水晶発振器の市場規模、2025年に31億米ドル到達予測 安価な代替品であるMEMSが抑制要因に

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション
水晶発振器の市場規模、2025年に31億米ドル到達予測 安価な代替品であるMEMSが抑制要因に


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「水晶発振器の世界市場・COVID-19の影響 (~2025年):回路 (SPXO・TCXO・VCXO)・水晶カット (ATカット・BTカット・SCカット)・実装区分 (表面実装・スルーホール)・用途 (CE製品)・地域別」 (MarketsandMarkets) の販売を3月5日より開始いたしました。

水晶発振器の市場規模は、2020年の28億米ドルからCAGR2.1%で成長し、2025年には31億米ドルに達すると予測されています。家庭用電化製品からの水晶発振器への需要の高まりや、5Gネットワークの発展などが、市場の成長を牽引する要因となっています。

COVID-19の水晶発振器市場への影響

COVID-19の発生と蔓延により2020年の水晶発振器の出荷量と収益が減少しました。その結果、2020年前半の市場の成長トレンドには陰りが見られました。しかし、年度後半には、家庭用電化製品、通信・ネットワーク、自動車、研究・計測、産業用・医療用アプリケーションの需要が安定化したことにより、在庫水準が正常化し、水晶発振器の需要が増加すると予想されています。COVID-19により、世界中の製造施設が一時的に閉鎖されたことから、水晶発振器の生産やバリューチェーンに影響を与えています。世界的なロックダウンは、水晶発振器の生産、各国のGDP、そして一人当たりの所得にも影響を与えています。その結果、人々の購買力が低下し、市場の前年比成長率も減少しています。

推進要因:家庭用電化製品向け水晶発振器の需要拡大

家庭用電化製品の需要拡大に伴い、水晶発振器の需要が高まっています。水晶発振器は、スマートフォン、スマートフォンアクセサリー、パソコン、テレビ、タブレット、ウェアラブル、ゲーム機、スマートスピーカー、VRヘッドセットなどの家庭用電化製品に使用されています。VCXO型水晶発振器は、マイコンに接続されたDACと結合された携帯電話に使用されています。この仕組みを利用してデジタル入力を行い、DACがアナログ電圧を出力してVCXO発振器の出力を制御しています。しかし、TCXOはダイオードを内蔵した水晶発振器で、位相雑音性能に優れているため、家庭用電化製品に使用されている水晶発振器の中では最もポピュラーなタイプです。そのため、GPS、スマートフォン、無線モジュールなどの用途に広く使用されています。また、製造コストを最小限に抑えることができます。

すべての電子デバイスは、少なくとも1つの精密タイマ回路を必要とします。多くのデバイスでは、10個のクロックが必要になります。一般的なスマートフォンやタブレットには、最大5個の発振器が搭載されています。絶え間ない技術変化により、技術への依存度が高まっています。その結果、家電ユーザーの急増やスマートフォン需要の増加につながり、水晶発振器市場全体が成長しています。

抑制要因:安価な代替品を提供する発振器技術の進歩

マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)の共振器ベースのクロックとオシレータは、その精度と安定性がほとんどの水晶回路に匹敵すると同時に、より高い信頼性、耐久性の向上、小型化、低コスト化を実現するアプリケーションを見出しています。これらのデバイスには標準的なCMOSシリコン技術が使用されているため、特殊な製造技術やパッケージング技術を必要とする水晶発振器に比べて、製造が容易で安価です。水晶発振器の技術は急速に成熟しており、性能、サイズ、信頼性、コストの限界に達しています。これらの発振器のさらなる改良や開発は困難です。そのため、MEMSのような代替技術が市場で人気を集めており、水晶発振器は時代遅れとなっています。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama982139-crystal-oscillator-market-covid-impact-analysis-by.html

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