2021年 新成人のカーライフ意識調査 ~ 新成人が車を持ちたい理由、持ちたくない理由は? 「車を所有する経済的な余裕がない」6割超え ほか(「2021年 新成人のカーライフ意識調査」より抜粋)

プレスリリース発表元企業:ソニー損害保険株式会社

配信日時: 2021-01-07 13:00:00

ソニー損害保険株式会社(代表取締役社長:丹羽 淳雄、本社:東京都大田区、以下「ソニー損保」)は、2020年12月2日~12月9日の8日間、今年の新成人(2000年4月2日~2001年4月1日生まれ)に対し、新成人のカーライフ意識調査をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答を得ました。
※本リリースは、2021年1月5日にソニー損保が発表した「2021年 新成人のカーライフ意識調査」から抜粋してご案内するものです。調査の全文は、こちら(https://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2021/01/20210105_01.html)からご覧いただけます。



*調査概要
◆調査タイトル:2021年 新成人のカーライフ意識調査
◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
今年の新成人(2000年4月2日~2001年4月1日生まれ) 男性500名、女性500名
◆調査期間 :2020年12月2日~12月9日
◆調査方法 :インターネット調査
◆調査地域 :全国
◆有効回答数 :1,000サンプル(有効回答から1,000サンプルを抽出)
◆実施機関 :ネットエイジア株式会社
◆調査協力会社:ネットエイジア株式会社

*利用条件
本記事内の図解/文章とも自由に転載いただくことが可能ですが、下記の利用条件をすべて満たす場合に限ります。なお、当社がふさわしくないと判断した場合は、掲載の中止を求めることがあります。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「ソニー損害保険株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、ソニー損保の自動車保険トップページへリンクを設置してください。
https://www.sonysonpo.co.jp/auto/

*調査要約
【新成人の免許保有/車利用実態】
◆今年の新成人の運転免許保有率は51.3%、マイカー所有率は14.4%
今年の新成人(2000年4月2日~2001年4月1日生まれ)1,000名に、普通自動車運転免許を持っているか聞いたところ、「普通自動車免許を持っている(オートマ限定)」は36.8%、「普通自動車免許を持っている(マニュアル)」は14.5%で、合計した『運転免許保有率』は51.3%でした。また、「現在、教習所へ通っている(オートマ限定)」は3.9%、「現在、教習所へ通っている(マニュアル)」は1.0%、「時期は決まっていないが、取得予定」は26.0%で、合計した『運転免許取得予定』の割合は30.9%となりました。

取得した免許の種類を男女別にみると、「普通自動車免許(オートマ限定)」は男性27.8%、女性45.8%と、女性のほうが18.0ポイント高くなりました。他方、「普通自動車免許(マニュアル)」は男性23.6%、女性5.4%と、男性のほうが18.2ポイント高くなりました。

また、『運転免許保有率』を居住地別にみると、都市部(※1)では45.1%、地方では53.6%と、地方のほうが8.5ポイント高くなりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/1545/246/resize/d1545-246-521168-0.jpg ]

『運転免許保有率』を前回の調査結果と比較すると、2020年56.4%→2021年51.3%と、5.1ポイント下降しました。

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※1:市・区における人口ランキングの上位都市である、北海道札幌市、東京都23区、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、京都府京都市、大阪府大阪市、兵庫県神戸市、福岡県福岡市を「都市部」とし、それ以外を「地方」とした。

次に、全回答者1,000名に、車(バイクを除く)を持っているか聞いたところ、「自分の車を持っている」は14.4%となり、「自分の車を購入する予定がある」は9.4%、「購入する予定はないが、いずれは欲しい」は44.1%で、合計した『購入予定または意向あり』は53.5%となりました。マイカー所有者は少数派でしたが、多くの方がこれからマイカーを所有することに対し前向きに考えていることがわかりました。他方、「購入するつもりはない」は32.1%となりました。

