのCIEMプラットフォームは、パブリッククラウド環境のデータやアプリケーション、サービスへのアクセス権限を完全に制御することで、この問題の解決を支援します。

TrustdomeのCEOであるオファー・ヘンドラー(Ofer Hendler)は次のように述べています。「資格や権限の付与は、パブリッククラウドにおいて急速にセキュリティ上の最大の課題となりつつあります。Trustdomeチームはこの課題を解決する革新的なプラットフォームを構築し、開発チームやDevOpsチームがスピードとアジリティを維持することも可能にしました。ゼットスケーラーファミリーの一員となり、企業が直面するクラウド保護にまつわる課題解決に向け、イノベーションを加速できることを楽しみにしています。」

慣習的な完了条件が満たされることを条件に、本取引はゼットスケーラーの第3四半期終了前には完了する見通しです。取引条件は開示していません。

詳しい情報は、ゼットスケーラーの公式ブログ 「エンタイトルメント:パブリッククラウドで最も見落とされがちなリスク (https://www.zscaler.jp/blogs/corporate/entitlements-most-overlooked-risk-public-cloud)」にて確認できます。


将来予想に関する記述
本プレスリリースには、ゼットスケーラー経営陣の考えや想定、また現時点でゼットスケーラー経営陣に取得可能な情報に基づく、将来予想に関する記述が含まれています。このような将来予想に関する記述には、Trustdome買収に関するゼットスケーラーの目的、買収の完了時期、買収によって予想されるゼットスケーラーの製品オファリングやお客様にとってのメリットが該当します。これらの将来予想に関する記述は、1995年私募証券訴訟改革法の「セーフハーバー」条項に支配されます。ゼットスケーラーがそのクラウドプラットフォームにTrustdomeのテクノロジを適切に統合する能力や、買収後にTrustdomeの主要な従業員を維持する能力に関わる要素を含め、非常にさまざまな要素が原因で、実際には、本プレスリリースに記載される将来予想に関する記述とは著しく異なる結果に至る可能性があります。
その他のリスクや不安定要素は、2021年3月4日に証券取引委員会(SEC)に登録された最新の四半期報告書(Form 10-Q)に定められています。本四半期報告書は、ゼットスケーラーのウェブサイト(ir.zscaler.com)またはSECのウェブサイト(www.sec.gov)から取得できます。本プレスリリース内のあらゆる将来予測に関する記述は、本書の日付の時点でゼットスケーラーが取得できる限られた情報に基づいています。当該情報は変更される可能性がありますが、将来的に新たな情報を入手できたとしても、ゼットスケーラーは必ずしも本書内の情報を更新しません。

ゼットスケーラーについて
ゼットスケーラー(NASDAQ:ZS)は、顧客企業のアジャイル性、効率性、事業回復力およびセキュリティの強化をサポートするため、デジタルトランスフォーメーションを加速させます。世界最大のインライン型クラウドセキュリティプラットフォームのZscaler Zero Trust Exchangeは、あらゆる場所のユーザ、デバイスおよびアプリケーション間をセキュアに接続することで、サイバー攻撃とデータ消失から数千社の顧客企業を保護しています。Zscaler Zero Trust Exchangeは、世界150拠点以上のデータセンタに分散されたSASEベースのプラットフォームです。

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