子ども達の防災意識を醸成 TOA株式会社の防災人形劇が第18回フィランソロピー大賞にて特別賞「防災の見はり番」賞を受賞!

プレスリリース発表元企業:TOA株式会社

配信日時: 2021-03-10 10:00:00

授賞式の様子

出演アーティスト

公演の様子

TOA株式会社(本社:神戸、社長:竹内 一弘)は、公益社団法人日本フィランソロピー協会が主催する顕彰事業「第18回企業フィランソロピー大賞」において、当社の社会貢献活動が特別賞「防災の見はり番」賞を受賞しましたのでお知らせいたします。
また、合わせて「カンカン塔の見はり番」の初の試みとしてオンライン公演を2021年3月21日(日)に実施いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/250438/LL_img_250438_1.jpg
授賞式の様子

当社がこの社会貢献活動を進める背景にあるのは「音で命を守りたい」という強い思いです。 当社は阪神・淡路大震災で被災した企業として、減災・防災に貢献するため「防災用スピーカー」の普及活動をはじめ、さまざまな取り組みを進めてまいりました。
しかし、真に災害による被害を減らすためには、防災放送を聴いた人々がその意味を受け取り、避難行動へと繋げなければなりません。災害時に防災放送や警報音を聴き、考え、行動する「聴く力」の大切さを伝えるため、当社が社会貢献活動として始めたのが、防災人形劇「カンカン塔の見はり番」です。


<企業フィランソロピー大賞とは>
企業フィランソロピー大賞とは、企業や団体が行う社会貢献活動を表彰する目的で、2003年に創設。社会の課題解決のために、自社の経営資源(人材・ノウハウ・技術・情報など)を有機的・持続的に活用した社会貢献活動を顕彰し、広く社会に発信することにより、公正で温もりと活力ある社会を次世代に伝える一助としています。

公益社団法人日本フィランソロピー協会ホームページ
https://www.philanthropy.or.jp/award/18/


<受賞活動名>
TOA音の防災シアター「カンカン塔の見はり番」


<活動概要>
「音と防災」をテーマとした創作人形劇で、2016年に始動。全国各地の教育施設(幼稚園、保育園、小学校など)や地域の防災施設、防災イベントなど、子どもが訪れる場所に赴いて公演活動を行い、音を意識して聴くことの重要性を訴えています。
物語の主人公は子ウサギ・ベルくん。ベルくんが村の見はり塔「カンカン塔」の上から、村で起こるさまざまな出来事を“音”で報せようと奮闘するお話です。
2019年度までに全国各地で32回公演を行い、累計3200人以上が観覧。人形劇だけでなく、WEB絵本、冊子絵本、読み聞かせ公演、オンライン公演などさまざまな媒体を活用して、普及活動を行ってまいりました。なお、活動にあたってはNPO法人 子どもとアーティストの出会いと連携し、企画制作を行っています。
活動についての詳細は、弊社ホームページをご参照ください。
https://www.toa.co.jp/mecenat/kkt/


【受賞コメント:TOA株式会社 代表取締役社長 竹内 一弘】
TOAは「機器ではなく、音を買っていただく」という企業哲学を持っています。当社の機器から出ていく音で、どのような行動の変化を起こすのか。そういったことを日々大切にし、それを探求しています。当社は災害時に市民の方々を安全な場所に逃がす、避難誘導する機器を提供しております。我々が納めている機器がいざという時に役立つためにも、この活動で音の大切さを伝えていきたいと考えています。
国連が定めているSDGsの基本理念は「誰一人取り残さない」ですが、TOAの企業活動とこの「カンカン塔の見はり番」を結びつける基本原則も「誰一人取り残さない」ということです。我々はこの活動をこれから先も不断なく続けていくことを誓い、受賞の挨拶とさせていただきます。


【「カンカン塔の見はり番」オンライン公演のご案内】
東日本大震災から10年の節目となる今年、「カンカン塔の見はり番」は初めてオンラインでの配信公演を実施します。企業フィランソロピー大賞特別賞を受賞した当活動の模様を、ぜひご覧ください。

<開催概要>
日時 2021年3月21日(日) 15:00開演
観覧方法 Zoomにて配信を行います。
観覧をご希望の方はリンク先「その他のお問い合わせ」から、
必要事項をご記入のうえお申込み下さい。

※備考欄に「オンライン公演観覧希望」と記載ください。
https://www.toa.co.jp/mecenat/kkt/contact.htm
詳細はこちら→ https://www.toa.co.jp/news/2021/210309.htm


■TOA株式会社について
本社:神戸市、社長:竹内 一弘、URL: http://www.toa.co.jp/
駅や空港の案内放送、商業施設のBGMなどの業務用音響機器と、防犯カメラなどのセキュリティ機器の専門メーカー。近年では、減災・防災分野に特に注力し、津波警報など防災用の高性能スピーカーが全国の自治体で相次いで採用されています。
社会貢献活動・企業メセナ活動にも積極的で、自社資源である音響機材を活用した独自企画を数多く展開。特に、子ども達の成長過程に合わせた4つの音楽プログラムを複合的に推進する「TOA Meet!Music!Concept」では、「第6回パートナーシップ賞(2008年)」「第12回PRアワードグランプリ ツール・スキル部門優秀賞(2009年)」「メセナアワード2010文化庁長官賞(2010年)」等を受賞しています。
これまでの活動で得たノウハウを駆使し、2016年度、あらたに減災・防災分野の社会貢献活動を開始。2019年度までに累計公演回数30回、累計参加者数3,000名を達成。


■会社概要
設立 :1949年4月20日(創業:1934年9月1日)
資本金 :52億79百万円
従業員数 :3,312名(連結) 820名(単体)
代表者 :代表取締役社長 竹内 一弘
本社所在地:兵庫県神戸市中央区港島中町七丁目2番1号
事業内容 :・拡声放送機器、通信機器、その他情報伝達機械器具の製造販売
・音響機器、映像機器、その他電子・電気機械器具の製造販売
・上記機器の賃貸ならびに工事の設計施工
・音響・映像に関するソフトウェアの企画・制作ならびに販売
・電気通信を利用した各種サービスの提供
・電気通信事業
・ホール・スタジオの賃貸経営ならびに音楽等のイベント・催し物の企画運営
※2020年3月期実績


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press