記事を印刷する | ウィンドウを閉じる

若者の本音聞く対話で炎上リスクを抑制、「LINEでZ世代会議」開始 dotなど

2019-05-01 09:22:01

「LINEでZ世代会議」のサービス概要。(dot発表資料より)

「LINEでZ世代会議」のサービス概要。(dot発表資料より)

 dot(東京都渋谷区)とループス・コミュニケーションズ(東京都渋谷区)は、Z世代の本音を聞ける対話型相談サービス「LINEでZ世代会議」の提供を開始した。同サービスを利用することで、企業が発信するメッセージや商品・サービスに対する炎上リスクを低減し、より効果的なオンライン施策を展開できるとしている。

【こちらも】SNS利用率、最多はLINEで約8割 InstagramとTikTokが成長 ICT総研の調査

 ソーシャルメディアを利用した広報活動は、近年頓に重要性を増している。しかし発信側が意図した内容を、受け手に正確に伝えることは非常に困難だ。本来伝えたかった想いとは異なる内容で伝わってしまった場合、謝罪やコマーシャルの掲載中止に追い込まれてしまうことも少なくない。それどころかソーシャルネットワーク状に炎上という形で広まった悪評を覆すことは難しく、長期間に渡る企業イメージの失墜を避けることはできないだろう。

 そこで重要になるのが、情報発信前に「世間がどのように受け止めるのか」を検証しておくことだ。しかし広報担当者がどれだけ頭を捻っても、発信するメッセージがどのように伝わるのかを事前に予測することは不可能に近い。そこをカバーするために生み出されたのが、Z世代の本音を知ることができる同サービスだ。

 Z世代(ゼネレーションZ)とは、1990年代後半から2010年までに生まれた、現在大学生より下の世代を指す。この世代は、インターネットの存在が当たり前となった時代に育っており、中学時代には既にSNSを使い始め、スマートフォンも中・高時代に所有しているなどネットに非常に敏感な世代と言える。

 「LINEでZ世代会議」は、クライアント企業ごとに用意された「Z世代メンバーのLINEグループ」に企業担当者が参加し、気軽な質問やディスカッションを通してZ世代の感じ方をヒアリングすることができる。そこでソーシャルネイティブなZ世代のメンバーによる、「この投稿は炎上する」「この投稿はエモい」「この投稿は拡散する」といった判定を受けることができるというわけだ。

 さらにループス・コミュニケーションズが提供する「危機管理相談サービス」や「ソーシャルメディア運用支援サービス」と共に利用すれば、より安全、且つ効果的にソーシャルメディアの利活用を行うことができるという。

 利用料はサービス内容により上下するが、最短契約期間3カ月の標準サービスなら月額40万円。標準サービスでは、LINEグループを通した「Q&Aディスカッション」により、約10人のZ世代と週1件程度意見交換をができ、LINEグループに参加したメンバーとは、月に1度リアルの場でもオンサイト会議が可能だ。

© Copyright Zaikei Shimubun 2019 All rights reserved.