マイカー所有率(「自分の車を持っている」の割合)を男女・居住地別にみると、男性では都市部は15.9%、地方は13.2%と、都市部のほうがやや高くなったのに対し、女性では都市部は7.7%、地方は18.3%と、地方のほうが高くなりました。
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◆車を持ちたいと思った理由 1位「移動が楽だから」2位「買い物の際に便利だから」
車を持っている方と購入する予定がある方を合わせた679名に、自分の車を持ちたいと思った理由を聞いたところ、「移動が楽だから」(59.9%)が最も多く、次いで、「買い物の際に便利だから」(38.6%)、「レジャー・旅行の際に便利だから」(33.9%)となりました。車の利便性の高さが所有動機になっている方が多いようです。以降、「通勤・通学で必要だから」(32.4%)、「運転・ドライブが好きだから」(23.1%)が続きました。

居住地別にみると、「通勤・通学で必要だから」(都市部23.5%、地方34.9%)は都市部と比べて地方のほうが11.4ポイント高くなりました。

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◆車を持たない理由 1位「購入費用を負担に感じるから」2位「維持費がかかるから」
一方、車を購入するつもりがない方321名に、自分の車を持ちたいと思わない理由を聞いたところ、「購入費用を負担に感じるから」(53.3%)が最も多く、次いで、「燃料代や修理費など、維持費がかかるから」(35.8%)、「交通事故・トラブルを起こしたくないから」(33.0%)、「車以外の移動手段が充実しており、車に乗る必要性がないから」(29.9%)、「交通事故・トラブルに遭いたくないから」(27.7%)となりました。経済的な理由のほか、交通事故・トラブルを回避したいといった理由や、そもそも車を必要としないといった理由が上位に挙がりました。

居住地別にみると、「車以外の移動手段が充実しており、車に乗る必要性がないから」(都市部34.5%、地方27.2%)と「手入れが大変そうだから」(都市部26.9%、地方21.3%)は地方と比べて都市部のほうが5ポイント以上高くなりました。
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【新成人の車に対する意識】
◆「同年代で車を所有している人は格好いい」44.8%
全回答者1,000名に、車に対する意識について、それぞれどの程度あてはまるか聞きました。

≪車に興味がある≫では、「とてもあてはまる」は11.1%、「ややあてはまる」は25.1%で、合計した『あてはまる』は36.2%、「全くあてはまらない」は22.9%、「あまりあてはまらない」は18.6%で、合計した『あてはまらない』は41.5%となりました。『あてはまる』の割合を男女別にみると、男性42.6%、女性29.8%と、男性のほうが12.8ポイント高くなりました。

≪同年代で車を所有している人は格好いいと思う≫では、『あてはまる』は44.8%、『あてはまらない』は23.9%、≪車を所有している大人(自分より上の世代の人)は格好いいと思う≫では、『あてはまる』は48.5%、『あてはまらない』は21.4%となりました。

『あてはまる』の割合を男女別にみると、≪同年代で車を所有している人は格好いいと思う≫では男性41.6%、女性48.0%、≪車を所有している大人(自分より上の世代の人)は格好いいと思う≫では男性43.2%、女性53.8%と、どちらも女性のほうが高くなりました。新成人の女性には、車を持つ人に対し憧れを抱いている方が多いようです。

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◆「若者の車離れとは自分自身のことだと思う」37.8%
◆「車を所有する経済的な余裕がない」61.9%
◆「メーカーにもっと若者向けの車を作ってほしい」41.9%
全回答者1,000名に、若者の車離れに関する意識や車に対する希望について、それぞれどの程度あてはまるか聞きました。

≪「若者の車離れ」とは自分自身のことだ≫では、『あてはまる』は37.8%となりました。新成人には、“車離れ”を自覚している方が少なくないようです。

≪車に乗る必要性を感じない≫では『あてはまる』は27.2%、≪車を所有しないことは合理的だと思う≫では『あてはまる』は27.4%となりました。

また、≪車を所有する経済的な余裕がない≫では、『あてはまる』は61.9%となりました。車を持ちたいと思っていても、経済的なゆとりがないためにあきらめてしまっている方が多いのではないでしょうか。

