新開発エンジンで試運転まで到達、今後、水素を燃料とするエンジンへ転換すべく構築中

プレスリリース発表元企業:有限会社浪越エレクトロニクス

配信日時: 2020-11-28 09:30:00

シースルにしたエンジン

一体化したピストン

新価値創造展

有限会社浪越エレクトロニクス(本社:兵庫県西宮市、代表取締役:浪越 博道)は風力、太陽光などの再生可能エネルギーに関する電子機器の開発、製造を業務にしております。
業務以外に新型エンジンの開発にも強い熱意があり、このたび、ようやくそのエンジンを完成させ、ガソリンでの試運転までこぎ着けたことをお知らせいたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/235168/LL_img_235168_1.jpg
シースルにしたエンジン

本エンジンは特殊な構造で回転バランスが整合し、試運転にて大きく振動が低減しました。アイドリングの燃料消費は約30%低減し、さらなる改善が見込まれます。本エンジンへの関心は米国が圧倒的に多く、新しい技術に対する好奇心のエネルギーを感じます。


■大阪モーターショーでは沢山の方から関心をいただき、「商用車の燃費をこのエンジンで何とかして欲しい・・等の声」
中国政府系の投資会社は情報のアンテナを広く巡らしており、当社は商談のため中国へ招かれ、更に海外の自動車メーカーからも引き合いがありました。
ところが時代の風はEV(電気自動車)に向かっており、新たにエンジン開発を行うところは少なくなりました。そのため、本エンジンを水素エンジンへ転換すべく構築中です。
水素自動車と云えば燃料電池車が知られていますが、水素の供給以外に、まだ価格が高額なので容易に広がりそうにありません。燃料電池では無く、水素をそのままエンジンの燃料とした方法も選択肢かと思われます。
本エンジンはいくつかの点で、水素使用に適したところが有ります。エンジンからの排気ガスはほとんど水になります。
ただ、試作とはいえ開発は困難が予想される為、大学との共同開発を希望しているところです。


■エンジン諸元
重量 :約90kg(補機を除く)
大きさ :約800(W)×500(D)×250(H)
排気量 :約1500cc
ボア :62mm
ストローク :125mm(ロングストローク)
型式 :水平4気筒で4個のピストンが一体化しており、同時に左右へ往復する。
特許 :日、米、中、独で特許取得済み
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■会社概要
商号 : 有限会社浪越エレクトロニクス
代表者 : 代表取締役 浪越 博道
所在地 : 〒651-1413 兵庫県西宮市北六甲台1-27-9
創立 : 1990年
設立(法人成り): 2004年
事業内容 : 風力発電、太陽光発電、
及びソーラーカー関連電子機器の開発


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プレスリリース提供元:@Press