カナダ林産業審議会がSPFプレミアムグレードの生産量予測を発表
配信日時: 2020-07-08 14:17:23
SPF・Jグレードの生産量は2019年販売量より26%増の見込みで、供給量増が期待できる
カナダ林産品の普及活動を行う非営利業界団体カナダウッドの日本事務所、カナダウッドジャパン(所在地:東京都港区、代表:ショーン・ローラー)より、2020年のSPF・Jグレードおよびハイラインの生産量予測についてお知らせします。
カナダ林産業審議会(COFI : Council of Forest Industries Canada)が2020年5月に会員企業を対象として実施した調査によると、2020年のSPF・Jグレードの生産量は2019年の販売量と比較して26%増の約218万立方メートル、またハイラインは約20万立方メートルになると予測されており、SPFプレミアムグレードの生産量は合わせて10億BFに相当する240万立方メートル近くになる見込みです。なお、生産量は公称寸法に基づいたMFBM単位を立方メートル単位に換算しており、断面サイズのバリエーションによっては実際の生産量と若干異なる場合もあります。
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2018年の価格上昇や2019年後半の建設業界の減速で2019年の日本向け針葉樹製材の輸出販売は伸び悩んだものの、COFI会員企業は今後の堅調なJグレードの生産と日本市場向けの十分な供給を見込んでいます。ブリティッシュコロンビア州の年間許容伐採量(AAC)が若干減少した一方で、アルバータ州では2020年5月に州政府がAACを13%増の年間約3500万立方メートルに引き上げることを発表しており、伐採量が増加傾向にあります。また、MPBの被害木からより高品質で欠点が少ない木材に移行しつつあり、アルバータ州におけるSPFの生産増やダグラスファーJグレードの増加、SPF・Jグレードの持ち直しによって、全体としてJグレードの生産量の回復力が示される見通しです。
カナダウッドジャパンでは、今後も高品質なカナダ林産品の日本への安定供給に関する積極的な働きかけや情報発信を行っていくとともに、カナダ林産品のさらなる普及拡大に取り組んでいきます。
本件に関するお問合せ先: カナダウッドジャパン TEL 03-5401-0531
プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform
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