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【投資初心者向け】攻めか守りか 自身の投資スタイルをイメージしよう

2020-08-08 17:50:56

 2020年も8月となり、盆休みを迎えようとしている。2020年上半期は、日本のみならず全世界的に、新型コロナウイルス感染症に起因したさまざまな影響が大きく、今も混乱の中にいると言えるだろう。

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 コロナ禍、よく耳にするのが「これまで貯めていたお金の使い道」についてだ。

 例えば旅行資金や遊興費などのために、計画的に貯金していたまとまった資金を、コロナの影響で使えなくなったから何か別の使い道を探している、という人もいるだろう。

 その資金を基に、何か投資を始めてみようという初心者投資家も多い。

 投資自体が初めての場合は、証券口座の開設から始めることになる。証券口座開設には通常1~2週間かかるため、まずは口座開設手続きを行い、実際に運用ができる時期までに自身の投資スタイルをあらかじめイメージしておくことをお勧めする。

 では、ここからは具体的に自身の投資スタイルを考える方法をいくつか紹介したい。

 まずは、今現在の年齢がいくつなのか。これは非常に重要なポイントとなる。

 現在40代前半くらいまでであれば、多少「攻めの投資」でも良いと言える。

 万が一損失が出たとしても、その後定年まで継続して給与所得があれば、収入は継続され損失を補填することは可能である。

 しかし、既に50代以降である場合、一般的な定年年齢まで残りの期間が短いため、なるべく「守りの投資」をお勧めしたい。

 この年代になると子育てもひと段落している世帯が多いが、老後について深く考えるようになる年代でもある。万が一50代以降で投資による損失が出た場合、老後資金対策もしながら損失補填するとなると、あまり現実的ではないと言える。

 他にも考える方法として、元本の保証性が高いものを選ぶか否かというポイントもある。

 「投資には興味があるけど、なるべく損をしたくない」という場合は、間違いなく守りの投資が良い。具体的には個人向け国債、iDeCo、つみたてNISAがある。

 「多少は損が出ても良いので、増やしてみたい」と言う場合は、元本保証はないが、国内外の株式投資などがある。どの株を選んで良いかわからない場合は、手数料はかかるが投資信託から始めても良いだろう。

 また、個別銘柄に自信がない場合はインデックスファンドやETFで、全体的な値動きを学んでみるのも良いかもしれない。

 投資とは、当初決めたイメージ通りにいかない場合も多い。その際のポイントになるのは、どう方向転換できるかだ。あらかじめ投資の方向性を決めておくことは大事だが、実際に運用を始めた後は柔軟に臨機応変に対応していくことで、より損失を少なく抑え、継続して運用できるスキルとなる。

 特に初心者の場合は、必ず余裕資金で、時間と心の余裕を大切に、まずは少額からチャレンジすることをお勧めしたい。

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