イーオン、岡山市教育委員会の公立中学校教員向け 「英語担当教員英語力向上モデル事業推進業務」を受託 ~岡山県内初となる公立学校への教師派遣による研修を展開~

プレスリリース発表元企業:株式会社イーオン

配信日時: 2020-06-15 11:00:00


 英会話教室を運営する株式会社イーオン(本社:東京都新宿区、代表取締役:三宅義和、以下「イーオン」)では、岡山市教育委員会が公募していた中学校への英語教師派遣研修を行う「英語担当教員英語力向上モデル事業推進業務」を受託しました。

 イーオンでは、岡山県教育庁義務教育課による「英語指導パワーアッププロジェクト」を過去2年間にわたり受託(平成29・30年)しており、これまで延べ600人の岡山県教員の英語研修※1を行ってまいりました。
 今回初めての受託となる岡山市教育委員会の「英語担当教員英語力向上モデル事業推進業務」では、公立学校に英語教師が赴いて教師派遣研修を実施します。公立学校へのプロフェッショナル英会話教師派遣による研修は、岡山県内初の取り組みとなります。
※1:岡山市を除く公立小学校教員と、岡山市を除く公立中学校教員(英検準1級未取得者)の研修を実施。

 中学校の英語授業は、2021年度から原則英語を使う授業運営方針に代わり、公立中学校教員の授業英語の指導力や英語力のさらなる向上が求められます。従来よりも「聞く」「話す」のウエイトが上がり、習得語彙数や文法事項も増加するなど、英語教育の現場が大きく変化します。

 岡山市では、中学校英語授業のコミュニケーション全般の英語化に備え、公立中学校の英語教員の英語力と“英語で英語を教える”指導力の向上の取り組みを強化しています。
今回イーオンが受託した教師派遣研修では、岡山市立中学校のうち指定された6校にイーオン教師が赴き、英語担当教員への英語レッスン※2や、授業で使える表現の習得やクラスルームイングリッシュの進め方、実際の授業傍聴後のアドバイス等を行います。指定6校の英語教員を対象に、全306時間研修を行う予定です。
※2:モデル校英語担当教員に、CEFR B2レベルの英語力を身に付けるのに必要な英会話トレーニングを実施

 新型コロナウイルス対策においては、岡山市教員委員会ならびに各学校と連携し、レッスン時は約2mと一定の距離を保ち、教師は飛沫感染防止のためマスク着用や、発音指導など口の動きを見せる必要があるレッスン内容に応じてフェイスシールドを着用する等、衛生面に配慮し、2020年6月15日(月)より研修を開始します。

 教師派遣研修は、イーオン西部本社法人部が担当し、各校の教育現場のニーズに即しながら、当社の40年以上にわたる“英語で英語を教える”指導を行うノウハウを活かし展開します。研修を通じて、中学校で求められる英語指導・授業運営スキルを習得することで、生徒の豊かな語学力・コミュニケーション能力を育てるバランスの取れた教育体制づくりをサポートします。

【業務概要】
1.業務名
岡山市教育委員会「英語担当教員英語力向上モデル事業推進業務委託」(単価契約)受託

2.業務の目的
岡山市生徒に対し,外国語(英語)の授業を通して外国語科で求められる資質・能力を育成するため、公立中学校における英語担当教員の英語力、指導力向上

3.業務内容
〈業務期間〉
2020年6月15日(月)~2020年11月13日(金)
〈業務時間〉
306時間(102日)予定
モデル校1校あたり51時間(17日)予定
※業務時間:1日あたり,午前9時から午後5時までの間の連続3時間
〈実施内容〉
①    モデル6校において、英語教員の英語力向上のためのトレーニング
・音読学習で発音の矯正によるリスニング力の向上およびリーディングのスピードアップ
・英語ディスカッションでALTとのコミュニケーションも想定した英会話実践練習
・授業ですぐに応用できるClassroom EnglishやError Correction等を織り交ぜた工程
・個別トレーニングを基本とし、参加者のレベルに応じて段階的にトレーニング内容を構成。
② 授業参観
・授業参観では教員の発音や指示英語を中心に観察し、各教員が苦手とする発音の矯正や授業中のアクティビティに関するアドバイス等を行う。



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