Microbiome研究の発展に貢献する若手科学者を表彰!NOSTER & Science Microbiome Prizeの授賞式を開催

プレスリリース発表元企業:Noster株式会社

配信日時: 2020-09-09 11:00:00

Prize Ceremony WEB開催の様子

NOSTER & Science Microbiome Prize

Noster株式会社(本社:京都府向日市、代表取締役CEO:北尾 浩平、以下「NOSTER」)は、世界的に権威のある学術誌 Scienceを発行する米国科学振興協会[*1]と設立した“NOSTER & Science Microbiome Prize”の受賞者を発表し、2020年9月3日に授賞式を開催しました。第1回のグランプリ受賞者はOliver Harrison博士、入賞はMariana X. Byndloss博士、Chun-Jun Guo博士となりました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/225483/LL_img_225483_1.png
Prize Ceremony WEB開催の様子

「NOSTER & Science Microbiome Prize」はMicrobiome(腸内菌叢[*2]等)研究の発展に貢献する若手科学者をサポートし、研究の発展を通じて、人びとの健康に寄与することを目的として設立されました。

第1回目はScience誌の編集者を含む審査委員会が慎重に検討した結果、Benaroya Research InstituteのOliver Harrison博士がグランプリに選ばれました。Harrison博士はヒトなどに共生する微生物と免疫システムとの相互作用について研究を進めており、その研究成果はアトピー性皮膚炎、乾癬[*3] 、炎症性腸疾患などの治療法の開発に繋がると期待されています。受賞者には賞金25,000ドルを授与され、またScience本誌に小論が掲載されました( https://science.sciencemag.org/content/369/6500/152 )。授賞式は当社 代表取締役CEOの北尾 浩平、Scienceの出版者のBill Moran氏、編集長のHolden Thorp氏、またMicrobiome研究の第一人者であるJeffrey Gordon博士が参加され、受賞者にお祝いの言葉を贈られました。

近年、腸内細菌研究が飛躍的に発展し、癌や免疫系疾患、消化器疾患など様々な疾患と腸内菌叢の関連が明らかとなり、腸内菌叢をコントロールする新たな治療法が期待されています。NOSTERは今後も本賞を通して、若手科学者を継続して支援し、Microbiome研究の発展によるブレークスルー創薬の実現を目指していきます。


■注釈
[*1]米国科学振興協会: https://www.aaas.org/
American Association for the Advancement of Science(AAAS)
世界最大の総合科学協会であり非営利組織です。1848年の創立以来、万人の利益のために科学の発展に寄与することをミッションとし、権威ある学術誌 Science、及び姉妹誌 Science Translational Medicine、Science Signaling、Science Immunology、Science Robotics、Science Advancesを発行しています。

[*2]腸内菌叢:ヒトや動物の腸管内に生息し、共生関係を築いている微生物の集まり。

[*3]乾癬:皮膚の慢性的な炎症疾患。皮膚に少し盛り上がった赤い発疹にフケのようなものがつき、それがぽろぽろと剥がれ落ちる。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/225483/LL_img_225483_2.png
NOSTER & Science Microbiome Prize

■会社概要
名称 : Noster株式会社
代表者氏名: 代表取締役CEO 北尾 浩平
所在地 : 京都府向日市上植野町南開35-3
事業内容 : バイオ医薬品・機能性食品の研究開発および販売
関連URL : https://www.noster.inc/jp/


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