そのほか、≪メーカーにもっと若者向けの車を作ってほしい≫では、『あてはまる』は41.9%となりました。
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◆「ドライブレコーダーは必需品だと思う」74.2%
全回答者1,000名に、カーナビやドライブレコーダーといったカーアクセサリーに対する意識について、それぞれどの程度あてはまるか聞きました。

≪カーナビはスマホのナビアプリで十分だと思う≫では、『あてはまる』は36.4%となりました。

また、≪ドライブレコーダーは必需品だと思う≫では、『あてはまる』は74.2%となりました。あおり運転などの危険運転や交通事故に遭遇したときに、車内外の状況を記録した映像が役に立つと考えている新成人が多いのではないでしょうか。
[画像8: https://prtimes.jp/i/1545/246/resize/d1545-246-359557-7.jpg ]


【レンタカー・カーシェアリングに対する意識・実態】
◆「レンタカーを利用したことがある」運転免許保有者の32.0%、都市部居住者では40.5%
◆「レンタカー・カーシェアリングの利用で、車を欲しいと思う気持ちが強くなったことがある」
 レンタカー・カーシェアリング利用経験者の41.5%
続いて、免許を持っている方513名に、レンタカーやカーシェアリングの利用実態について質問しました。

まず、レンタカーを利用したことがあるか聞いたところ、「ある」は32.0%となりました。

利用経験率(「ある」の割合)を居住地別にみると、都市部では40.5%、地方では29.3%と、都市部のほうが11.2ポイント高くなりました。

また、カーシェアリングを利用したことがあるか聞いたところ、「ある」は9.6%となりました。

利用経験率を居住地別にみると、都市部では19.8%、地方では6.4%と、こちらも都市部のほうが高くなりました。
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運転免許保有者で、レンタカーまたはカーシェアリングのいずれか1つでも利用したことがある方171名(※2)に、≪車を購入する前の試し乗りとしてレンタカーやカーシェアリングを利用したこと≫があるか聞いたところ、「ある」は22.8%となりました。

経験率(「ある」の割合)を男女別にみると、男性29.0%、女性15.4%と、男性のほうが13.6ポイント高くなりました。

また、≪レンタカーやカーシェアリングを利用したことで、車を欲しいと思う気持ちが強くなったこと≫があるか聞いたところ、「ある」は41.5%、≪レンタカーやカーシェアリングで乗った車が気に入り、同じ車を欲しいと思ったこと≫があるか聞いたところ、「ある」は29.8%となりました。

経験率を男女別にみると、≪レンタカーやカーシェアリングを利用したことで、車を欲しいと思う気持ちが強くなったこと≫では男性44.1%、女性38.5%、≪レンタカーやカーシェアリングで乗った車が気に入り、同じ車を欲しいと思ったこと≫では男性32.3%、女性26.9%と、どちらも男性のほうが5ポイント以上高くなりました。
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経験率を前回の調査結果と比較すると、≪レンタカーやカーシェアリングを利用したことで、車を欲しいと思う気持ちが強くなったこと≫では6.0ポイント上昇(2020年35.1%→2021年41.5%)、≪レンタカーやカーシェアリングで乗った車が気に入り、同じ車を欲しいと思ったこと≫では4.9ポイント上昇(2020年24.9%→2021年29.8%)しました。

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※2:レンタカーとカーシェアリングの両方を利用したことがある人42名、レンタカーのみを利用したことがある人122名、カーシェアリングのみを利用したことがある人7名の合計。

【自動車のサブスクに対する意識】
◆「自動車のサブスクを利用したい」50.0%
◆自動車のサブスクを利用したい理由 1位「初期費用を抑えられるから」
◆自動車のサブスクを利用したいと思わない理由 1位「仕組みがわからないから」

