IoTに適した超低消費電力無線通信が可能なSigfoxモジュールと、そのデバイス開発を支援する開発ボードSonicBoard Sigfoxを2020年9月に新発売

プレスリリース発表元企業:株式会社Braveridge

配信日時: 2020-08-26 11:30:00

BVMSGF923SS&FBV-EVK-SGF923SS

BVMSGF923SS

FBV-EVK-SGF923SS

株式会社Braveridge(ブレイブリッジ、本社:福岡県福岡市西区、代表取締役社長:小橋 泰成、以下「Braveridge」)は、IoTデバイス向けSigfoxモデムモジュール「BVMSGF923SS」および、同モジュールを搭載した新コンセプトの開発ボードSonicBoard Sigfox(ソニックボード シグフォックス)「FBV-EVK-SGF923SS」を2020年9月から販売開始いたします。
両製品は、STMicroelectronicsの超低消費電力RFトランシーバ「S2-LPQTR」を搭載した製品です。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/223617/LL_img_223617_1.png
BVMSGF923SS&FBV-EVK-SGF923SS

▽Sigfoxモジュール「BVMSGF923SS」
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/223617/LL_img_223617_2.jpg
BVMSGF923SS

Sigfoxモジュール「BVMSGF923SS」は、STMicroelectronicsのRFトランシーバ「S2-LPQTR」を搭載した超低消費電力のSigfoxモデムモジュールです。同モジュールを搭載した新開発ボードSonicBoard Sigfox「FBV-EVK-SGF923SS」も同時発売します。
インターフェースはUARTを採用しており、ユーザーの使用するMCUで容易に制御し開発することができます。また、電波法、および、最新のSigfox Verified RC3c P1認証を取得しているため、将来的にも安心してSigfoxデバイスの開発と製造が可能です。
Sigfoxは、LPWA(Low Power Wide Area)と呼ばれるIoT/M2Mに適した省電力広域無線通信の一つで、免許不要な920MHz帯域を利用する、低価格・低消費電力・長距離伝送を特長とした通信方式。頻繁なデータ送信をさほど必要としない、小容量のセンサーデータの収集に適しており、通信コストが非常に安価な特徴があります。
Braveridgeでは、920MHz帯のLPWAであるSigfoxや、セルラー系LPWAのLTE-M、Bluetooth(R) Low Energyなど、IoT向け通信に幅広く取り組み、用途に応じた使い分け、選択肢の提案を行っています。

●STMicroelectronics製RFトランシーバ「S2-LPQTR」搭載 Sigfoxモデムモジュール
●Sigfox Verified RC3c P1認証・電波法認証 取得済
●サイズ : W11.0mm×D15.0mm×H2.3mm
●販売開始: 2020年9月予定
●製品詳細: https://www.braveridge.com/product/bvmsgf923ss/


▽SonicBoard Sigfox「FBV-EVK-SGF923SS」
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/223617/LL_img_223617_3.jpg
FBV-EVK-SGF923SS

Sigfoxモジュール「BVMSGF923SS」を搭載した、Braveridgeの新開発ボード「SonicBoard」シリーズの第3弾となる新製品です。
SonicBoardシリーズは、Braveridgeがリファレンスソースコード及びリファレンス回路図(※)を編集可能な状態で公開することで、IoTデバイス開発期間の大幅な短縮と開発費抑制を実現する画期的なコンセプトの開発ボードです。
※電子CADソフトQuadceptで編集可能なプロジェクトファイル形式で、各SonicBoardの回路図を公開します。(10月予定)
既に発表済のSonicBoard GNSSやSonicBoard BLE 2機種、SonicBoard LTE-M、今後発表予定のSonicBoard Wi-Fiなどの各SonicBoardや各種センサーボードなどを配線接続するだけでデバイスの回路を構成でき、基板の試作前でもすぐにソフトウェアの開発に着手できます。
本製品には、アンテナ、電源回路、USBシリアル変換回路を搭載。工場出荷時にプログラム、ID、PACを書き込み済みのため、すぐに通信確認が可能となっています。(Sigfox Cloudに登録必要)

●STMicroelectronics製S2-LPを使用したSigfoxモデムモジュール「BVMSGF923SS」を搭載
●Sigfox Verified RC3c P1認証・電波法認証 取得済
●サイズ : W125.5mm×D45mm×H12mm
●販売開始: 2020年9月予定
●製品詳細: https://www.braveridge.com/product/fbvevksgf923ss/

◆「SonicBoard」シリーズについてはこちら
https://www.braveridge.com/product/sonicboard/
◆製品仕様書はこちら
Braveridge 製品サポートページURL: http://www.products.braveridge.com


■STMicroelectronics様のコメント
STマイクロエレクトロニクス株式会社
日本担当カントリー・マネージャー 野口 洋様
IoT分野において革新的なモジュールやアプリケーションを創出してきたBraveridge社が、STの無線ICに関する技術サポートならびにSTの低消費電力RFトランシーバICを活用し、革新的なSigfoxモジュールをリリースしたことを嬉しく思います。当社は、この新しいSigfoxモジュールが、同社のお客様に新たな価値を提供するとともに、IoTの普及をさらに加速させるものと考えています。


■『5G/IoT通信展』に出展
Braveridgeは、『5G/IoT通信展』に京セラコミュニケーションシステム株式会社様と共同出展いたします。
会場では、Sigfoxモジュール「BVMSGF923SS」、SonicBoard Sigfox「FBV-EVK-SGF923SS」やそれらを使った製品の展示デモを行う予定です。
●日時 : 2020年10月28日(水)~30日(金)
10:00~18:00(最終日は17:00まで)
●会場 : 幕張メッセ 国際展示場 7~8ホール
●主催 : リード エグジビション ジャパン株式会社
●公式サイト: https://www.5g-expo.jp/ja-jp.html


■会社概要
名称 : 株式会社Braveridge
所在地: 福岡県福岡市西区周船寺3-27-2
代表 : 代表取締役社長 小橋 泰成
設立 : 2004年7月
資本金: 100,000,000円
URL : https://www.braveridge.com/

株式会社Braveridgeは、Bluetooth(R) Low EnergyやLTE-Mをはじめとする各種LPWAなど無線通信技術を軸に、日本国内でIoTデバイスの企画・開発・量産・販売を行うハードウェアメーカーです。2019年には電気通信事業者登録を行いMVNOとして回線、プラットフォーム、デバイスを含めた総合的なIoTサービスの提供を開始しています。


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プレスリリース提供元:@Press