「今日はどうしても会社に行きたくない」
「当日欠勤って迷惑だよね…だけど会社に行くのは辛い」
朝起きたとき、会社にどうしても行きたくない日はありませんか?上記のように当日欠勤に悩んでいる方は多いでしょう。どうしても休みたい日は休むことをおすすめします。この記事では当日欠勤の考え方や対策を詳しく解説します。当日欠勤に迷っている方は、ぜひ最後までお付き合い下さい。
- 案内人
『退職希望者』と『退職代行業者』の懸け橋になることを目標に本プロジェクトを立ち上げる。自分たちの退職時の経験から悩みに寄り添い、安心して利用できる退職代行業者のみを紹介する。
朝「仕事に行きたくない」と感じたら休むべき理由
朝、仕事に行きたくないと感じる方は意外にも大勢います。何となく行きたくない…と感じる方だけでなく、どうしても行けない・準備が進まないという方もいるでしょう。
朝仕事に行きたくないと感じたら休むことが得策です。ここでは、その理由を3つ紹介します。
1.精神的疾患のリスクがある
適応障害やうつ病などの症状や徴候として、朝仕事に行きたくないと感じているケースがあります。精神的疾患は最悪の場合、命を落としてしまう場合もあるため早期に治療をすることが重要です。
特に、適応障害は仕事などのストレス因によって引き起こされます。うつ病に移行しやすい疾病であるため、異変を感じたらまずは休むことが大切となるのです。
厚生労働省の公式ページには適応障害に関して以下のような記載があります。
仕事上の問題がストレス因となっている場合、勤務する日は憂うつで不安も強く、緊張して手が震えたり、めまいがしたり、汗をかいたりするかもしれませんが、休みの日には憂うつ気分も少し楽になったり、趣味を楽しむことができる場合もあります。
厚生労働省
朝、どうしても仕事に行きたくないと感じ、休むと気持ちが落ち着くという方は一度受診してみることを推奨します。また、そうでなくても朝仕事に行きたくないと感じるのは何らかのストレス状態にあるということです。精神的疾患のリスクともなるため、ゆっくり休むことがとても大切です。
2.休むこと自体は決して悪いことではない
日本では昔から休むこと=悪いことだというような風潮があります。日本人は頑張り屋さんが多いので、休まず働くことが美学だと感じている方も少なくないのです。
しかし、現在はストレス社会と言われるほどに多くの人がストレスを抱えています。「無理して働くのではなく、休むことこそが本当に必要な行動だ」と多くのメディアでも取り上げられるようになっています。
自身のコンディションを整えることは社会人としてとても大切なスキルです。どうしても仕事に行きたくない日は罪悪感を持つことなく休むことをおすすめします。
3.逆に会社の迷惑になることを防げる
どうしても仕事に行きたくない方の中には、何となく行きたくないという方だけでなく、本当に体調が悪い方もいるのではないでしょうか。
会社に行きたくない状態で無理に出勤しても、ミスや作業効率の低下で会社に迷惑をかけてしまうケースがあります。また、無理に会社に行って早退することになるなら、朝から休んでおく方が双方にとって良いでしょう。
会社に迷惑をかけることを防ぐという意味でも、休むことをおすすめします。
当日欠勤は「理由」の選択が重要
朝仕事に行きたくないと感じたことにより「休む」決断をすると、当日欠勤をすることになります。当日欠勤は会社に迷惑をかけてしまうことから気が引ける…という方も多いでしょう。
当日欠勤をする際は理由の選択がとても重要です。社内の人たちとの関係性を良好に保つためにも上手く理由を伝えましょう。
特に、何となく行きたくないという方はその理由をそのまま伝えるわけにはいきません。ここからは、当日欠勤の際におすすめの欠勤理由をご紹介します。
理由例➀自分の体調不良
休みをスムーズに認めてもらいやすい理由として「体調不良」が挙げられます。特に以下のような理由であれば、スムーズに休める可能性が高いでしょう。
- 発熱
- 吐き気
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 生理痛
- 頭痛