定額料金を支払うことで自動車を一定期間利用できるサービス「自動車のサブスクリプションサービス(サブスク)」が、新しい自動車の利用方法として注目されています。

全回答者1,000名に、自動車のサブスクを利用したいと思うか聞いたところ、「利用したいと思う」と「利用したいと思わない」がどちらも50.0%で拮抗する結果となりました。

男女別にみると、「利用したいと思う」は男性55.2%、女性44.8%と、男性のほうが10.4ポイント高くなりました。男性には、自動車のサブスクの利用に対し、前向きな方が多いようです。

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自動車のサブスクを利用したいと思う方500名に、その理由を聞いたところ、「初期費用を抑えられるから」(39.2%)が最も多くなりました。初めにまとまった出費をしなくてもよいというところに魅力を感じている方が多いようです。以降、「維持費を抑えられるから」(28.2%)、「購入するより手続きが簡単だから」(16.2%)が続きました。
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他方、自動車のサブスクを利用したいと思わない方500名に、その理由を聞いたところ、「仕組みがわからないから」(45.8%)が最も多くなりました。サブスクのシステムがよくわからないために、利用に消極的になっている方が多いようです。以降、「気をつかいながら乗らなければいけなそうだから」(36.4%)、「自動車に乗るなら購入したいから」(25.4%)が続きました。

男女別にみると、「自動車に乗るなら購入したいから」(男性29.5%、女性22.1%)と「禁止されている行為があるから(喫煙、ペット乗車など)」(男性12.5%、女性5.8%)、「一定期間同じ車に乗らなければいけないから」(男性9.4%、女性4.3%)は女性と比べて男性のほうが5ポイント以上高く、「仕組みがわからないから」(男性42.4%、女性48.6%)は男性と比べて女性のほうが5ポイント以上高くなりました。
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【カーライフのコスト意識】
◆新成人の車購入予算 平均181万円、昨年より3万円ダウン
車がある生活(カーライフ)にかける費用について質問しました。

まず、運転免許保有者と取得予定者822名に、車(バイクを除く)を持っているか聞いたところ、「自分の車を持っている」は17.4%、「自分の車を購入する予定がある」は11.3%、「購入する予定はないが、いずれは欲しい」は52.6%で、合計した『車の所有に肯定的』な方の割合は81.3%となりました。
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運転免許保有者と取得予定者822名のうち、『車の所有に肯定的』な668名に、車を購入する際の予算(上限額 ※車所有者は購入金額)を聞いたところ、平均額は181万円でした。
車を購入する際の予算の平均額を男女別にみると、男性では200万円、女性では159万円となりました。
購入予算の平均額を過去の調査結果と比較すると、2020年184万円→2021年181万円と、3万円の減少となりました。


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◆カーライフのためにかけられる金額 平均14,947円/月、5年続いた減少傾向は一服

全回答者1,000名に、車がある生活(カーライフ)をするにあたり、どの程度の手取り月収が必要だと思うか聞いたところ、「16万円~20万円」(26.6%)や「26万円~30万円」(17.8%)との回答が多く、平均額は23.1万円でした。
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また、車がある生活(カーライフ)をするにあたり、1ヵ月いくらまでならかけられるか聞いたところ、平均額は14,947円でした。

平均額を過去の調査結果と比較すると、2015年18,656円→2016年18,079円→2017年17,624円→2018年17,331円→2019年16,894円→2020年14,763円→2021年14,947円と、昨年まで続いていた減少傾向が一服する結果となりました。
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さらに、もしも親や親戚などから車の購入資金を援助してもらえるなら、いくらくらい援助してほしいか聞いたところ、「10万円以下」(33.3%)や「31万円~50万円」(18.9%)、「51万円~100万円」(20.8%)に回答が集まり、平均額は73.7万円でした。

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