日商エレ、ECサイトでのカード不正利用を防止する「Tranfis」スタート

プレスリリース発表元企業:日商エレクトロニクス株式会社

配信日時: 2020-08-03 11:00:00

「Tranfis」(トランフィス)

チケット予約サイトの不正金額の推移

日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:寺西 清一、以下、日商エレ)は、EC(電子商取引)サイト事業者向けに、クレジットカード不正利用を防止するサービスブランドとして「Tranfis」(トランフィス)を立ち上げ、サービスを開始します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/218055/LL_img_218055_1.jpg
「Tranfis」(トランフィス)

「Tranfis」は、ECサイト事業者向けのクレジットカード不正利用被害から守るサービスブランドです。高精度な不正検知で、不正利用の被害を減らします。従来のシステムでは、不正検知ルールを厳しくすることでユーザーの利便性を損ないかねず、対策が課題とされていました。「Tranfis」では、ユーザー側に面倒な操作を強いる過度な認証は行わず、ユーザーのサイト離脱を防ぐため、ECサイトのセキュリティと使いやすさを両立しています。データアナリストが1社1社お客様の状況に合わせて統計学に基づいた分析・コンサルティングを行い、高精度な不正検知を実現します。


■開発の背景
クレジットカード取引における不正被害は、キャッシュレス化とEC市場の拡大に伴い、2014年から2019年にかけて2.4倍となり(※)急激に増加しています。この被害はすべてECサイト事業者の負担となるため、被害の防止は喫緊の課題とされています。
当社は、2018年より航空会社のチケット予約サイトにデータアナリストによるデータ分析・コンサルティングを提供しております。導入の6カ月後には、不正被害を99%削減することに成功しました。このしくみを応用して自社開発したのが、この度リリースする「Tranfis」です。自動化した分析機能によってより少ない工数で分析を行うことができるので、幅広いEC事業者向けに低価格で提供できるようになりました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/218055/LL_img_218055_2.jpg
チケット予約サイトの不正金額の推移

■今後の展開
国内外の企業との協業を視野に、人工知能(AI)と機械学習による不正検知の精度向上や取得データソースの拡大など、機能拡充を行う予定です。決済代行会社との連携を行い旅行業界、小売業界、チケット業界などのECサイト事業者向けに年間売上10億円を目標としています。

<「Tranfis」問い合わせページ>
https://contacts.nissho-ele.co.jp/Tranfis.html

(※)一般社団法人日本クレジット協会
2020年3月「クレジットカード不正利用被害の発生状況」
https://www.j-credit.or.jp/information/statistics/download/toukei_03_g_200331.pdf


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