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新日本製薬 Research Memo(10):パートナーシップを組む企業との出会いなどに積極的に取り組む

2020-09-18 15:50:00


*15:50JST 新日本製薬 Research Memo(10):パートナーシップを組む企業との出会いなどに積極的に取り組む
■成長戦略

5. 今後の成長のために
新日本製薬<4931>は国立大学法人東京農工大学との共同研究を推進し、オリジナル原料の開発や、コラーゲンの更なる効果性の検証を行っている。そのほかにも複数の大学や原料メーカー等と協力して開発を行っており、コラーゲンなど化粧品に使用する用途以外へ応用できる共同研究・開発をしている。また、東証マザーズ上場時には、会社の信用力を高めることを第1の目的とし、人材採用や、パートナーシップを組む企業との出会いなどに積極的に取り組んで行くとしている。データベースマーケティングを生かした画期的な商品開発やサービス開発、グローバル成長を加速させるためにも、パートナーシップを組む企業との出会いは有効な手段であると言える。



■SDGsへの取り組み

同社では“社会に貢献する企業”という理念をもとにSDGsに取り組んでいる。足元では、国際医療ボランティア団体「ジャパンハート」の令和2年7月豪雨被害における活動支援のための募金を社内で実施した。また、同社は「世界中の人々の健やかで心豊かな暮らしを創造します」というビジョンを実現するためには、社員一人ひとりが健康であり、幸せであることが重要だと考えている。本社内のカフェテリアにはサラダバーが設置してあり、社員の健康をサポートするとともに、1食購入するにつき20円が発展途上国の子供たちの学校給食へ寄付される「TABLE FOR TWO」プログラムへ参加している。そのほかにも、社内のカフェテリアにて手作りのスイーツやドリンクを販売しその売上金をピンクリボン運動の募金へ充てるなど、社員が自発的に自然に取り組める社会貢献を実施している。

なお同社は、2017年にステークホルダーを大切にし、人の幸せを実現する取り組みを継続している企業として第7回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の実行委員長賞を受賞している。



■株主還元策

同社は、将来の事業展開のための投資と健全な財務体質を維持するために必要な内部留保を確保したうえで、継続的かつ安定的に業績に応じた利益配分を行うことを基本方針としている。2020年5月には、配当性向を20%ベースから30%をベースに継続的かつ安定的に業績に応じた利益配分を行うとしている。これに伴い、2020年9月期の期末配当(年間配当金)の予想を1株当たり19円から1株当たり28円に増額修正している。

また、2020年5月に株主優待制度の内容拡充を発表しており、保有株式数100~300株未満、300株以上と分けていた優待内容について、更に保有期間を設けた。従来、保有株式数100~300株未満では「モイスチャージェルハーフサイズ2,500円相当」を進呈していたが、株主優待拡充後は保有期間6ヶ月未満で「モイスチャージェル75g4,000円相当」、6ヶ月以上で「モイスチャージェル75g、朝イチスッキリ!青汁サラダプラス合計で7,500円相当」となった。保有株式数300株以上では、従来「モイスチャージェル75g、キオクリーフ、Wの健康青汁合計で10,500円相当」であったが、株主優待拡充後は保有期間6ヶ月未満保有で「モイスチャージェル75g、朝イチスッキリ!青汁サラダプラス、トリートメントシャンプー、同社商品買物優待券(5,000円分)合計で15,000円相当」、6ヶ月以上保有で「モイスチャージェル75g、朝イチスッキリ!青汁サラダプラス、SPナイトクリーム(季節限定商品)、同社商品買物優待券(5,000円分)合計で27,000円相当」となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬 智一)《EY》

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