特に発熱や嘔吐・下痢などは感染症の疑いもあるため休みを認めてもらいやすいです。また、女性の場合であれば生理休暇を設けている会社も多いので職場の理解があれば無理なく休めるでしょう。
しかし、インフルエンザやノロウイルスなど長期の休みが必要となる感染症は診断書の提出が求められる場合もあるため、その後の対応に注意してください。
体調不良の際は、ただ体調不良と伝えるのではなく具体的な症状を伝えることが大切です。ただし、病気や体調不良でも大袈裟な嘘はつかないようにしましょう。
理由例②家族や親族の体調不良
家族や親族の体調不良で看病が必要、お見舞いが必要といった理由もお休みを認めてもらいやすいです。特に、お子さんがいる家庭では「どうしても面倒を見る人がいない」という状況を伝えると、承諾してもらえるケースが多いでしょう。
その他、家族の感染症や親せきの入院なども理由としては有効ですが、あまりことを大きくしてしまうと後々困ってしまう場合があるため注意が必要です。
理由例③予期せぬトラブルや事故
あまりおすすめの理由ではありませんが、予期せぬトラブルや事故などは確実にお休みできる例です。車の事故や親族の葬儀などを理由にお休みできる可能性も高いですが、後々ボロが出やすい理由なので注意して発しなければなりません。
当日欠勤で職場関係を悪化させない対策
当日欠勤をする際は理由の選択も重要ですが、職場関係を悪化させないように対策を講じておくことを推奨します。今後も働き続ける職場で雰囲気を悪くしてしまうと、更にストレスが増大してしまいます。ここからは、当日欠勤で職場関係を良好に保つ対策を見ていきましょう。
1.謝罪と感謝をきちんと伝える
とても大切な対策として謝罪と感謝をきちんと伝えることが挙げられます。欠勤当日はもちろんですが、次に出勤した際は上司や当日の出勤者に謝罪と感謝を伝えましょう。
かしこまる必要はありません。「ご迷惑をおかけしました。おかげさまで良くなりました、お休みありがとうございます」と伝えるだけで印象は大きく異なるでしょう。
2.電話で連絡をする
当日欠勤の場合は、LINEやメールではなく電話で連絡を入れましょう。会社の方針でLINEで伝達するようにと規定されている場合は、会社の指定通りの対応で構いません。
特に規定されていない場合は電話での連絡がベストです。会社や上司からの印象も変わりますので、勇気を出して電話をかけてみましょう。万が一、上司から質問をされた場合のために予めシュミレーションをしておくと安心です。
3.嘘はバレないように留意
嘘をついて休む場合は、その嘘がバレないように留意しましょう。軽い体調不良なら問題ありませんが、大きな疾病や事故などは嘘がバレてしまいやすくなります。
嘘をついて休んだことがバレると周囲からの印象は悪くなってしまうので、選択理由やその後の行動・発言に注意が必要です。可能であれば嘘はつかずに休むことが望ましいでしょう。
当日欠勤が続いて辛いときは「退職」も検討
1日の当日欠勤で心身ともに回復できればいいのですが、場合によっては当日欠勤が何日も続いてしまうケースもあるでしょう。当日欠勤が続くと会社からの印象が悪くなるだけでなく、自分自身のストレスも大きくなってしまいます。
当日欠勤が長期間続くケースは精神的に何らかの問題を抱えていることも少なくありません。そういった場合、退職や休職なども念頭に置いておくと良いでしょう。
精神状態が著しく悪い場合は家族や上司に相談し、心療内科を受診することを推奨します。1人で抱えこまず、周囲を頼ることが大切です。詳しくは以下の記事でも解説しているので併せてご覧ください。
どうしても退職が後ろめたい場合は、退職代行サービスの利用もオススメです。ストレスなく退職をすることができるサービスであるため、気になる方は以下の記事もチェックして下さい!
心のSOSに耳を傾けよう
朝仕事に行きたくないと感じるのは、何かしらのストレスや問題を抱えている証拠です。時にそれは心からのSOSとなります。
ぜひ、心の声に耳を傾け「休む」選択をしましょう。休むことは必ずしも迷惑をかけるわけではないので、自身の身体を大切にして下さい。
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