電気・ハイブリッド・燃料電池バスの世界市場 ゼロエミッションへの取り組み 中国、バスの電動化で世界をリード、その勢いは世界へ

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2020-08-07 13:00:00

電気・ハイブリッド・燃料電池バスの世界市場 ゼロエミッションへの取り組み 中国、バスの電動化で世界をリード、その勢いは世界へ


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「電気・ハイブリッド・燃料電池バスの世界市場:2021-2040年」 (IDTechEx Ltd.) の販売を8月7日より開始いたしました。

バス市場は急速に進化しています。世界中の都市が大気汚染改善の必要性に迫られ、各国政府による気候変動への取り組みが、路上排出ガスゼロのシティバスの提供を後押ししています。今後10年間に、大都市は市民の健康を守るためのゼロエミッションゾーンの実現に向け、ゼロエミッションバス以外のバスの購入を拒否するケースが増えると予想されます。

このバス技術は主にバッテリー式電気バス(BEV)に焦点を当てています。プラグインハイブリッド(PHEV)は急速に市場シェアを落としており、注目を集めている燃料電池パワートレイン(FCEV)は、コスト面でBEVと同程度の利点を提供できないため、ごく一部の市場にとどまっています。

中国はバスの電動化で世界をリードしており、今後20年間、その傾向が続くと予想されます。しかし、補助金の段階的な廃止とTier1都市での電気バスの飽和状態により、中国の電気バス販売は、2020年のCOVID-19パンデミックによる最大の落ち込み後は、補助金により販売が増えた年より低いレベルで落ち着くと予測されます。


中国のOEMは、中国国内でこれまでのような数十億ドルにも上る多額の補助金を受けられなくなる一方で、その支援によりすでに世界をリードするコスト基盤と技術を確立しており、それが他国にも波及しています。例えば欧州において、2018年の約750台から2019年には1800台以上の電気バスを販売しており、BYDとYutongが主要サプライヤーとなっています。中国の電気バス市場が飽和する中、世界のバス市場でも中国のバスOEMの存在感が増すと予想されます。

ベルギーで開催された2019年バスワールド会議では、いまだに大手企業がディーゼルバスを推進しており、結果として、かつてのバスリーダーであるダイムラーなどが、市場シェアを急速に失っていることは明らかです。

2010年には、すべての新型バスに内燃エンジンが搭載されていましたが、20年後には少数派になる事が予想されます。コンポーネント、システム、ボディワークが根本的に変化しています。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/ix942227-electric-hybrid-fuel-cell-buses.html

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