【SEIBU IKEBUKURO ART NEWS】大佛師 松本明慶 佛像彫刻展

プレスリリース発表元企業:株式会社そごう・西武

配信日時: 2020-10-26 12:35:10

■会期:2020年11月5日(木)~10日(火)■会場:西武池袋本店 6階 西武・アートフォーラム、アート・ギャラリー※最終日は、当会場のみ午後4時にて閉場いたします。

松本明慶氏は運慶・快慶の流れをくむ佛師であり、「平成の大佛師」と呼ばれています。17歳から佛師を志して55年。2014年には、高野山開創1200年記念中門再興事業の四天王(修理2体・新造2体)を納佛され、現在は京都大原野において、日々みほとけのお姿を彫り続け、艱難辛苦をかかえた現代を生きる人々の光明となれと打ち込まれています。本展では、師が造り上げた息をのむほど精緻を極めた木彫仏像約300点、干支置物、香合仏などの作品を一堂に集め、展示販売いたします。



[作品例]


「瑠璃観音菩薩」  楠・本体一尺


[画像1: https://prtimes.jp/i/31382/688/resize/d31382-688-965308-0.jpg ]

変化三十三観音のうちの一尊である瑠璃観音の作品。水面に浮かぶ蓮華に乗って現れ、手にする瑠璃壺が放つ芳しい香りの力で災い、病い、厄難を退ける功徳をもつと言われています。本作品は精緻に組み合わされた台座、大きく湾曲に彫られた光背を背に、本体は一木で彫られています。
松本工房にて淡い彩色で仕上げられた作品は衣の柔らかさまで表現され、より観音菩薩の持つ慈悲深さを表現しています。

「子安観音菩薩」  楠・本体6寸


[画像2: https://prtimes.jp/i/31382/688/resize/d31382-688-611539-1.jpg ]

一木彫りによる観世音菩薩と合掌した童子の彫刻は、あたかも木の中に最初から宿っていたかのごとく絶妙のバランスで彫りぬかれています。「木を見れば中に仏の姿が見える」という松本明慶氏の言葉をまさに表した作品と言えるでしょう。


「童地蔵(大)(小)」  「童地蔵(大)」楠・総高15.0cm、「童地蔵(小)」楠・総高13.5cm


[画像3: https://prtimes.jp/i/31382/688/resize/d31382-688-362234-2.jpg ]

仏様の中では我々衆生の一番近くにいてくださるお地蔵様。菩薩では唯一人間のお姿で現されます。作品を見ると思わず微笑んでしまう、そばに置いておきたくなる愛くるしい作品。


松本 明慶 profile


[画像4: https://prtimes.jp/i/31382/688/resize/d31382-688-193733-3.jpg ]

1945年 京都市に生まれる
1962年 佛師を志し、佛像彫刻を始める
1964年 京佛師 野崎宗慶師に弟子入りする
1980年 京都佛像彫刻展にて、京都市長賞を受賞(以後11回受賞)
1981年 広島県・福王寺に、不動明王大佛を納める(以後全国に計19体の大佛を制作)
1985年 京都佛像彫刻展にて、京都府知事賞を受賞(以後12回受賞)広島県・極楽寺に阿弥陀如来像(二丈四尺)を納める
1988年 フランス国立ギメ美術館(ルーブル美術館東洋別館)収蔵の佛像100体を修復
1991年 総本山から「大佛師」の号を拝命
1999年 世界最大級の木造佛・大弁財天坐像完成(鹿児島県最福寺・像高18.5m)
2004年 西国三十三観音霊場第三十二番札所 滋賀・観音正寺に、総白壇 十一面千手観音菩薩坐像(丈六)大佛を納める
2006年 広島県宮島・大願寺に、総白壇 不動明王半迦像(丈六)大佛を納める四国八十八ヶ所霊場出開帳御本尊88体を善通寺に納める  奈良・長谷寺沖縄別院に、十一面観音菩薩立像(半丈六)大佛を納める
2007年 西国三十三観音霊場第二番札所 和歌山・紀三井寺に、総金箔の十一面千手観音菩薩立像(像高12m)を納める
2008年 比叡山延暦寺無動寺谷明王堂に不動明王像を納める
2009年 西山浄土宗光明寺東京別院の御本尊 阿弥陀如来像を納める
2011年 京都府文化賞功労賞を受賞
2013年 京都市文化功労賞を受賞
2014年 高野山開創1200年記念中門再興事業 四天王大佛納佛 京都新聞社文化学術賞を受賞
2015年 和歌山県文化功労賞を受賞
2019年 第58回京都佛像彫刻展にて市長賞を受賞

西武池袋本店
住所:〒171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1
電話番号:03-3981-0111(大代表)
営業時間:10:00~21:00 *日・祝休日は~20:00(不定休)
ホームページ:https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/

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