ナイキ、首脳陣の戦略的交代を発表

プレスリリース発表元企業:NIKE, Inc.

配信日時: 2013-06-24 13:30:00

ブランドプレジデントのチャーリー・デンソンが2014年に退任

(米オレゴン州ビーバートン)- (ビジネスワイヤ) -- ナイキ(NYSE: NKE)は本日、ナイキ・ブランドに34年間勤務し2006年からブランドプレジデントを務めているチャーリー・デンソンが2014年1月に退任すると発表しました。デンソンが退任の意思を決定したことに合わせ、ナイキは成長力を継続できるように組織を調整する会社の長期的組織戦略の一環として経営陣の戦略的変更を発表しました。この変更は、イノベーションの加速、デザインの向上、商品と商品化能力の改善、市場化戦略の最適化、サプライチェーンと生産能力の重点化を通じた会社の消費者重視の姿勢を反映するものです。

2013年7月1日付けで、現在ブランド・カテゴリー管理担当EVPのトレバー・エドワーズがナイキの新ブランドプレジデントに就任し、全カテゴリー・全地域の事業ユニット、ジョーダン・ブランド、アクションスポーツ(ハーレー・インターナショナルを含む)、デジタルスポーツ、ブランド管理を世界的に統括します。エドワーズ配下のチームは統合市場の最適化に向けて構成され、ナイキの卸売、小売、電子商取引を担当します。

現在商品化・商品担当EVPを務めるエリック・スプランクはナイキの最高執行責任者(COO)に就任し、製造、仕入れ、IT、調達全般を指揮します。スプランクは、今後も当社のサプライチェーンの革新を推進する活動を統括していきます。ハンス・ファン・アルベークはグローバルオペレーション&テクノロジー担当EVPに留任し、スプランクの下で勤務します。

現在直販プレジデントを務めるジャンヌ・ジャクソンは、商品・商品化プレジデントとなり、ナイキの商品エンジンおよび商品化を指揮します。ジャクソンは、当社のフットウエア、アパレル、用具全般の開発戦略の推進および世界的な商品化に責任を負います。

現在新事業開発プレジデントを務めるトーマス・クラーク博士は、イノベーション・プレジデントに就任し、ナイキの先進的製品イノベーションチームと持続可能ビジネス&イノベーション(SB&I)チームを率います。ハンナ・ジョーンズは引き続きSB&I担当VPとしてクラークの下で勤務し、今後も持続可能性と労働慣行に関する方針をパーカーの下で担当します。

エドワーズ、スプランク、ジャクソン、クラークはナイキのマーク・パーカー社長兼最高経営責任者(CEO)の下で勤務します。このほかパーカーの下では現在、EVP兼最高総務責任者兼法律顧問に就任するヒラリー・クレーン、EVP兼最高財務責任者のドン・ブレア、グローバル人事担当EVPのデビッド・エア、グローバルスポーツマーケティング担当EVPのジョン・スラッシャー、コンバース・プレジデント兼CEOのジム・カルホーン、グローバルデザイン担当VPのジョン・ホーク、クリエイティブコンセプト担当VPのティンカー・ハットフィールドが勤めています。

パーカーはこのように述べています。「チャーリーはナイキに深い貢献をしてきました。世界各地でナイキ・ブランドの構築に尽力しました。30年以上にわたって共に働いてきたチャーリーを失うことを寂しく思います。当社には考え抜かれた継承戦略があり、長期にわたってナイキの持続可能な成長を達成し続けるために必要な専門性、眼識、ブランドについての知識を持った経験豊かな消費者中心の経営チームを構築してきました。」*

2014年1月の退任まで、デンソンはパーカーと密接に協力して移行を進めます。

経営陣のその他の異動

当社は上級管理職の異動についても発表しました。

グローバルオペレーション・プレジデントのゲーリー・デステファノは、31年間勤めた当社を退職することを決めました。退職は2013年7月29日付けとなります。7月1日付けで、北米担当VP兼GMのエリオット・ヒルが地域・営業プレジデントに就任します。グローバル・ランニング担当VP兼GMのジェイミー・マーティンは、グローバルカテゴリー担当VP兼GMに就任します。ナイキ・ゴルフは、マーティンの担当になります。eコマース担当VPのクリスティアーナ・シーは消費者直販プレジデントに就任し、ナイキの小売り部門とeコマース部門を統括します。ヒル、マーティン、シーは、エドワーズの下で勤務します。

パーカーは次のように述べています。「デステファノのリーダーシップに感謝しています。特に世界各地での地域体制の構築では重要な役割を果たし、会社に大きく貢献しました。ナイキの次世代のリーダーを育てる上でのデステファノの貢献と仕事は非常に大きなものだったと思います。」

ヒルが新たな職に就くことに伴い、新興市場担当VP兼GMのホアキン・イダルゴが北米担当VP兼GMに就任し、ナイキ・フットボール担当VP兼GMのローランド・ウルフラムが新興市場担当VP兼GMに就任します。イダルゴとウルフラムは、ヒルの下で勤務します。

マーティンが新たな職に就くことに伴い、コンバースのグローバルフットウエア担当VPを務めるパトリック・セーハーファーがナイキ・ランニング担当VP兼GMに就任します。ナイキ・スポーツウエア担当VP兼GMのダーモット・クリアリーが、ナイキ・フットボール担当VP兼GMに就任します。西欧ナイキ・スポーツウエア担当VPのディルクヤン・ファン・ハメレンが、ナイキ・スポーツウエア担当VP兼GMに就任します。セーハーファー、クレアリー、ファン・ハメレンは、マーティンの下で勤務します。

ナイキについて

オレゴン州ビーバートン近郊に本拠を置くナイキは、広範なスポーツおよびフィットネス向けのオーセンティック・スポーツフットウエア、アパレル、用具およびアクセサリーのデザイン・流通・販売を行う世界の大手企業です。ナイキの完全所有子会社には、コンバース(スポーツ・ライフスタイル・フットウエア、アパレル、アクセサリーのデザイン・流通・販売)、ハーレー・インターナショナル(サーフィンと若者ライフスタイル向けのフットウエア、アパレル、アクセサリーのデザイン・流通・販売)があります。詳細はウェブサイトwww.nikeinc.comをご覧になり、@Nikeをフォローしてください。

* 記号の付された複数の段落には、実際の結果を大きく異なるものとさせ得るリスクと不確実性を含む将来見通しに関する記述が含まれます。これらのリスクおよび不確実性は、ナイキがSECに提出したフォーム8-K、10-Q、10-Kを含む報告書の中で随時詳述されています。このリリースの中の一部の将来見通しに関する記述は将来的注文の変化に関係していますが、これは、四半期毎に大幅に異なることがある将来的注文および「即時」注文の比率、為替変動、注文の取り消し、割引、返品のため、また事業の多くの部分が将来的注文を報告していないことから、以後の期間における総売上高の変化を必ずしも示唆するものではありません。

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