『美術手帖』8月号「ゲーム×アート」特集関連イベントが開催。オンラインで谷口暁彦×松永伸司×大岩雄典によるトークを配信

プレスリリース発表元企業:美術出版社

配信日時: 2020-08-03 12:00:00

ゲームとアートの関係や注目作品を議論。トークイベント「ゲームアート/アートゲームの現在地」が8月5日19:00~オンラインで開催。



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発売中の『美術手帖』8月号「ゲーム×アート」特集に関連し、8月5日19:00より、オンラインでのトークイベントを開催する。8月号では、デジタルネイティブ世代のアーティストを中心にヴィデオゲームの手法を取り入れた作品が増えたいま、確立しつつある「ゲームアート」領域の最新の表現や、ヴィデオゲームにおいて作家性や芸術性を追求するジャンル「アートゲーム」について紹介。またアナログゲームとアートの関係や、美術史におけるゲームの系譜、「STAY HOME」の時代におけるゲーム空間の意義まで、ゲームとアートの関わりにおける多様な論点を取り上げた。

今回のトークイベントでは、本特集より、ゲームの手法を使って映像やパフォーマンスなど様々な作品を展開し、国内外のゲームアートの状況をリサーチしてきたアーティストの谷口暁彦、著書『ビデオゲームの美学』(2018)やイェスパー・ユール『ハーフリアル』(2016)の翻訳を手がけたゲーム研究者の松永伸司、物語と空間をテーマに活動を展開し、特集にインスタレーションとゲームの共通項を考えるゲームブック形式の論考を寄せた若手アーティストの大岩雄典が登壇。

前半では3人が構成を担当した特集の「ゲーム×アートを考えるためのキーワード解説」を手がかりに、領域の重なりから派生するカルチャー、概念まで、現代におけるゲームとアートの関係性について改めて議論。後半では、それぞれが注目するアートゲーム/ゲームアート作品を紹介する内容を予定している。

○登壇者プロフィール
たにぐち・あきひこ
メディア・アーティスト。多摩美術大学大学院情報デザイン専攻修了。同学科メディア芸術コース専任講師。近年の個展に2017年「超・いま・ここ」(CALM&PUNK GALLERY、東京)など。

まつなが・しんじ
美学者・ゲーム研究者。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。東京都立大学非常勤講師。著書に『ビデオゲームの美学』(慶應義塾大学出版会、2018)など。

おおいわ・ゆうすけ
美術家。東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程在籍。2019年「第16回芸術評論募集」佳作入選。『早稲田文学』など寄稿多数。11月にTOKAS本郷にて個展開催予定。

○イベント情報
「ゲームアート/アートゲームの現在地」
日時:8月5日 19:00~21:00 (※「zoom」でのオンライン配信となります。)
料金:1,000円+税
申し込み:雑誌『美術手帖』公式ウェブストア(https://oil.bijutsutecho.com/goods/911/1100004051)より

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