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ユニクロとジーユー、4月から全店でショッピングバッグ有料化 プラ削減へ

2020-02-19 16:37:59

環境配慮型の紙製ショッピングバッグ。左がユニクロ、右がジーユー。(画像: ファーストリテイリング発表資料より)

環境配慮型の紙製ショッピングバッグ。左がユニクロ、右がジーユー。(画像: ファーストリテイリング発表資料より)

 ファーストリテイリングは18日、傘下のユニクロとGU(ジーユー)の国内全店舗で、4月以降ショッピングバッグを有料化すると発表した。

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 プラスチックによる環境への負荷を軽減するためで、すでにプラスチック製ショッピングバッグの紙製への切り替えが進められている。国内全店舗に紙製ショッピングバッグが導入される見通しとなり、この度の有料化に踏み切った。マイバッグの持参を勧め、ショッピングバッグ自体の使用量削減も目指す。

 紙製のショッピングバッグは、4月1日から国内の全店舗で1枚一律10円(税抜)で販売される。環境配慮型で、環境保全などの観点から、適切に管理された原料で製造されたことを示すFSC認証を受けた紙や再生紙が使用される。

 ユニクロとジーユーの各店舗では同時にオリジナルのエコバッグが販売され、マイバッグとして利用してもらえるよう顧客に呼びかける。ユニクロのオリジナルエコバッグはMサイズとLサイズの2種類で、各190円(税抜)。

 ファーストリテイリングは、2019年7月に使い捨てプラスチックの使用削減に関するグループ方針を策定した。持続可能な事業を構築するための取り組みの一環で、2020年中に海外を含めたグループの店舗全体で、顧客に手渡される使い捨てプラスチックを85%削減するという目標を打ち出している。

 この方針に沿って、各国で順次プラスチック製ショッピングバッグを廃止していた。一部商品のプラスチック製パッケージも廃止しており、2020年秋冬シーズンにはヒートテックなども代替素材を使用したパッケージに切り替わる予定だ。

 使い捨てプラスチックを削減する動きは、ヨーロッパなどを中心として世界中で高まっている。「環境への配慮」を経営上の重点領域のひとつとして掲げるファーストリテイリングも、使い捨てプラスチックの削減をはじめとする資源の適正な利用に取り組むことで消費者にアピールする狙いだ。

 国内ではスーパーマーケットなどでレジ袋が有料の店舗が増え、一部のアパレル店でもショッピングバッグ有料化の動きが出てきている。ファーストリテイリングの決定がこの動きを加速させるか、注目が高まる。

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