明治大学平和教育登戸研究所資料館が第11回企画展を開催『極秘機関「陸軍登戸研究所」はこうして明らかになった-登戸研究所掘り起こし運動30年のあゆみ-』

プレスリリース発表元企業:学校法人明治大学広報課

配信日時: 2021-01-13 11:00:00

1月13日(水)から7月3日(土)まで開催(明治大学平和教育登戸研究所資料館が第11回企画展)

明治大学平和教育登戸研究所資料館は、第11回企画展『極秘機関「陸軍登戸研究所」はこうして明らかになった-登戸研究所掘り起こし運動30年のあゆみ-』を1月13日(水)から7月3日(土)まで開催いたします。オンライン開催有・入館無料。
日本陸軍の秘密戦のための兵器を研究・開発していた登戸研究所に関する資料・データは、敗戦時にことごとく焼却・隠滅されました。また、研究所関係者も戦後長らく口を閉ざし続け、登戸研究所の秘密は完全に消滅するかに思われました。しかし、今から30年以上前、1980年代の終わり頃に、川崎市と長野県伊那地方において、地元の市民・教員・高校生たちによって登戸研究所の歴史を解明しようとする掘り起こし運動が始まりました。ちょうどその頃、長らく口を閉ざし続けていた登戸研究所の関係者も、親睦団体として「登研会(とけんかい)」を結成し、少しずつ集うようになっていました。
市民・教員・高校生たちは、研究所関係者のもとを訪ね、信頼関係を築きながら、登戸研究所で何が行われていたのかを少しずつ明らかにしていきました。そして、明治大学にも登戸研究所の歴史を研究するグループが生まれ、市民・「登研会」・大学関係者が連携して登戸研究所掘り起こし運動が展開されるようになったのです。今回の企画展ではこうした掘り起こし運動を振り返り、どのように登戸研究所の秘密が明らかにされていったのか検証します。

■開催概要
・会期:2021年1月13日(水)~2021年7月3日(土)
※休館日:日曜~火曜、2021年 1月16日、2月5日
※2021年1月13日現在、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、資料館がある生田キャンパスは入構制限を行っています。当面の間は本学学生・教職員のみ来館可能で、一般の方は来館できません。今後、一般の方にも利用していただけるようになり次第、当館HP・SNSでお知らせいたします。また、今後の感染状況により臨時休館する場合もございます。
・会場・方法:明治大学平和教育登戸研究所資料館およびオンライン開催
※オンライン参加の方はこちらのページ(最下部参照)からご参加いただけます
https://www.meiji.ac.jp/noborito/event/index.html
・開館時間:10:00~16:00
・入館料:無料
・主催:明治大学平和教育登戸研究所資料館
・後援:神奈川県川崎市、川崎市教育委員会
■関連イベントのお知らせ
講演会(1)「登戸研究所掘り起こし運動30年のあゆみ」
30年前、市民や高校生、元登戸研究所員とともに登戸研究所の掘り起こしを始めた当事者から、当時の思い出やこれからの展望についてお話しします。
・講師:渡辺賢二(明治大学平和教育登戸研究所資料館展示専門委員、元法政大学第二中・高等学校教諭)
・開催日時:2021年3月20日(土・祝)13:00~14:30

講演会(2)「資料館開館に向けての明治大学の取り組み」
市民や元登戸研究所員等から登戸研究所遺構保存を希望する声を受けて、明治大学が資料館を設立するまでの経緯をお話します
・講師:山田朗(明治大学平和教育登戸研究所資料館長、明治大学文学部教授)
・開催日時:2021年5月15日(土)13:00~14:30

講演会(1)・(2)への参加について
・方法:オンライン会議ツールZOOMを使用したウェビナーとして予定(後日YouTubeでも公開)
※講演会(2)は今後の状況次第で対面での開催可能性も有(当館HP・SNSでお知らせします)
・定員:400名
・参加費:無料
・参加方法:要事前予約。開催日1週間前までに、noborito@mics.meiji.ac.jp宛に、(1)氏名、(2)メールアドレス、(3)希望する講演会名を明記の上お申し込みください。
※翌開館日以内に当館よりお申込み確認メールを送信いたします。当館からのメールが届かない場合、迷惑メールフォルダ等に振り分けられている可能性がございますので、noborito@mics.meiji.ac.jpからのメールを受け取れるよう設定をお願いいたします。

企画展解説会(YouTube公開予定)
企画展の見どころを、展示物とともに解説します。
・解説者:山田朗(明治大学平和教育登戸研究所資料館長、明治大学文学部教授)
・開催日時:詳しくは当館HP・SNSで発表いたします。


詳細はこちら
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