鴨川令徳高校、美大を目指す留学生の強い思いで美術部が復活

プレスリリース発表元企業:学校法人令徳学園

配信日時: 2020-08-06 14:00:00

鴨川令徳高校、美大を目指す留学生の強い思いで美術部が復活


鴨川令徳高等学校(千葉県鴨川市、和田公人校長)では、美大を目指し今年入学した留学生の強い思いで、活動を停止していた美術部が復活しました。

新入生のAさんは、日本で美術系大学に進学するために、この春、中国から鴨川令徳高等学校に入学しました。
美術系大学は実技での入学試験が多く、その倍率は非常に高いです。
そんな中で合格を勝ち取るためには1年生のうちからの作品作りが重要となります。

鴨川令徳高校は、普通科で美大受験に特化した対策は難しい状況でした。また、美術部は、昨年、3年生が卒業し、部員がいなくなったことから活動を休止していました。

しかし、美術系大学受験で必要なデッサンの練習をしたいというAさんの強い思いに学校も賛同し、美術部を復活させることになりました。

美術部復活を聞いて、さっそく2年生のBさんも入部を希望し、二人で部活動を開始することなりました。
2人とも人物画、風景画のデッサンを得意としていますが、特にAさんは漫画やポスターなどの制作にも意欲を示しています。
今年度の目標は1年間の活動記録として部誌を発行することに設定し、夏休み中に文化祭やコンクール出展のための作品をそれぞれ1つ以上完成させることにしました。
2人は文化祭のポスターにも作品を提出する予定です。

 
8月3日に行われた1回目の部活動は、エアコンがなく、扇風機と自然の風しかない美術室で、汗をかきながらも3時間半に及びました。
夏休みは計4回、同じく3時間半の活動、夏休み明けからは放課後に1時間、週3回の活動を予定しています。
美術室は、快適な空調設備はないもののデッサンに必要な石膏や果物見本、イーゼルが美術室には揃っています。
2人は「美術室を活用して目標達成のために頑張る」と言っています。

鴨川令徳高等学校公式HP https://reitoku.ed.jp/


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