全国初!鋼製の噴石避難用シェルターを御嶽山に納入 噴石災害の悲劇を繰り返さないために開発した『TOKO防災シェルター』
配信日時: 2020-08-13 10:30:00
東光鉄工株式会社(本社所在地:秋田県大館市、代表取締役社長:菅原 訪順、以下 当社)は、2019年9月長野県王滝村御嶽山王滝頂上山荘敷地内に鋼製のドーム型避難用シェルター(以下 TOKO防災シェルター)を納入しました。
2015年度12月内閣府発行「活火山における退避壕の充実に向けた手引き」に対応した鋼製シェルターの設置は、全国で初めてとなります。2020年8月1日の御嶽山王滝口登山ルート規制解除をもって、公開いたしました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/221580/LL_img_221580_1.jpg
御嶽山に設置されたTOKO防災シェルター
『TOKO防災シェルター』 https://www.toko-tekko.co.jp/publics/index/164/#page-content
『TOKO防災シェルターは』、2014年9月27日の御嶽山噴火による噴石で多くの犠牲者が出たことをうけ、「登山者の命を守る」ことをコンセプトに開発された製品です。大型デッキプレート(※1)をアーチ状に曲げる独自技術を用いた構造で、山間部の傾斜に設置できる形状、収容人数に合わせたサイズ等の自由設計が可能です。また、小型ヘリコプターでも輸送できるよう部材を1t以下の重量にすることもできます。
今回『TOKO防災シェルター』を王滝村に納入し、防災対策を講じたことで、約6年ぶりに王滝山頂への登山が可能になりました。
【今後の展望】
日本には「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山」が50火山(※2)あります。今後当社の防災シェルター設置を推進し、登山者を守るための防災環境整備に貢献してまいります。
※1 凹凸状(波型)に成形した鋼板
※2 気象庁「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山の選定」より
【製品概要】
仕様 : 屋根材 デッキプレート570×100×3.2(mm)
サイズ : 幅2.5m 全長5.2m 高さ2.1m 収容人数~30人
重量 : 2,524kg
塗装仕様: ポリウレアRhinoエクストリーム スパイスブラウン 上塗り材
ニッペ ファインフッ素(調色)
価格 : 設計価格 6,850,000円(税別)
現地施工指導員派遣費・陸上輸送費・塗装費含
【会社概要】
会社名 : 東光鉄工株式会社
代表者 : 代表取締役会長 虻川 東雄
代表取締役社長 菅原 訪順
所在地 : 〒017-0012 秋田県大館市釈迦内字稲荷山下19-1
設立 : 1973年7月
資本金 : 8,500万円
事業内容: 各種鋼構造物の設計・製作・施工及び据付
産業用機械、プレス金型の設計製作
各種設備保守メンテナンス
ドローン開発・製造・販売
URL : https://www.toko-tekko.co.jp/
【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
東光鉄工株式会社 ドーム事業部
TEL : 0186-42-6403
E-mail: dome@toko-akita.co.jp
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プレスリリース提供元:@Press
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