Hmcomm、航空機のメンテナンス領域における故障予知分析に、異音検知プラットフォーム“FAST-D”の活用検証を本格始動

プレスリリース発表元企業:Hmcomm株式会社

配信日時: 2020-09-11 15:00:00

~航空機メンテナンスへの聴覚AIによる安全性向上寄与に挑戦~

音から価値の創出を目指す、国立研究開発法人産業技術総合研究所(本部:茨城県つくば市、理事長:石村 和彦、以下 産総研)発ベンチャーHmcomm株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:三本 幸司 http://www.hmcom.co.jp 、以下 Hmcomm)は、昨年より航空機のメンテナンス業務に異音検知プラットフォームFAST-D(以下 FAST-D)の適用検証を行ってまいりましたが、一定の効果が見込まれたことから、実用化に向け、更なる検証を進めて行くことを発表致します。

航空機のメンテナンスについては、各種センサーデータ(温度、圧力センサー等)による確認に加えて、整備士による触手、臭気、目視、“聴音”による確認を行っております。Hmcommでは、この整備作業の“聴音”による確認作業をFAST-Dを用いたAI化の実現に至りました。今回の取り組みでは、検知精度を更に向上することにより、安全性の向上及びメンテナンスの効率化・高度化につなげてまいります。将来的には膨大なデータを蓄積する事で、部品の消耗・劣化などを予兆検知できることを目指してまいります。

Hmcommは、聴覚AIの各産業分野への適用を進めており、FAST-Dを活用していただくことにより、社会に革新的なサービスを提供してまいります。

【FAST-Dとは】
FAST-D(Flexible Anomaly Sound Training and Detection)とは、「AI異音検知」を利用することができるサブスクリプション型のサービスです。
各業界シーンでよく使われる異音検知のAI学習モデルを「標準学習モデル」としてご用意しており、クラウド利用で容易に異音検知サービスを利用することが可能です。
各企業の現場や利用シーンに特化した異音検知を行いたい場合は、実証実験(PoC)等を行いながら最適な異音検知のAI学習モデルを作成することも可能です。
※製品サイト: https://fast-d.hmcom.co.jp/

【音の簡易分析募集】
音から異常を判断できる業務をAI化して業務効率化しませんか。当社ではFAST-D開発のノウハウを活用して御社がお持ちの音から異常検知できるか?といった簡易分析を受け付けております。ぜひこの機会にご相談ください。

【Hmcomm株式会社について】
●会社名 : Hmcomm株式会社
●URL  : http://www.hmcom.co.jp
●設立日 : 2012年7月24日
●所在地 : 本社     東京都港区芝大門2-11-1 富士ビル2階
       熊本AIラボ 熊本県熊本市中央区水道町7-16 富士水道町ビル2階
●事業内容: 産総研発のベンチャー企業として、産総研独自の音声処理技術を基盤とした要素技術の研究/
       開発、 ソリューション/サービスの提供を行っております。
       音声処理プラットフォーム「The Voice」と異音検知プラットフォーム「FAST-D」を基盤とし、      「音から価値を創出し、革新的サービスを提供することにより社会に貢献する」を理念としています。

●関連取得特許
特許4604178「音声認識装置及び方法ならびにプログラム」
特許4997601「音声データ検索用WEBサイトシステム」
特許5366169「音声認識システム及び音声認識システム用プログラム」

【国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)について】
日本最大級の公的研究機関として日本の産業や社会に役立つ技術の創出とその実用化や、革新的な技術シーズを事業化するための「橋渡し」機能に注力する研究所。全国10か所の研究拠点で約2,000名の研究者がイノベーションを巡る環境の変化やそれらを踏まえて策定された国家戦略等に基づき、イノベーション・ナショナルシステムの中核的、先駆的な立場で研究開発を行っています。

【本件に関するお問い合わせ先】
Hmcomm株式会社 営業統括部
TEL:03-6550-9830 FAX:03-6550-9831
E-mail:Sales_Management@hmcom.co.jp

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